〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓 2003年4月30日
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◆◆◆ 日経MJに見るマーケティングの戦略・戦術 92号 ◆◆◆
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〜〜〜【マーケティング 今日のポイント】〜〜〜
まず敷居を低くしてみよう。
最初は売ろうとせず、好意的に接しよう。
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━━━━━━━━━ 2003年4月29日付日経MJ6面より引用 ━━━
■名鉄百貨店は名古屋駅前の若者向けファッション館「セブン館」で、
買い物をしなくても来店するだけでポイントがたまる会員カードの募集
を28日から始めた。
■セール情報や割引券が店頭端末で得られるため、消費者の来店や店舗
内の回遊を促すとみている。初年度に2万人の会員を集めたい考えだ。
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ナルホド、ナルホド … ピンと来た!(^o^)
⇒ マーケティングのヒント ⇒ 自分で早速やってみよう!
●今では百貨店に行かなくても、日常必要なものはすべて他で揃います。
デパ地下の食品街は、OLに人気があることで話題になったりしますが、
基本的には専門店やディスカウンターに押されて、衰退していると言っ
ていいでしょう。
●しかし、百貨店というのは歴史があり、ブランドイメージはまだ残っ
ています。モノを買うということについては、他で間に合うし商品単価
も高いから店に入りもしませんが、その場にいることをゆったりとして
楽しむという点においては、専門店やディスカウンターよりも価値が見
出せるのではないでしょうか。
●そこで、百貨店は百貨店の楽しみ方を提案すべきです。「来てゆっく
りしていってください。もし気に入ったものがあったら、ついでに買っ
てください」という提案です。
●店全体の雰囲気そのものを商品にするのです。受け付けやエレベータ
ー案内係りの女性店員の笑顔も商品です。その他に、絵画などの美術品
を店内のあちこちに展示したり、歩き疲れた人のために休憩するための
コーナーを多めに儲けます。
●このようなコンセプトのもと、「あなたのご来店により、おかげで店
がにぎわいました。ありがとうございました」という意味で、名鉄百貨
店のようにポイントをあげるのです。お客は、ゆっくり楽しんだうえに
貯まれば買い物券に変わるポイントまでもらい、満足します。
●お客の心には、以前にもご紹介した「社会的交換理論」が働きますの
で、すべての客がそうだとは限りませんが「お返し」をしようという心
理が無意識のうちに湧いてきます。それは年に1回かもしれませんが、
例えば中元・歳暮だけはあの百貨店から買おうというふうになるのです。
●また、百貨店側には、記事にあるように、貴重な顧客情報が蓄積され
ます。来店するばかりでほとんど買おうとしない顧客も明らかになりま
すから、そのような顧客を除いてDMを送付するなどもでき、効率化が
図れます。
●とにかく敷居を低くして、まず来てもらうことが大切です。来続けて
いれば、いつの日か購入する確率が高いのです。これは百貨店に限った
ことではありません。あなたの会社に人が寄って来るような、そんな仕
掛けを考えてみましょう。
――――――――――――― 今日はここまで (^o^) ―――――――
■■■ちょっと一言
『中庸』(儒教の四書のひとつ)の中にいい言葉を見つけました。「人
一たびこれをよくすれば己これを百たびし、人十たびこれをよくすれば
己これを千たびす」。つまり、他人の百倍努力しなさいという意味です。
そうすればどんな馬鹿者でも実力者になれるという意味の言葉が続いて
います。逆に言うと、100倍の努力をしてもいないのに、「もうだめだ」
と弱音を吐くのはおかしいんですね。
不景気だという前に、人の100倍努力しましょう。私もやります。(^0_0^)
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