ロフト社長、「特区」を導入して売り場活性化

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 ◆◆◆ 日経MJに見るマーケティングの戦略・戦術 925号 ◆◆◆

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      〜〜〜【マーケティング 今日のポイント】〜〜〜
         あなたは臆病風に吹かれていないか。
      それでは面白い企画を生み出すことはできない。

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 ━━━━━━━━ 2006年8月22日付日経MJ(3面)より ━━━━━
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 ◆◇◆    「このまま続けると店がおもしろくなくなる」
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  ◆          ロフト社長、安森 健さん
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 今日は、西武百貨店の一事業部門から独立して10年目を迎えた生活雑貨
 専門店、ロフト(東京・新宿)の社長、安森健さんへのインタビュー記
 事です。

 ■「昨年から今年にかけて東京・渋谷と大阪・梅田の旗艦店に『特区』
  という考え方を導入しました。両店に自分で仕入れ、稼いだ収益を再
  投資するという大きな権限を与えました」

 ■「顧客調査で『おもしろくない』『かわいくない』という声があり、
  ロフトの特徴が薄れていることが分かりました」

 ■「特区導入に伴い現場に分散していた“目利き”を公募しました。文
  具やバラエティー雑貨を中心に顧客からの反応も良く、店としておも
  しろくなってきました」

 ■「自社開発商品も手掛けます。バイヤーには失敗してもいいから一人
  一品は開発しろと言っています。商品を作り込むことは原価などに注
  意深くなるという利点があります」

           とのこと。それで、↓↓↓

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    わかったゾ!!! これぞマーケティングの極意なり。
   ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
 

 ●組織に勢いをつけること。それがリーダーの仕事だと孫子は言います。
  しかし、この勢いというものは、瞬間的につけることはできても、継
  続的に保ち続けるのは至難の業です。

 ●ロフトは、西武百貨店から独立して10年だそうですが、10年もやって
  いると、会社設立時のような爆発力は無くなり、効率重視で上手に働
  こうとする社員が増えているでしょう。

 ●商品の選択では「売れ筋」ばかり集めるようになり、意外性のあるも
  の、売れるかどうかわからないものは敬遠されるようになります。そ
  の結果、「おもしろくない」「かわいくない」没個性的な商品ばかり
  の売り場ができ、勢いも無くなってしまうのです。

 ●そこで、ロフト社長の安森健さんは、ユニークな制度を取り入れまし
  た。一部の旗艦店だけですが、自分で仕入れ、稼いだ収益を再投資す
  るという大きな権限を与えるというもの。

 ●しかし、それでもお客の反応が鈍いと、せっかくの特区構想がダメに
  なりますね。安森さんは現場に散らばっている“目利き”を公募する
  ことで、その人たちに仕入れさせることにしました。

 ●また、バイヤーには「失敗してもいいから一人一品は開発しろ」と指
  示しています。これらの施策によって、おもしろい店、勢いのある会
  社が復活しつつあるのです。

 ●なぜ、そうなるのかというと、人間は誰もが、

  「自分の力を試してみたい」

  と思っているからです。

 ●例えば、世の中のサラリーマンには「自分も独立・開業して、一国一
  城の主になりたい」と思っている人が多いですが、これも、自分の力
  がどこまで通用するか試したい、という考えがバックにあるでしょう。

 ●しかし、そう思っても、ほとんどの人は独立できません。今の生活が
  守れるか、不安だからです。さらに、独立せずに会社員でいても「も
  し失敗したらどうしよう」という思いから、無難な仕事ばかりを選択
  してしまいます。

 ●その部分を取り払ってあげたら、皆、生き生きしてくるのです。“目
  利き”として選ばれた人たちは、特区で自分の力を思い切り出せます
  し、バイヤーは「失敗してもいい」と言われているわけですから、前
  向きに勝負できますね。

 ●マーケティングは「楽しさ」の要素がとても重要です。やる人に楽し
  さが無かったら、企画もつまらないものになってしまうのです。社員
  を「いっちょやってやるか!」という気持ちにさせてから、企画を考
  えさせるようにしてください。

 ───────────── 今日はここまで (^o^) ──────

 ■■■ちょっと一言

 昨日は、中小企業診断士の理論政策研修に参加してきました。この研修
 に出るのは、前の制度の頃も合わせると9回目になりますが、初めて

 「おもしろい!」

 と感じました。診断協会も変化しています。

 ケーススタディで、風前の灯となっている1つの企業のデータを見なが
 ら、この企業が再生できるか、できないか、グループで検討するもので
 した。

 私は、マーケティング面は考える視点を持っているものの、キャッシュ
 フローについての認識が不足しているので、グループにいた税理士資格
 保有者の意見を参考にしながら考えました。

 また、その企業の業界に詳しい人もグループ内にいたので、データの裏
 側まで考えられました。とても参考になりました。

 さて、今日はJMMO(日本マーケティング・マネジメント研究機構)
 の月例会に参加してきます。(#^.^#)

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