〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓 2003年4月26日
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◆◆◆ 日経MJに見るマーケティングの戦略・戦術 88号 ◆◆◆
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〜〜〜【マーケティング 今日のポイント】〜〜〜
新しい価値を生み出す。
新しいものは古いものの組合せから生まれてくる。
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━━━━━━━━━ 2003年4月26日付日経MJ1面より引用 ━━━
■大阪・心斎橋から歩いて十分ほどの距離ながら、今でも木造の古い民
家や商家の蔵、共同井戸のある長屋などが数多く残るのが空掘商店街か
いわい。この古い民家を改装して、最新の商業スポットに生まれ変わら
せたのが建築家、六波羅雅一(42)だ。
■2001年4月、六波羅は残された建築資産を生かして、その良さを多く
の人に知ってもらおうと「からほり倶楽部」を結成。建築家や経営コン
サルタントなど約40人が名を連ねた。
■今年2月1日、空掘の一角に、築百年以上と推計される古い屋敷を改
築した商業施設「練(れん)」がオープンした。
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ナルホド、ナルホド … ピンと来た!(^o^)
⇒ マーケティングのヒント ⇒ 自分で早速やってみよう!
●戦略というのは簡単に言えば「誰に何を(どんな価値)を与えるのか」
ということです。人生戦略も企業戦略も戦争の戦略も皆同じです。指揮
官の戦略がハッキリしていて、決心のレベルに高まっていれば、成功す
る度合いは非常に高まります。固い決心があれば「何度失敗しても成功
するまで続ける」ことになりますから、当たり前ですね。
●六波羅さんの戦略は、「昔ながらの日本の精神が宿る古い建築物を甦
らせ、現代の年配層には懐かしさを、若者には新鮮さを感じさせたい」
ということでしょう。その結果、建築物が不動産として流通し、ビジネ
スになっています。
●「こんな価値を提供したい」「こんなことができないか」というのは、
希望として誰もが抱くことです。そこまではよいのですが、具体策に落
とし込むという段階で、挫折することが非常に多いようです。
●無から有を生み出すというのは、まずありません。どんなにすぐれた
人物であっても、すでに有るものを組み合わせることで、新しい価値を
生み出します。
●例えば小説家の星新一さんは、ショートショート(超短編小説)を書
く際、いろんな言葉を書いたカードを伏せてばらまいておき、適当に2
枚めくって、その2つの言葉を題材に新たな作品を生み出したそうです。
例えば、めくったカードが「梅干し」と「宇宙」だったら、その2つを
組み合わせて書くのです。
●建築家である六波羅さんは、「新しい建築に関する知識」と「空掘商
店街かいわいの古い建築物」を融合させて、新しい価値を生み出しまし
た。さらに、現代のアーティストの作品、古い家具や時計なども組み合
わせました。
●このような作業を通して、「提供したい価値」を目に見える形にして
現すことができれば、今度はそれをどのように提供するかというマーケ
ティングプロセス構築の段階に入ります。
●赤ん坊がお父さんとお母さんの組み合わせで生まれてくるように、新
しいものは既にあるものの組み合わせから生まれてきます。企業に応用
するならば、自社内にはどんな技術や資産があるのか、外部の何と組み
合わせれば新しい価値が生まれるか、を考えることになります。
――――――――――――― 今日はここまで (^o^) ―――――――
■■■ちょっと一言
ブレーンストーミングとかKJ法とかの発想技法がありますが、うまく
進めれば効果的です。ただ、時間がかかるのと、会議をリードできる人
が社内にいないのがネックになるんですね。社長さんは、一度そのよう
な手法を教える研修会に出られたらよいと思います。
この手法を使えば、星新一さんが膨大な作品を残せたように、行き詰ま
ることがほとんど無くなり「道は無限にある」ということになります。
大企業では新入社員研修で取り入れているところが多いようですが、新
入社員ではその価値はわからないでしょう。やはり、日常問題にぶちあ
たっている経営者でないと…。
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