〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓 2003年4月25日
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◆◆◆ 日経MJに見るマーケティングの戦略・戦術 87号 ◆◆◆
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〜〜〜【マーケティング 今日のポイント】〜〜〜
心が疲れている現代の日本人。
「癒し」と「鍛錬」のニーズがある。
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━━━━━━━━━ 2003年4月24日付日経MJ9面より引用 ━━━
■ネットエイジ(東京・渋谷、西川潔社長)はインターネット上で心の
健康を自己管理するサービス「エムトップ」を個人向けにも販売し始め
た。
■個人向けサービスは利用者1人当たり月額500円で、ASP(ソフト
の期間貸し)の形で提供する。
■具体的には月1回、画面上の120の質問に答えると、ストレスの原因
や影響のほか、自分がどれだけストレスに強いかが分かるということだ。
サイトはこちら → http://www.mtop.jp/
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ナルホド、ナルホド … ピンと来た!(^o^)
⇒ マーケティングのヒント ⇒ 自分で早速やってみよう!
●ついにここまできたかという感じがしないでもないですね。自分の心
の状態をインターネットで管理するというサービスです。モノの豊かさ
から心の豊かさを求める社会になったと言われて久しいのですが、心は
どんどん貧しくなっている表れのようにも思えます。
●それはそれとして、このサービスにニーズがあり、現代社会において
価値が認められることだからこそ、ビジネスとして成立するわけです。
西川社長はそこを見逃しませんでした。
●現代人は表面だけの付き合いが得意ですが、心の中まではお互いに踏
み込みません。しかしそのままでは相談相手も少なく、行き詰まってし
まいますので、機械にチェックしてもらい、なんとか立ち直る方法を探
します。
●また、ストレス耐久力を強化する学習プログラムも提供するというこ
とですので、心の教育も手がけるのでしょう。いよいよビジネスマン向
けの心の教育が商売になってきました。
●さらに、今後は主婦や教員、子供向けのメニューも追加するとのこと
ですが、そこまで裾野が広がってこのビジネスが成功したならば、従来
のいわゆる知識教育とは異なる分野で、教育の柱が民間から生まれてく
る可能性もはらんでいます。
●このような動きは他にも芽生えています。トヨタ、中国電力、JR東
海が中高一貫校を設立し、2005年に開校するそうですが、「豊かな教養」
「日本人の誇り」等をあわせもつ人材の育成をしていくとのことです。
●強い心は、豊かな教養から生まれます。現代のストレス社会、癒しブ
−ム、そしてネットエイジやトヨタの取組みを考えると、サービス業の
新たな事業分野が見えてきそうな気がします。
●あらゆる産業は、サービス業の要素をはらんでいます。どんな産業に
おいても相手のお客は必ず人間だからです。既存の商品に、「癒し」や
「教養」を付加して、顧客の心を明るくする、元気にする商品に仕上げ
れば、他との差別化が図れます。
――――――――――――― 今日はここまで (^o^) ―――――――
■■■ちょっと一言
今週発生した青年会議所メンバー間の殺人事件は、報道によると仲の良
い友人同士だったそうですね。少なくとも表面的には…。どんな背景が
あるかわかりませんが、心の闇は深いものがありそうです。
私もあちこちの企業に関わらせていただいていると、たまに「え、あの
人がそんなことを…」と驚かされるようなことが起こります。本当の心
の触れ合いが不足しているのと、もう1つは思想教育の貧困が原因だと
断定します。思想教育は、まずトップが思想を学ぶ、そしてそれを社員
に伝える、というそれだけのことなのですが…。少しずつ取り組んでみ
てはいかがでしょうか。
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