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◆◆◆ 日経MJに見るマーケティングの戦略・戦術 862号 ◆◆◆
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〜〜〜【マーケティング 今日のポイント】〜〜〜
あなたはどのようなイメージ戦略を描いているか。
確固たる方針を確立しよう。
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━━━━━━━━━━━━━━ 2006年5月19日付日経MJより ━━━━
□■□ 本日の注目記事(3面)
■□■ 「いいちこ」のイメージ戦略奏功 三和酒類
□■□ 売上高の5%を上限として広告宣伝費を計上
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今日は、日経POSデータによる焼酎の売れ筋ランキング(06年4月10
日〜5月7日)で1位に輝いた三和酒類「いいちこ」に関する記事です。
■三和酒類の「いいちこ」の強さの源は、40代男性を主なターゲットに、
1984年に始めた広告にある。
■砂浜や深い森などを背景に瓶入りの「いいちこ」を一本ポツンと置き、
自然の中でゆったり楽しむイメージを訴え続けた。
■このポスターを月1回、地下鉄車内などに掲示。同様のイメージのテ
レビCMも86年から放映した。新聞広告の掲載も同じ年に月1回の頻
度で始めている。
■一方で、「広告戦略で商品イメージを高める一方、価格はイメージよ
り低くしている」(西会長)。
■値崩れを避けるため、商品の販売チャネルにも気を配っている。
とのこと。それで、↓↓↓
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ナルホド、ナルホド … ピンと来た!(^o^)
⇒ マーケティングのヒント ⇒ 自分で早速やってみよう!
●焼酎の中でも、「いいちこ」にはなぜか別格のような感じを受けてい
ましたが、今回の記事を読んで理由がわかりました。三和酒類のイメ
ージ戦略の狙いどおりに私の心理は操作されていたようです。(^_^;)
●「いいちこ」は1979年発売だそうですから、すでに27年間売れ続けて
いるロングセラー商品です。40代の男性をターゲットに、一貫して自
然の中で楽しむイメージを訴え続けてきました。
●40代といえば、社会で中心的な役割を果たす年代ですね。それだけに
ストレスもたまりやすく、はけ口を求めている人も多いでしょう。そ
んな彼ら(私もですが)を癒してあげるお酒だ、ということだと思い
ます。
●私は焼酎は好きですが、高級品はともかくとしても、この1000円前後
の焼酎の味の違いはよくわかりません。もちろん、麦か芋かくらいは
わかりますが。(米はちょっと自信がありません)
●焼酎を飲んでいる人の大半は、私と同じではないでしょうか。とすれ
ば、売り場でどれを手にとるかというときに「これはちょっと違う」
と素人の消費者にもわかるものが必要になります。
●「いいちこ」は広告宣伝費をかけているので、他の焼酎に比べて露出
度が高く、しかも、少し高級なイメージがあります。売り場では当然、
消費者の目に留まります。そして、値段を見ると・・・
●他とあまり変わりません。とすれば、イメージが良い分、「いいちこ」
を選ぶ人が多くなります。このサイトを見ると、いかに「いいちこ」
がイメージに力を入れてきたかがわかります。
「iichiko WORLD」⇒ http://www.iichiko.co.jp/
●三和酒類は、記事によれば2005年7月期には20億円以上、広告宣伝費
を計上したとみられるとのこと。販路も絞り、値崩れするのを避けて
います。イメージを維持することで、発売から30年近く売り続けてい
るのです。
●さて、あなたは、あなたのブランドイメージをどのようなものにしよ
うとしていますか。それに関して、確固たる方針をお持ちでしょうか。
●それも「こうありたい」と自分勝手に考えてもうまくいきません。タ
ーゲットは何を欲しているのか、それにピッタリのイメージは何か、
と検討して、自分の希望とすり合わせる必要があります。
●そのうえで、広告宣伝費を投入します。本当によいものなら、世の中
に広く伝えるのは義務だと考えましょう。勇気を出してその義務を果
たした企業だけが、成長・発展していくのです。
───────────── 今日はここまで (^o^) ──────
■■■ちょっと一言
イメージというのはコロコロ変えられるものではないので、どんなイメ
ージでいくかを決断するのは勇気がいります。
だからこそ、ロゴマークなどのデザインを決める際には、自社は何を目
指しているのか、この商品で伝えたいものは何か、誰にどう感じて欲し
いのか、などの事前の検討がとても重要なわけですが・・・
目先の売り上げだけを見ていると、なかなかそこまで思考が及ばないで
すね。そのあたりに、長期を見据えた三和酒類と、他の会社の違いがあ
りそうです。
さて、明日は天神増販塾。「コンセプト」を決めて、それをどうターゲ
ット顧客に伝えていくか、各参加メンバーが勇気を出して戦略を決定し
ます。いよいよ、本丸に突入です。(#^.^#)
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