バルス、「フランフラン」展開。消費者の期待を裏切るのがテーマ

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 ◆◆◆ 日経MJに見るマーケティングの戦略・戦術 824号 ◆◆◆

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      〜〜〜【マーケティング 今日のポイント】〜〜〜
           あなたには「遊び心」があるか。
        これ無しにマーケティングは成功しない。
  
      〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 ━━━━━━━━━━━━━ 2006年3月22日付日経MJより ━━━━
 □■□  本日の注目記事(3面)
 ■□■   消費者の期待を巧みに裏切るのがテーマ  バルス
 □■□      高いデザイン性と遊び心で独自の生活空間を演出
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 今日は、家具インテリア専門店「フランフラン」を展開する、業績好調
 のバルスに関する記事です。

 ■典型的なのがコンパクトスピーカー(3990円)。野球ボール大の球形
  で、使うときは真ん中をパカッと開いて置く。マウス(同)も円形と
  四角形を組み合わせた独自の形状。

 ■20代の女性を中心に売れ行きは順調で、すでに月間売上高は目標の2
  倍に達しているという。販路はあくまでフランフラン店舗に限定する。

 ■フランフランが「デザインによる新たな価値を創出する」という理念
  のもと、商品領域を拡大するために現在取り組んでいるのが、様々な
  メーカーなどとのコラボレーションの強化だ。

 ■フランフランで展開するアイテムは約5千。春夏・秋冬の半期ごとに
  商品を入れ替え、毎年1000〜1500の新商品を投入する。

 ■「商品自体が店舗の風景を作り出す」(高島郁夫社長)

           とのこと。それで、↓↓↓

  ────── ∞ ────── ∞ ────── ∞ ───────

  ナルホド、ナルホド … ピンと来た!(^o^)
  ⇒ マーケティングのヒント ⇒ 自分で早速やってみよう!


 ●バルスのホームページに掲載されている同社の商品を見ていたら、ふ
  と、

  「こんな家具や家電製品、その他のモノに囲まれて生活をしてみたい」

  という気持ちが湧いてきました。こちらをご覧ください。
  ⇒ http://www.francfranc.com/products/index.html

 ●お釈迦様は「人生は四苦八苦。苦しいことばかり」と説きましたが、
  そんなこの世だからこそ、少しでも「苦しさ」をやわらげてくれる商
  品やサービスがあれば、人は購入します。

 ●「楽をしたい」という人間の欲求が常に存在するため、人類は大昔か
  ら暮らしやすくするためのモノを作り続けてきました。「使いやすさ」
  や「便利さ」を実現してくれるモノに加えて・・・

 ●「苦しさ」を忘れさせてくれる「楽しさ」や「癒やし」も追求してき
  たのです。それが芸能や芸術です。この世に音楽や映画、絵や彫刻な
  どの美術品が無かったら、なんてつまらないでしょう。

 ●家具も家電製品も本来の機能をしっかりと果たしてくれれば、何の不
  満もありません。しかし、それに「楽しませてくれる」「気持ちをな
  ごませてくれる」という要素が加わったら、心が軽くなりはしないで
  しょうか。

 ●バルスは、「消費者の期待をいかに巧みに裏切るか」をテーマとして、
  商品を開発しています。それは、とてもユニークな形状や色使いに現
  れており、消費者に受け入れられて、2006年1月期は売上高、経常利
  益とも2期連続で2ケタ増という結果を出しています。

 ●デザイン力を武器に、三洋電機、エレコムなど、さまざまなメーカー
  とコラボレーションすることで、他では売っていないオンリーワンの
  家電製品などを開発・販売しているのです。

 ●「消費者を喜ばせる」とはよく言いますが、眉間にしわを寄せても、
  「楽しさ」や「癒やし」を感じられる商品は生み出せないでしょう。
  バルスでは「遊び心」を大切にしています。

 ●マーケティングとは、顧客を喜ばせるためのもの。ならば、こちらの
  ふところ具合ばかり心配して険しい表情になるのではなく、相手をビ
  ックリさせようとニコニコしながら企画を考えたいものです。

 ●あなたは、マーケティングを金儲けの手段と考えていませんか。もし
  そうなら、なかなかうまくいかないでしょう。自分のことばかり考え
  る人はマーケティングに向いていません。

 ●あなたの心に「遊び心」があるかどうか。これがポイントです。人を
  喜ばせようと思えば、どうしてもこれが必要になるのです。それも、
  真剣に相手のことを考えれば考えるほど、あなたの心は明るくなって、
  「遊び心」が湧いてくるはずです。

 ───────────── 今日はここまで (^o^) ──────

 ■■■ちょっと一言

 昨日は午前中、JMMOの勉強会に出席した後、法務局に行きました。
 会社の代表者は、自宅を引っ越したら届け出なければいけないそうなの
 です。費用は1万円!

 会社を設立すると、引っ越しも気軽にはできないんですね。本社も自宅
 から事務所に移転したので、もちろん、それも法務局に届けましたが、
 こちらは3万円支払いました。

 私の場合、同じ町内で距離は100メートルも移動していないと思うので
 すが、関係ないそうです。会社設立をお考えの皆さん、本社や自宅の場
 所については、よく考えておいた方が良さそうですよ。(#^.^#)

 ※新会社法施行で、LLCをお考えなら、
 『日本版LLC(合同会社)はこうつくる』

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 ■■■読者からのお便りコーナー

 「こんばんは、0と申します。

  いつも真剣に『日経MJに見るマーケティングの戦略・戦術』
  を拝読しております。

  今回の『マーケティング 今日のポイント>目先の利益を捨て
  る覚悟を持とう』
      
  私の会社もとりあえずシェアにこだわっています。赤字でもシ
  ェアをとる為に勝負してしまいます。
  そんな状況ですので、カゴメの件は考えさせられます。
  
  また、興味深いのは”シェアを追うことを捨てても、やり方に
  よっては利益をとりながら、シェア増大も可能というところで
  す。覚悟がいりますが、結果として戦略正解ということですね。

  会社員ですので自分の一存では無理ですが、無理なシェア拡大
  策を再検討して、今の自分の営業法をきっちり熟成させていけ
  ば、カゴメのような姿も可能だと確信できました。ありがとう
  ございます。

  今後も楽しみにしております。」


 ★濱本からの返信

 「Oさん、こんにちは!

  濱本です。

  真剣にお読みいただき、ありがとうございます!
  そう言っていただけると、私も力が入ります。

  売り上げが大きければ、世間からの評価も高いと言えるとは思い
  ますが、それがもし、商品・サービスの中身はそっちのけで、単
  に安売り・押し売りで得られたものだと・・・

  企業として長続きはしないですよね。

  カゴメのように売り上げまで伸びれば言うことなしですが、たと
  えそうはいかなくても、長期的に考えれば、やはり中身の充実を
  最優先させるべきだと思います。

  また、安易な安売りをやめ、販売企画の内容を見直すことも必要
  ですね。マーケティング全体の問題としてとらえましょう。

  では、また!」

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