サントリー、縁の下の力持ち「デザイン部」

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 ◆◆◆ 日経MJに見るマーケティングの戦略・戦術 780号 ◆◆◆

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      〜〜〜【マーケティング 今日のポイント】〜〜〜
       あなたは商品のデザインにこだわっているか。
         伝える努力はデザインに表れる。
  
      〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 ━━━━━━━━━━━━━ 2006年1月18日付日経MJより ━━━━
 □■□  本日の注目記事(3面)
 ■□■   縁の下の力持ち「デザイン部」     サントリー
 □■□       消費者にメッセージを的確に伝える
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 今日は、緑茶の「伊右衛門」や缶チューハイ「−(マイナス)196℃」
 など相次ぎヒット商品をを生み出すサントリーのデザイン戦略に関する
 記事です。

 ■‥‥デザイン部の水口洋二アートディレクターだ。‥‥水口氏は味の
  改善点など意見を出す。部門を超えたコミュニケーションで、商品開
  発当初からコンセプトを共有、デザインとの融合を実現する。

 ■これが「外部委託するデザイナーとの大きな違いの1つ」(水口氏)

 ■伊右衛門の500ミリリットルペットボトルは竹筒をイメージした。緑
  一色のパッケージカラーと、ボトル中ほどに入ったくびれの目新しさ
  で消費者を引き付けた。

 ■自前でデザイナーを抱えながら、社外と「コンペ」で競わせることが
  多いことも同社の特徴だ。

 ■サントリー創業者の鳥井信治郎氏は当初からデザインの重要性を強く
  意識し、大正時代にすでに社内にデザイナーを抱えていた。

           とのこと。それで、↓↓↓

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  ナルホド、ナルホド … ピンと来た!(^o^)
  ⇒ マーケティングのヒント ⇒ 自分で早速やってみよう!


 ●大半の経営者は「デザインはよくわからない」と思っているのではな
  いでしょうか。私もそうです。しかし、商品の売れ行きがデザインに
  大きく左右されることは認識していると思います。

 ●緑茶のペットボトルの例は、ピンと来やすいですね。私も、伊藤園の
  「おーいお茶」やキリンビバレッジの「生茶」など5〜6種類の商品
  を飲み比べたことがあり、確かに味は微妙に異なりますが・・・

 ●しかし、緑茶は緑茶。自動販売機等の前に立っても、それぞれの味を
  思い浮かべてから購入することはありません。パッと見たときのデザ
  インと名前から、どれにするかを決めます。

 ●私が購入するものは、知らず知らずのうちに「おーいお茶」と「伊右
  衛門」に絞られているようです。もしも中身が他の緑茶と変わっても、
  これらを購入するかも。

 ●それくらい、デザインというものは人の意思決定を左右します。記事
  によれば「伊右衛門」は日本茶の本道を意識したとのこと。「おーい
  お茶」は郷愁をそそるネーミングですね。

 ●サントリーでは、創業者の鳥井信治郎氏がデザインを重要視していた
  そうで、今も20人以上の社内デザイナーを抱えています。鳥井氏自身
  がデザインに詳しかったかどうかはわかりませんが・・・

 ●明治・大正期でも、ワインやウィスキーの売れ行きが、瓶の形やラベ
  ルによって異なってくることに気づいたのではないでしょうか。しか
  し、外注するほどデザイナーが世の中に存在しなかった当時は、自前
  で育てるしかなかったのでは。

 ●ともあれ、同社ではすでに100年近くもデザイナーを抱えて自社商品
  のデザインを考えさせ、そのうえに社外のデザイナーと「コンペ」で
  競わせています。それだけデザインが重要だということですね。

 ●外注も悪くはないですが、同社アートディレクターの水口洋二さんが
  言うように、デザイナーも社員として雇い「商品開発当初からコンセ
  プトを共有」すると、より商品を的確に伝えるデザインができると思
  われます。

 ●デザイン部を自社内に持っていないほとんどの企業が外注先を選ぶ際
  は、打ち合わせを嫌がらず、商品コンセプトを深く理解しようとする
  デザイナーを選ぶ方がよいでしょう。

 ●さて、あなたは「商品やサービスが顧客にどのように見えるか」とい
  うことについて、どれくらい意識していますか。顧客は商品を選択す
  る際、買う理由を理屈で考えても、最後は感情で意思決定します。

 ●最初に目を引き、最後の瞬間も後押しするのが、デザインの力なので
  す。その部分が弱ければ買ってもらえる可能性は当然低くなります。
  自分がわからなくても「商品の中身が伝わるデザインになっているか」
  強く意識しましょう。大事なのは、伝えようとする「思い」です。

 ───────────── 今日はここまで (^o^) ──────

 ■■■ちょっと一言

 昨日の昼間、衆院国土交通委員会で行われた小嶋進・ヒューザー社長の
 証人喚問をテレビで少し見ました。ご存知とは思いますが、「刑事訴追
 の恐れがあるので、証言は控えさせていただきます」という答弁が繰り
 返されました。

 「事実を明らかにする」という姿勢はまったく見られなかったですね。
 補佐人の弁護士に「不利になる可能性があることは証言するな」とでも
 言われたのでしょうが・・・

 つい先日まで雄弁だった人がこうも変わるものかと、人間の醜い部分を
 見た思いがしました。「保身のために戦う」決意をしたということでし
 ょう。

 「兵法の極意は己の欲に克つことにあり」。小嶋社長を反面教師としな
 ければいけませんね。(#^.^#)

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