〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓 2005年12月14日 〓〓〓〓〓〓
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
◆◆◆ 日経MJに見るマーケティングの戦略・戦術 762号 ◆◆◆
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
〜〜〜【マーケティング 今日のポイント】〜〜〜
新しいことに自前で取り組むのは時間がかかる。
異業種の専門家と提携しよう。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
━━━━━━━━━━━━━ 2005年12月14日付日経MJより ━━━━
□■□ 本日の注目記事(20面)
■□■ ケーキ風のタオル人気 今井タオル
□■□ デザイン事務所と組み、自ら新商品開発
────────────────────────────────
今日は、業界の慣習を打ち破り、独自商品の開発と直営店の運営に乗り
出した今井タオルに関する記事です。
■今井タオル(愛媛県今治市、今井秀樹社長)が運営する「FIL+U
SINE(フィル ユージーヌ)」(東京・渋谷)。
■マグカップにタオルを詰めた「マグ BOX 1P」(1785円)や、
タオルを丸めてロールケーキをイメージした「ケーキBOX」(1365
〜1680円)は、ケーキ店をイメージして独自開発した「CHOCOL
AT(ショコラ)」ブランドの商品。
■主婦の口コミで人気が次第に広がっている。
■アパレルやインテリアのデザイン事務所、メイフェアースタジオ(東
京・渋谷)と組み、過去の常識にとらわれない商品づくりを目指した。
とのこと。それで、↓↓↓
────── ∞ ────── ∞ ────── ∞ ───────
ナルホド、ナルホド … ピンと来た!(^o^)
⇒ マーケティングのヒント ⇒ 自分で早速やってみよう!
●私は、明日、福岡市で、中国・大連の政府関係者の皆さんに日本企業
の経営戦略についてお話しすることになっていますが、中国人向けセ
ミナーで必ず出す話題の1つに日本の繊維産業の低迷があります。
●「原因は何だと思いますか?」と聞くと、「中国で作っているからで
す」とお答えになります。あちらの方もよくご存知なんですね。タオ
ルも例外でなく、中国産の安いタオルに押されています。
●しかし、ここにきて、日本のタオルメーカーに新しい風が吹き始めま
した。今まで商品開発や販売を卸にまかせてきた中小メーカーが、自
らの手でそれらをやろうとしています。
●記事によれば、「85年のピーク時に1200社を超えた国内のタオルメー
カーは今は350社程度」とのこと。このままでは自社もつぶれると考
えた経営者が新しい動きをするのは、むしろ当然のことと言えます。
●では、今までやったことのないものをどうやってやるのでしょう。言
われたものを作るだけだった会社が、いきなり新商品を開発する…。
修行を積んでいる間に会社が傾いてしまうかもしれません。
●今井タオルは、デザイン事務所と組むことにしました。そしてできた
のが、ケーキ風のタオルです。マグカップに入ったものやロールケー
キ風のものなどがあります。
●私などは「カップに入っていても、しょせん、タオルはタオル」など
と思ってしまいますが、主婦の口コミで広がっているとのこと。掲載
されている写真を見ると、見た目はとてもかわいらしいものです。
●また、同社は、LOHAS(ロハス…健康を重視し、持続可能な社会
生活を心がける生活スタイル)層向けに、オーガニックコットンなど
を使用した新ブランドも投入したとのこと。
●日本のタオルメーカーが中国企業に負けないためには、品質・デザイ
ン・販売手法などを工夫するしかありません。今井タオルは、良いモ
デル企業となっています。
●さて、あなたの会社は、業界の中でどのようなポジションにいますか。
伸び盛りの業界なら、その他大勢の中の1社でもかまいません。風に
乗って成長していけますから。
●しかし、業界そのものが下降線をたどっているのなら、特異性を打ち
出さなければ生き残れません。そのための手っ取り早い方法が、異業
種と組むことです。
●特に、品質の差をつけるのが難しくなってきている今日、視覚的に驚
きを与えたり、高い機能性を生み出したりできるデザインの専門家と
提携すれば、比較的早期に高い成果を出すことも可能です。他の業界
のプロと、幅広く交流しましょう。
───────────── 今日はここまで (^o^) ──────
■■■ちょっと一言
京都の学習塾で、大学生のアルバイト講師が小学6年生の生徒を刺殺す
るという事件が起きました。
今回の犯人は若い講師でしたが、学校のベテラン教師も時に問題を起こ
しています。「講師が若く、人間的に未熟だった」というような指摘を
しても、問題解決にはなりません。
どんな場所でも人が集まると、楽しいこともあると同時にトラブルも発
生します。特に凶悪な事件は、そのほとんどが、2人きりなど少数の人
間しかいない場所で起こります。
防止するためには、なるべくそうならないようなシステムにすべきです
ね。戸締りをきちんとしておけば、泥棒が入りたくても入りにくくなる
のと同じです。「個別指導は必ず職員室の一角で行うようにせよ」など
とルール化するだけでかなり安全になるでしょう。
会社でも、売り上げが伸びない原因を「営業マンの力が弱いから」など
と個人のせいにしていたら、いつまでたっても伸びないです。原因は仕
組みにあると考えなければ。
あ、今日は討ち入り(忠臣蔵)の日ですね! (#^.^#)
|