〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓 2005年11月15日 〓〓〓〓〓〓
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◆◆◆ 日経MJに見るマーケティングの戦略・戦術 742号 ◆◆◆
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〜〜〜【マーケティング 今日のポイント】〜〜〜
小さな不満を見逃してはいけない。
それがあなたの業績を飛躍的に伸ばす種なのだ。
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━━━━━━━━━━━━━ 2005年11月14日付日経MJより ━━━━
□■□ 本日の注目記事(5面)
■□■ 値段2倍の軽い土鍋ヒット イトーヨーカ堂
□■□ 2万個の販売目標を2万5千個に上方修正
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今日は、飽和状態だった土鍋で価格引き上げに成功したというイトーヨ
ーカ堂に関する記事です。
■9月初めに投入した「軽々土鍋」は3980円と、従来の売れ筋の1980円
のほぼ2倍の価格ながら、販売から2ヶ月で7000個を売り上げてヒッ
ト。
■軽くできた理由は製作工程にある。
■軽さを来店客に訴えるため、店頭で一般的な土鍋と軽々土鍋を量りに
乗せる販促手法をとった。
とのこと。それで、↓↓↓
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ナルホド、ナルホド … ピンと来た!(^o^)
⇒ マーケティングのヒント ⇒ 自分で早速やってみよう!
●鍋料理の季節ですね。鍋が好きな人は、毎週欠かさず、水炊き、うど
んすき、チゲ鍋などさまざまな鍋料理を楽しんでおられることでしょ
う。博多はモツ鍋が有名です。
●鍋といえば土鍋で作る家庭が多いと思いますが、仮に夫婦2人でも小
さな土鍋を使わず、4〜5人用の鍋を使って作るところが結構あるの
ではないかと思います。
●なぜなら、最初から多目に入れておいてコンロでひと煮立ちさせれば、
そのままテーブルに置いても食事が終わるまでそこそこ熱さを保つの
で、途中で具材を足さなくても済むからです。
●ある程度高齢の方も、土鍋の場合は大き目のものを使いたいのではな
いでしょうか。しかし、重いのは困ります。洗ったり、しまったりす
るのも億劫です。
●記事によれば、イトーヨーカ堂が行ったアンケート調査の結果、「土
鍋の重さの問題」が浮かび上がったのだそうです。確かに、日常なん
となく感じてはいましたが・・・
●そこで、製作工程を工夫し、通常のものより「28%軽い」ものを作り
上げました。28%軽いなら、価格もそれくらいの割合で高くしたかと
いうと、そんなことはありません。倍の値段をつけました。
●店頭では、一般的な土鍋との重さの違いがお客にはっきりとわかるよ
うにしています。普通の土鍋(1980円)と軽々土鍋(3980円)、あな
たならどちらを購入しますか。
●もしも年にほんの数回しか使わないなどという程度なら、普通の安い
方を選ぶかもしれませんが、毎年、冬場になると月に2〜3回以上は
鍋をするという人は、少し高くても軽い方を買うでしょう。
●イトーヨーカ堂は、潜んでいた小さな「不満」を浮き彫りにし、それ
を解決する商品を作ってヒットさせました。こういう事例を見ると、
ヒット商品の種はいくらでも転がっていそうだと思えます。
●お客に「何が欲しいですか」と聞くのも悪くはありませんが、そこか
ら大ヒット商品を作るのは困難です。なぜなら、お客はすでにこの世
にあるものを連想するからです。
●「困っていること」「不満に思っていること」「もう少し○○だった
らと感じていること」などを数多く上手に聞き出せれば、それらこそ
新商品開発のネタがたくさん眠っている宝の山といえるでしょう。
●人々が抱く「不満」は、時代と共に変化します。江戸時代に「パソコ
ンの処理速度が遅い」という不満を感じた人はいませんでした。今、
目の前の人の不満の変化に注意を払い、聞き耳を立ててください。
───────────── 今日はここまで (^o^) ──────
■■■ちょっと一言
・事業の目的は、「顧客の創造」である
・企業の機能は、「マーケティング」と「イノベーション」である
・「マーケティング」の目的は「販売」を不要にすることである
「へぇ、なるほど、なるほど」と思いつつ、31歳の私(13年前)は必死
で勉強していました。コンサルティング会社に入ってすぐに経営コンサ
ルタント用の教材を勉強させられたのですが、そこに、
P.F.ドラッカー
という偉大な先生の言葉が並んでいました。何度も読み返し、自分に叩
き込んだものです。この方の教えのおかげで経営コンサルタントの仕事
をやってこれたと言っても過言ではありません。当メルマガでも、何度
もドラッカー教授の言葉を引用させていただきました。
そのドラッカー氏が、11日にお亡くなりになりました。95歳だったそう
です。
ドラッカー先生、ありがとうございました!
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