ビアレヨコハマ、勝ち組専門店だけを集める

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 ◆◆◆ 日経MJに見るマーケティングの戦略・戦術 720号 ◆◆◆

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      〜〜〜【マーケティング 今日のポイント】〜〜〜
            なんでも屋は生き残れない。
          絶対に勝てる専門分野を作ろう。
  
      〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 ━━━━━━━━━━━━━ 2005年10月12日付日経MJより ━━━━
 □■□  本日の注目記事(18面)
 ■□■   勝ち組専門店だけを集める    ビアレヨコハマ新館
 □■□      ジャスコの食品売り場と相乗効果発揮
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 今日は、外から見ると何の変哲もない専門店ビル「ビアレヨコハマ新館」
 (横浜市)が、横浜市南部全域から顧客を集めているという記事です。

 ■秘密はなかに入っている専門店の顔ぶれにある。1階はライトオン、
  エービーシー・マート、マツモトキヨシ。2階はユニクロ、しまむら、
  西松屋、ハニーズ。これらの専門店が激しく競い合い、新館全体の集
  客力を高めている。

 ■新館で衣料品や雑貨を購入したついでに、ジャスコに寄って食品を買
  って帰る。

 ■強者が強者を呼ぶ──。しまむらをきっかけにテナントはとんとん拍
  子に決まった。

 ■強力な専門店ビルの誕生は、総合スーパー(GMS)の存在意義を揺
  さぶっている。

           とのこと。それで、↓↓↓

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  ナルホド、ナルホド … ピンと来た!(^o^)
  ⇒ マーケティングのヒント ⇒ 自分で早速やってみよう!


 ●2つの同規模のビルがあるとして、1つにはGMSが、もう1つには
  さまざまな勝ち組専門店(食品スーパー含む)が入っており、GMS
  のようになっているとします。あなたはどちらに入りますか?

 ●おそらく後者でしょう。私もそうです。衣料や雑貨、食品等、それぞ
  れの人気専門店が互いに競争し、気に入ったものが安く手に入りそう
  だからです。GMSはなんとなく中途半端なイメージが・・・。

 ●しかし、実際には勝ち組専門店が1つのビルに入るというのは今まで
  あまり無かったのです。記事によれば、「ショッピングセンター(S
  C)が押しつける定型的な契約を嫌う傾向が強い」とのこと。

 ●SCは大家さんなので、店子である専門店に条件を出す側です。「こ
  れこれを守るならば入っていいよ」と。弱小専門店の間は嫌な条件を
  飲んでも入るでしょうが、勝ち組になるとわざわざ入れてもらう必要
  は無くなります。路面店で出せばよいわけですから。

 ●このビアレヨコハマ新館では勝ち組ばかりが入っています。なぜ実現
  できたかというと、「出店条件などをテナントである専門店に徹底的
  に合わせた」のだそうです。SC側の発想が今までと逆なんですね。

 ●その結果、大成功しています。このような事例ができてしまえば、今
  後は同じような専門店ビルがあちこちに建つのではないでしょうか。
  ビル全体が繁盛すれば空き店舗も出にくく、SC側にとってもよいで
  すから。

 ●そうなると、GMSの存在価値が無くなってしまいます。今までGM
  Sが果たしてきた役割を専門店ビルがやるようになれば、百貨店が没
  落した道をGMSもたどることになります。

 ●GMSは何かの点において圧倒的な強さを持たなければ、どんなに規
  模が大きくても生き残れなくなるでしょう。インターネットの進展と
  も相まって、この流れが逆行することはまずないと思います。

 ●さて、私たちも生き残るためには「強者連合」に入れるようにしてお
  かなければいけません。企業もそうですが、1個人も同じです。何で
  もできる人は、逆に何もできないとみなされるでしょう。

 ●例えば、100人の人がいるとして、その中でベスト3に入れるような
  得意技をあなたは持っていますか? 持っているなら、それを徹底的
  に磨くことが大事です。

 ●自分のどこを探しても見つからなければ、これから時間をかけて作り
  あげなければなりません。といっても、1年も同じことばかり取り組
  んで入れば、上位になれるものです。小さな分野でよいですから、そ
  の中で強者になるよう、努力を重ねましょう。

 ───────────── 今日はここまで (^o^) ──────

 ■■■ちょっと一言

 中小企業診断士の2次試験が終わり、数名の方からご報告をいただきま
 した。まだ結果は出ていませんが、受験対策講座を開いている各学校の
 模範解答などを見て、「できた」あるいは「できなかった」と、ご自分
 で合否を予想されている模様です。

 私が思うに、診断士の2次試験は企業向けの提案書のようなもの、つま
 り「策」の提案であって、「策」にはA案、B案、C案とあってよいは
 ずです。その中から社長がBを選んだとしても、それが正解かどうかは
 わかりません。

 大事なことは、提案をした人が、その内容に自信を持っているかどうか
 だと思います。コンサルティングの成果というのは、指導者と指導され
 る者のマインドに大きく左右されますから。

 「これなら企業は発展する」と自分で思える案を出せたかどうかが大事
 です。普段の業務と同じですね。(#^.^#) 

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