アドアーズ、大人に的を絞ったゲーム施設好調

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 ◆◆◆ 日経MJに見るマーケティングの戦略・戦術 718号 ◆◆◆

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      〜〜〜【マーケティング 今日のポイント】〜〜〜
          新しい土俵はどうすれば作れるか。
         ヒントは会社の外に転がっている。
  
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 ━━━━━━━━━━━━━ 2005年10月10日付日経MJより ━━━━━
 □■□  本日の注目記事(7面)
 ■□■   大人に的を絞ったゲーム施設好調     アドアーズ
 □■□        駅前で擬似カジノが体験できる 
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 今日は、狭いスペースを逆手に取って高級感を演出し、中高年のファン
 をつかんだゲーム施設「ハイローラー」に関する記事です。

 ■大量のメダルを1枚ずつ投入する手間を省くため、1枚で通常のメダ
  ル50枚(千円)分の価値の専用メダルを使う。

 ■午後6時からはディーラーがゲームを切り盛りするブラックジャック
  とルーレットが始まる。訪れるのは30〜50代の男性がほとんど。

 ■‥‥競合店との差異化を兼ねて導入したのがハイローラーだ。

 ■家族向けのゲーム施設が増える一方で、「大人が1人で遊びたいとい
  うニーズもあり、ハイローラーが隠れ家として遊びに来られる場所に
  なっている」(店舗運営部の石井学運営企画課長)。

           とのこと。それで、↓↓↓

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  ナルホド、ナルホド … ピンと来た!(^o^)
  ⇒ マーケティングのヒント ⇒ 自分で早速やってみよう!


 ●同じような品ぞろえの店舗なら、お客はやはり大きい方に引かれます。
  スーパー、百貨店、家電店などみな同じことがいえるでしょう。それ
  ならば、あとから大きな店を出店した方がいいですね。

 ●先に出店した小さな店は、品ぞろえとかサービスを変えなければ、お
  客をどんどん大きな競合店に奪われ、ジリ貧に陥ってしまいます。小
  が大に勝つ方法はありません。戦いの土俵を変えるしかないのです。

 ●今回、アドアーズは、業界全体が施設の規模を拡大する方向に行く中
  で、駅前の小さな既存店を新しい土俵上に置くことに決めました。も
  ちろん、競合に比べて同社の方が大となるようにするのです。

 ●それが「大人向けの擬似カジノ」です。日本では今のところ、カジノ
  は禁止されているので、「擬似カジノ」なんですね。どういうところ
  からこのアイデアが出てきたのでしょうか。

 ●石原東京都知事を始め、法律改正をして日本でもカジノができるよう
  にしたいと考えている政治家は結構、多いようです。海外でカジノを
  体験した人は、日本に無いことに物足りなさを感じているでしょう。

 ●私も1度、ほんの少しだけマカオのカジノで遊んだことがありますが、
  スロットマシーンしかできませんでした。本当はディーラーがゲーム
  を進行するものをやってみたかったのですが・・・。勇気が出ず。

 ●アドアーズの擬似カジノなら、ディーラーが日本語で話すでしょうか
  ら、海外でできなかった人も簡単にチャレンジできます。つまり、心
  理的な壁が低くなっているのでやりやすいわけです。

 ●また、ゲーム好きな大人も結構いるのではないかと思いますが、横に
  学生や子供ばかりいるところでスーツ姿で遊ぶのは、気恥ずかしいで
  すね。ここなら大人ばかりですから大丈夫。

 ●会社からの帰りに気軽に寄ることができます。1人でも、ディーラー
  が相手をしてくれますから、ちょっとした会話も楽しめるのではない
  でしょうか。

 ●アドアーズは、ファミリー向けの大きなゲーム施設が増えて、自店舗
  が相対的に弱者となっていく中、大人向けの擬似カジノという新しい
  土俵を作り、その分野で強者となりました。しばらくは一人勝ちが続
  くことでしょう。

 ●あなたは、後から出てきた競合他社にお客を奪われて困っていません
  か。一般的に、戦いは後で動いた方が有利です。先に動いた方の出方
  を探ることができますから。

 ●その場合、あなたが主導権を握るには、創意工夫して敵が思いもよら
  ない新しい商品やサービスを作るしかありません。ただしそれは、海
  外のモノのマネでもよいのです。

 ●新しいモノが作れないという人は、新しいモノを探してください。世
  界に目を向ければ、日本で新商品となりうるものはたくさんあります。
  経営者が社長室に閉じこもっていては、会社の発展はありません。世
  の中を自分の目で見るようにしましょう。

 ───────────── 今日はここまで (^o^) ──────

 ■■■ちょっと一言

 連休はいかがだったですか。私は読書三昧でした。といっても速読の真
 反対の遅読しかできませんので、全部で1500ページほどの『太公望』を
 まだ読み終えていません。あと100ページあります。

 ただ、読書というのは読み終えた時点でそれが「過去」になり、興奮か
 らさめてしまいますので、読み終えたくないという心理も働きます。最
 後の100ページはじっくり読みたいです。

 小説を読むのは数年ぶりなんですが、今回は『孫子の兵法』にも名前が
 出てくる太公望の話で、易経のもとを作った周の国の王様や、孔子が尊
 敬していた周公旦も出てきました。超面白いです!

 「あぁ、こういう時代背景の中から、この思想が出てきたのか」とわか
 ります。読みながら気づいたのですが、哲学を学ぶのはよいにしても、
 最終的に自分の哲学は自分で作らないといけませんね。どうもそれこそ
 が人生のようです。(#^.^#)

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