東屋、名作洋雑貨を輸入販売

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 ◆◆◆ 日経MJに見るマーケティングの戦略・戦術 717号 ◆◆◆

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      〜〜〜【マーケティング 今日のポイント】〜〜〜
         顧客と同じレベルの見方ではいけない。
      視野を広げ、新世界を紹介できるようになろう。
  
      〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 ━━━━━━━━━━━━━ 2005年10月7日付日経MJより ━━━━━
 □■□  本日の注目記事(22面)
 ■□■   名作洋雑貨を輸入販売      東屋(あずまや)
 □■□        日本の家具ショップの弱点を突く 
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 今日は、「ユニークな哲学を持つ商品」を輸入、小売店に販売している
 輸入商社、東屋に関する記事です。

 ■世界的に評価が高いデンマークのステルトン社の台所用品も東屋が事
  実上、日本で広めた。

 ■東屋が日本市場で商品を成功させると、競合他社もメーカーに引き合
  いをかける。だがメーカーは東屋との関係を最重視、主要仕入れ先30
  社のうち20社が独占契約だ。

 ■秘密はニッチだからこそできる濃密なつきあいだ。

 ■品質はいいが生産数が少なく、物語性を込めて売らなければ意味がな
  い。

 ■日本で店頭に並ぶのは若い女性向けの「かわいい」ものか、高所得者
  を対象にした豪華な食器ブランドが大半。

           とのこと。それで、↓↓↓

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  ナルホド、ナルホド … ピンと来た!(^o^)
  ⇒ マーケティングのヒント ⇒ 自分で早速やってみよう!


 ●私たちは、日頃、生活に必要なもののほとんどを近くの店で買って済
  ませます。それで不便はありません。昔に比べれば、とても品質はよ
  くなっています。100円ショップでも満足できるものが手に入ります。

 ●そこに「不満」はほとんど生じません。生活者としては問題ないです
  ね。しかし、売る側にしてみれば、あとは「さらに安く」「さらに品
  質を高く」するしか生き残る道が無く、とても苦しい戦いになります。

 ●これは、売る側と買う側の視点が同じになってしまった結果です。売
  る側が生き残るには、常に多角度からものを見ることができなければ
  いけません。

 ●そして、買う側に「こんな世界があったのか!」と思わせるような商
  品やサービスを提供しなければ、企業が大きく発展することはないの
  です。

 ●だからこそ、特に経営者はいろんな人に会い、いろんな体験をどんど
  んする必要があります。東屋を経営しているお二人は、海外生活や仕
  事での経験から、日本の小物雑貨の弱点を見抜きました。

 ●記事によると、この会社は1999年に設立したばかりです。代表取締役
  の熊田剛祐さん、取締役の安宏太郎さんは共に36歳。高校時代に出会
  い、ボストン留学では共同生活をしたとのこと。

 ●その後、熊田さんは三菱商事、安さんはアパレル商社に入社したそう
  です。ボストンでの生活、輸入やデザインの仕事にかかわった経験が
  現在のお二人の仕事の土台になっています。

 ●それによって培われたお二人の目には、日本の小売店で売られている
  雑貨の貧弱さがはっきりと映りました。そう言われてみれば、大量生
  産品か、富裕層向けの高級家具しかないような気がします。

 ●大量生産品は安く仕入れられるし、高級家具は受注生産できます。つ
  まり、仕入のリスクが少ないわけです。洋雑貨の場合、そうはいかな
  いので、なかなか仕入れる会社がなかったんですね。

 ●「ピリリと効いた目」を養ったお二人は、海外の家族経営をしている
  メーカーと人間的な付き合いを深めながら、その商品が生まれた物語
  を聞きつつ、少量生産の品を仕入れているのです。

 ●これによって同社は、社員数12名の小規模な輸入商社ながらも、海外
  のメーカー20社と独占契約を結ぶという、確固たる地位を築いていま
  す。戦略が見事ですね。

 ●さて、あなたは顧客と同じレベルでしか、自社の商品を見ることがで
  きなくなっていませんか。顧客と同じような空間で、同じような生活
  をしていれば、自然とそうなります。

 ●もっと自分の世界を広げてみましょう。海外まで行かなくても、今ま
  での生活を少し変えてみることから始めたらよいのです。違う世界の
  人に会い、考えもしなかった体験をすることが、あなたの視野を広げ
  るのに役立つでしょう。

 ───────────── 今日はここまで (^o^) ──────

 ■■■ちょっと一言

 毎日、少しずつ、小説『太公望』を読んでいます。この中に、商人の起
 源が書いてありました。

 「商」というのは国名だったんですね。この国で初めて売り買いという
 ビジネスが起こったから商業というようになったそうです。

 『太公望』はかなりの部分が作者の想像でしょうが、それでも読んでい
 るとなんとなく、東洋哲学の背景のようなものが感じられます。やはり
 思想というものは、その時代、その場所の生活から生まれるものですね。

 哲学の勉強は、同時にそれが生まれた土壌も学習しなければ、過った理
 解をしてしまいそうです。といっても難しいので、思想書を読みつつ、
 その時代・その場所を描いた小説を読むというのがよい勉強法ではない
 でしょうか。

 あ、また明日から連休ですね。私は読書の秋にしようかな。(#^.^#)

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