テンピュール・ジャパン、宇宙旅行に見立てた快眠体験で枕を売る

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日経MJを読み解く!

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 ◆◆◆ 日経MJに見るマーケティングの戦略・戦術 699号 ◆◆◆

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      〜〜〜【マーケティング 今日のポイント】〜〜〜
          「伝える」努力をしているか。
       お客はきちんと伝われば買ってくれるのだ。

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 ━━━━━━━━━━━━━ 2005年9月9日付日経MJより ━━━━━
 □■□  本日の注目記事(3面)
 ■□■    快眠体験を重視      テンピュール・ジャパン
 □■□      新素材を使った高機能枕販売で上位独占 
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 今日は、東急ハンズ新宿店(東京・渋谷)の8月の高機能枕の売れ筋ベ
 スト10で1〜3位を独占したテンピュール・ジャパンに関する記事です。

 ■‥‥当初は「値段が高すぎる」「柔らかすぎる」などと消費者の反応
 は良くなかった。

 ■寝心地の違いを理解してもらうために用意したのが「スペースキャビ
 ン」と呼ぶ体験コーナー。

 ■宇宙旅行に見立てた快眠体験は約14分間にも及ぶ。「10分間以上横に
 ならないと緊張がほぐれず、いつもの寝る姿勢で本当の使い心地が分か
 らない」(日本法人のペレ・スィルィエダール社長)からだ。

 ■枕の形状は20種類。‥‥あらゆる体形の人に商品を提供できる‥‥。

 ■‥‥契約社員60人‥‥。自分の実体験を交えながら商品を勧めること
 ができるのは何よりの強み。

           とのこと。それで、↓↓↓

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  ナルホド、ナルホド … ピンと来た!(^o^)
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 ●昨夜はよく眠れました? 私は普段から眠りは浅い方で、「快眠」と
 言えるようなものは年に数回あるかないかです。一般的に、年をとると
 ぐっすり眠れなくなる傾向があるように思いますが、いかがでしょう。

 ●おそらく、「快眠願望」を持った人は多いでしょうね。東急ハンズ新
 宿店の8月の高機能枕売れ筋ベスト10を見ると、値段が高いものが上位
 にランクインしています。

 ●1位の「オリジナルネックピロー」は11025〜15750円、2位の「ミレ
 ニアムネックピロー」は13440〜18900円とのこと。結構な値段ですが、
 これで年中、本当にぐっすり眠れたら惜しくは無いですね。

 ●記事によれば、米テンピュールが日本市場に本格参入したのは1999年
 とのこと。NASAが開発したテンピュール素材を使っているにもかか
 わらず、評判は良くなかったそうです。

 ●そこで同社は、消費者に体感してもらう方法を考えました。よく「1
 度試してもらえさえすれば、売れるのだが…」とぼやく社長さんがいま
 すが、ぶつぶつ言うよりも試してもらうための方法を考えるべきですね。

 ●同社は「スペースキャビン」という名の体験コーナーを設けました。
 14分間もの間、ベッドに横たわった状態で枕の使い心地を確かめられる
 というものです。

 ●なるべく本格的に体験してもらおうという趣向です。試した人は、実
 際に自宅で使った場合にどんな感じかがわかるでしょう。満足すれば購
 入につながります。

 ●また、同社では、枕の販売に携わる契約社員は半額以下でテンピュー
 ル製品を買えるようにしており、日常生活で使っているとのこと。つま
 り、この枕での寝心地を知っているのです。

 ●顧客は、仮に14分間体験したとしても、長期間使ったらどうなるのか、
 種類がいくつかあるがどう違うのか、などを知りたがるでしょう。販売
 員というより、その道の先輩として顧客に接することで、より信頼も増
 します。その結果、商品が売れるのです。

 ●さて、あなたは顧客があなたの商品を体験してみるというプロセスを
 設けていますか? 体験することで、迷いの大部分を取り除くことがで
 きます。「欲しい」と思った顧客が買わないのは、お金が出せないから
 です。あなたのせいではありません。

 ●また、販売しているものをあなた自身は日ごろから使っていますか。
 あなたの体験者としての言葉を顧客は聞きたがっているのです。あなた
 が本当に気に入っているものを売れば、売れやすいはずです。

 ●この枕のランキングを見ると、高いものほどよく売れています。値段
 が高くても、きちんと伝えられれば売れるということです。「伝える」
 ということに、もっと頭を使いましょう。

 ───────────── 今日はここまで (^o^) ──────

 ■■■ちょっと一言

 今日は、中国の青島市から来られた皆さん(多分、政府関係者の方々)
 に、日本企業の経営戦略等についてお話をします。時間は3時間半ある
 のですが、通訳の方を通じてですから、実質はその半分くらいでしょう。

 主に戦後、日本経済がどのような流れで発展してきたか、これからはど
 ちらへ向かうのか等といったことを、参加者と対話しながら進める予定
 です。

 おそらく、またこちらがパワーをもらうことになるでしょう。中国の方
 は本当にニコニコしています。あのニコニコ顔は親から子へ伝わってい
 るのでしょうね。私は講師をしながら、表情の豊かさを学んできます。

 さて、今日は699号。次は700号です! (#^.^#)

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