三越、「欲品メモ」からヒット商品作る

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 〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓 2005年7月22日 〓〓〓〓〓〓 

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 ◆◆◆ 日経MJに見るマーケティングの戦略・戦術 665号 ◆◆◆

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      〜〜〜【マーケティング 今日のポイント】〜〜〜
        「情報」は何のために集めているのか。
       その意識の高低が次のアクションに現れる。

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 ━━━━━━━━━━━━━ 2005年7月22日付日経MJより ━━━━━
 □■□  本日の注目記事(3面)
 ■□■   紳士向けPB肌着シャツ好調      三越
 □■□       顧客からの声をもとに商品を開発 
 ────────────────────────────────

 今日は、三越の紳士向けPB(プライベートブランド=自主企画)の肌
 着シャツ「三越コレクション アンダーウェア)の販売が好調という記
 事です。

 ■Yシャツ姿になっても肌着を着ているように見えないのが特徴。

 ■消費者ニーズを吸い上げる「欲品メモ」のなかに、40、50歳代の男性
 から「ネクタイをはずした時に胸元にシャツが出ないシャツはないのか」
 との声が交じっていた。

 ■件数自体は数件に過ぎなかったが、商品本部紳士ビジネス部の岡田弘
 バイヤー(38)は「これまで我々に届くことが少なかった、実際の使い
 手の声は貴重な情報だった」と話す。

 ■‥‥品ぞろえではV首を前面に押し出した。

 ■6月は1ヵ月だけで800枚が売れ、2回にわたり500枚の追加発注をか
 けた。

           とのこと。それで、↓↓↓

  ────── ∞ ────── ∞ ────── ∞ ───────

  ナルホド、ナルホド … ピンと来た!(^o^)
  ⇒ マーケティングのヒント ⇒ 自分で早速やってみよう!


 ●1面に西友が「衣料品販売などが不振」で赤字基調だとありますが、
 三越の肌着の記事を読むと、売れないというのは顧客ニーズに合った商
 品を提供できていないからだとわかります。

 ●三越では「欲品メモ」というものがあるそうです。顧客から「こんな
 商品がないか?」と問合せがあった場合、おそらく接客担当者が書いて、
 商品本部へ提出するようにしているのでしょう。

 ●非常に原始的なやり方ではありますが、顧客ニーズを吸い上げるには
 このような仕組みが欠かせません。私も、経営コンサルティングを行う
 際、ほとんどの会社で導入してもらっています。

 ●店舗であれば、「どんな人が」「どんなものを」探していたかについ
 て、その都度メモをしてもらいますし、営業マンには、営業日報の中に
 書いてもらいます。

 ●収集した情報は、上司が毎日チェックし、パソコンに打ち込んでいく
 などして、まとめたものを定期的に会議で配布し、商品開発に役立てま
 す。もちろん、すぐに顧客対応すべきときはそうします。

 ●三越が、この新しい肌着シャツを発売したのは、2月末だったとのこ
 と。「クールビス」ブームの前ですね。まるでブームが来るのがわかっ
 ていたかのように、新商品を投入しています。

 ●実際に、「ネクタイをはずした時」の悩みを口に出すビジネスマンは
 かなり少ないでしょう。私も聞いたことはありません。ただ、ネクタイ
 をゆるめたときにシャツが下からのぞくと、確かに少しだらしない感じ
 はします。

 ●今回、ブームの前から、三越の「欲品メモ」に数件書かれていたとい
 うことは、ネクタイをゆるめる人が増えてきたことを現しているかもし
 れません。

 ●このたび、三越でこの商品を企画するに至ったのは、おそらく商品本
 部のバイヤー自身が、その潮流を感じていたのでしょう。そこに「欲品
 メモ」が届いて、ピンときたものと思います。

 ●お客が何を欲しているかについて、情報を収集する仕組みを作ってい
 る会社は多いでしょう。しかし、その情報を見る方の目が節穴なら、何
 にもなりません。普段からの意識の高さが問われることになります。

 ●あなたには、顧客ニーズからビジネスを生み出そうという意識があり
 ますか。これがない限りは、いつまでも他人が作った枠組みの中で動く
 ことしかできないでしょう。

 ●情報を収集するのは、次のアクションをどうすべきかの判断材料とす
 るためです。判断をするためには、「材料」と「基準」が必要ですが、
 「材料」を集めても、「基準」がなくては判断ができません。

 ●「次の商品企画のために情報を集めている」というような目的意識が、
 「基準」のおおもとになります。あなたの会社では、情報収集活動が形
 式に流れていませんか。時々、会議で目的や基準を確認してください。

 ───────────── 今日はここまで (^o^) ──────

 ■■■ちょっと一言

 プロ野球界では、巨人の負けゲームが続き、視聴率が低迷して、もう来
 期の監督問題がとりざたされています。

 Jリーグが始まり、メジャーリーグへの大物選手の移籍が続き、他の娯
 楽もどんどん生まれている中で、プロ野球界はほとんど変わりませんで
 した。今年、交流戦が無かったら、どうなっていたのでしょうか。

 大相撲も変わりませんね。名古屋場所では観客がまばらだそうです。時
 代に合わせて変わらないものは、魅力が無くなりますね。

 私が子供の頃は、男の子は、野球、相撲、プロレスに熱狂したものです
 が、今の子供は興味の方向がかなり異なります。時代の変化をしっかり
 と認識しなければ対応できません。

 さて、週末は、事務所に3本目の机を入れます。少しずつ、事務所らし
 くしていきます。(#^.^#)

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