〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓 2005年5月13日 〓〓〓〓〓〓
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
◆◆◆ 日経MJに見るマーケティングの戦略・戦術 616号 ◆◆◆
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
〜〜〜【マーケティング 今日のポイント】〜〜〜
いったい、どこを攻めればよいのか。
わからなければわかるまで試してみよう。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
━━━━━━━━━━━━━ 2005年5月13日付日経MJより ━━━━━
□■□ 本日の注目記事(3面)
■□■ イメージで売る 「SUPER H2O」アサヒ飲料
□■□ ポカリスエットなど定番の牙城を崩す
────────────────────────────────
今日は、スポーツ・機能性飲料(500ミリリットルペットボトル入り)
売れ筋ランキング(*)で上位(角型と丸型がそれぞれ2位と9位)に
入ったというアサヒ飲料の「SUPER H2O」に関する記事です。
*首都圏のコンビニエンスストアが4月に販売したデータを日経POS
で調べ、ランキングしたもの。
■開発に協力したF1ドライバーの佐藤琢磨さんをテレビCMに起用。
■1つ目の要因は佐藤さんがレース中に置かれた「極限状態」を強調し、
商品の特徴を分かりやすく消費者に伝えた点。
■2つ目はネーミングやパッケージの巧みさ。スポーツ飲料なのか水な
のか分からない商品名にして、店頭で目に飛び込むパッケージ前面には
「H2O」3文字を大胆に配置。
■3つ目のポイントは味。
とのこと。それで、↓↓↓
────── ∞ ────── ∞ ────── ∞ ───────
ナルホド、ナルホド … ピンと来た!(^o^)
⇒ マーケティングのヒント ⇒ 自分で早速やってみよう!
●すでに強者がでんと座っている市場に参入するのは、かなり困難です。
記事中に掲載されている年間国内生産量に関する棒グラフを見ると、緑
茶飲料は伸びていますが、スポーツ・機能性飲料は頭打ち状態ですので、
参入はさらに厳しいと言えるでしょう。
●例えば、定番の「ポカリスエット」「アクエリアス」に加え、2000年
に発売されたサントリーの「DAKARA」、同じくサントリーの「燃
焼系アミノ式」などがあります。
●この激戦市場にどのような新商品を開発して投入するのか。今、世の
中で求められているニーズから軸を設定し、ポジショニングマップを作
成してそこに既存商品を落とし込み、自社商品が生きられる地点を探ら
なければいけません。
●アサヒ飲料は、スポーツ・機能性飲料を開発するにあたり、「極限状
態から日常生活まで」のどの場面で利用するものかをひとつの軸として
設定したのではないかと推測されます。
●例えば、サントリー「DAKARA」の天使が出てくるコマーシャル
はほのぼのとした感じで、日常生活で飲むというイメージです。ポカリ
スエットなど、昔から学校のクラブ活動中などに飲んでいたものは、そ
ういうイメージが出来上がっています。
●しかし、「極限状態」で飲むことを訴えたものはありませんでした。
アサヒ飲料はそこに気づいたのです。極限状態に合うものなら、他のど
んな場面にも応用が利きますね。まるで孫子の兵法が、国際問題から家
庭内の問題解決にまで使えるように。
●そこで同社は、F1ドライバーの佐藤琢磨さんに商品開発への協力を
要請したのでしょう。まさに「極限状態」に置かれた中では、どのよう
な飲料が適するのかを考え、開発しました。
●そして、テレビコマーシャルでもその点を訴えたわけです。記事によ
れば「F1ドライバーは90分のレースで(発汗などで)2リットルの水
分を失う」と説明し、佐藤さん自らこの「SUPER H2O」の吸収
性の良さを語ったとのこと。
●私たちがこのような極限状態になることは滅多にありませんが、イン
パクトの強いコマーシャルを見て、一度は飲んでみたいと思った人も多
いでしょう。
●ネーミングやパッケージも、「試しに飲んでもらう」ことを意識した
ものになっています。そして、リピート購入の決め手になる味。記事に
よれば、佐藤さんの提案で「後味をスッキリ」させたとのこと。一般の
消費者に受けているそうです。
●さて、一見、参入はとても難しいように見える市場でも、実は攻め所
はあるものです。孫子は「違う土俵を作り出せ」と教えています。アサ
ヒ飲料は、「極限状態」という誰も考えなかった土俵を作り出しました。
●囲碁や将棋でも、こちらがまったく気づかなかったところに打たれ、
「しまった!」と思うことがありますね。何百年も続いているゲームで
も、新しい攻め方が生み出されているようです。まして、私たちのビジ
ネスなら、やり方は無限にあると考えてよいでしょう。
●「どうしようもない」とあなたが考えているとしても、それは思いつ
いていないだけのこと。生きていれば、電球を発明したエジソンのよう
に何千回でもトライできます。違う土俵を作り出す過程の楽しさを味わ
いつつ、新商品開発を行いましょう。
───────────── 今日はここまで (^o^) ──────
■■■ちょっと一言
今週は、ホームページのアクセス数が若干少ない感じがしますが、まだ、
ゴールデンウィークの余波が残っているのでしょうか。
法人設立に伴い、ホームページを刷新しようとがんばっています。これ
がなかなか楽しい作業なんです。ただ、CGIの設置などよくわからな
い部分があり、これを自分でやるとまる二日はかかりそう・・・
そんなところに時間をかけても仕方が無いので、専門家にお願いしよう
と思います。ごく普通のフリーCGIなら、2000円くらいで設置代行し
てくれるところが多いようですね。
自分でやる部分、人に頼む部分を明確にして、着実に進めていきたいと
思います。さぁ、週末はがんばるぞ。(#^.^#)
|