〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓 2005年4月26日 〓〓〓〓〓〓
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◆◆◆ 日経MJに見るマーケティングの戦略・戦術 608号 ◆◆◆
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〜〜〜【マーケティング 今日のポイント】〜〜〜
人生もビジネスも、「一点突破、全面展開」だ。
早くあなたの一点を見つけることが大事。
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━━━━━━━━━━━━━ 2005年4月25日付日経MJより ━━━━━
□■□ 本日の注目記事(13面)
■□■ あなたの思い出の本必ず見つけます 紫式部
□■□ 一般人でも親近感を抱けるサービスを導入
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今日は、年間取扱高5億円と古書検索では最大規模のサイトを運営する
(有)紫式部の新サービスに関する記事です。
■各地の古書店をつなぐポータル(玄関)サイトだけでなく、古書店ネ
ットワークを活用し、古書店開業講座や個人の家系図作成、古書預かり
などにサービスを広げている。
■欲しい本と熱い思いをサイトのコーナーに書き込んで登録しておけば、
古書店や古書通が見つけてくれる仕組みを編み出した。
■「中学時代には小遣いが無くて買えなかったが、今ようやく巡り合え
た。宝物にします」(愛知県在住の女性、40)などといったお礼メール
が毎日届くという。
■河野社長が古書サイトのホームページを立ち上げたのは1995年。リコ
ーで課長を務めるかたわら、非営利組織の活動で知り合った仲間と副業
で始めた。
とのこと。それで、↓↓↓
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ナルホド、ナルホド … ピンと来た!(^o^)
⇒ マーケティングのヒント ⇒ 自分で早速やってみよう!
●1995年と言うと、今からちょうど10年前ですね。日本でもインターネ
ットを使ったビジネスを各企業が模索し始めた頃で、確か、私が自宅の
パソコンを初めてネットにつないだ年ではないかと思います。まだ、楽
天は創業していません。
●そんな頃に、サラリーマンでありながら、副業でサイトを立ち上げて
運営していたという紫式部社長の河野さん。リコーにお勤めだったとの
こともあり、相当ITにお強いのでしょう。
●社名を「紫式部」にするくらいですから、紫式部ファンであることが
わかりますね。サイトの名前は「スーパー源氏」です。その他運営中の
サイトに伝統工芸・美術品専門サイト「桐壺」、古典学習支援サービス
「若紫の会」などがあります。
スーパー源氏⇒ http://sgenji.jp/
●ただ、サイトの業務内容を拝見すると、ECサイト構築、コンサルティ
ング等とありますので、(有)紫式部自身が本を販売しているわけでは
ないようです。ポータルサイトの運営やサイト構築が収入源ですね。
●かつて数多くあったホームページ制作業者と違うのは、自ら売れるサ
イトを運営している点でしょう。古典好きな部分をビジネスにつなげ、
趣味から実益を得ています。
●さて、同社が今回取り組んでいる新サービスの狙いですが、すそ野の
拡大にあります。専門性が高いということは、ネットで商売をするうえ
で不可欠な要素ですが、ある程度顧客を獲得すると、その後の広がりが
ありません。
●日本語の古書を読む人は、日本人のごく一部と、外国人の日本文学研
究家に限られますね。英語なら世界を相手にできますが。となると、や
はり新しいターゲットも日本人ということになります。どの層にどうい
うサービスを提供すれば広がるか。
●河野さんは「古書好きというわけではないけれども、あの本だけは手
元に置いておきたい。でも探し続けているが見つからない」という人を
ターゲットにしました。
●あなたは、「そんな本、別に無いよ」と言うかもしれません。確かに
そういう悩みを持っている人は少ないでしょう。しかし、仮に100人に
1人いるとしたら・・・。人口1億人の日本なら100万人いることにな
ります。
●さらに、その100万人の1%を顧客にできたなら、1万人も獲得でき
る計算になるのです。このサービスは始まったばかりですが、浸透する
に従って、同社の収益源に育つ可能性が十分にあります。
●その他、同社は「古書店開業講座や個人の家系図作成、古書預かり」
など、今まで運営した中で感じた潜在ニーズに焦点を当て、そこに古書
店ネットワークの強みをぶつけた新サービスを行っています。こういう
進め方が基本ですね。
●ビジネスでも人生でも大事なこと。それは「一点突破、全面展開」で
す。河野さんは、IT技能と古典好きという部分を融合させた一点に集
中してビジネスを展開し、そこからどんどん広げています。
●実は、99%の努力よりも、この一点を見つける1%のことこそが、人
生を成功に導くカギなのです。全力を傾けるだけの価値があります。で
きるだけ早く、あなたの一点を見つけてください。
───────────── 今日はここまで (^o^) ──────
■■■ちょっと一言
昨日は、JR福知山線の凄まじい事故のニュースに驚きました。私は、
大学3〜4年のときに兵庫県尼崎市の塚口という町に住んでいましたが、
事故現場はそこから少し南に行ったところでした。
誰も電車に乗っていてこんなことになるとは思ってもみないでしょう。
飛行機に乗るときはちょっと覚悟を決めたりしますが。人間というのは
生きている存在だと改めて思いました。いつどんなことで命を落とすか
わかりません。
ニュースで専門家の意見を聞いていたら、まず人為的に起きた事故と見
て間違いないようですね。運転手は常に冷静であって欲しいものです。
孫子は「一時的な感情で戦争を始めてはいけない。怒った気持ちはいず
れ喜びに変わるが、人は死んだら2度と生き返らないのだから」と、君
主や将軍を戒めています。
しかし、仮におかしな運転手であっても事故が起きにくい仕組みの構築
が必要ですね。
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