コンラッド東京、3週間で350室のスイートルームを販売

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日経MJを読み解く!

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 ◆◆◆ 日経MJに見るマーケティングの戦略・戦術 581号 ◆◆◆

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      〜〜〜【マーケティング 今日のポイント】〜〜〜
           従来の延長線上で考えてはダメ。
      今の10倍の価格であなたの商品を売れないか。

      〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 ━━━━━━━━━━━━━ 2005年3月16日付日経MJより ━━━━━
 □■□  本日の注目記事(3面)
 ■□■   すでにスイートルーム350室販売    コンラッド
 □■□      インターネットを活用して顧客を獲得 
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 今日は、2005年7月開業予定のシティホテル「コンラッド東京」の顧客
 獲得手法に関する記事です。

 ■チャペル横の宴会場には、和紙を思わせる素材を使い、柔らかな光彩
 を実現したシャンデリアが取り付けられた。

 ■ヤン・モンケディーク総支配人は「進出にあたって最近の日本人の志
 向を分析し、日本文化や和の様式に回帰する傾向が強まっていることが
 わかった」と話す。

 ■インターネット宿泊予約専業の一休ドットコム限定で年内宿泊分のス
 イートルームを販売した。

 ■一泊50万円の「ロイヤルスイート」、同18万円の「デラックススイー
 ト」、同7万9千円の「スイート」が、わずか3週間で350室分売れた。

 ■まず自社ページを開き、新規開業ホテルに興味を持つコアなファンの
 接続を促す。実際の部屋からの眺望をホームページで公開しつつ、個人
 アドレスなど情報を登録してもらい、関心を持つ層を徐々に獲得した。

           とのこと。それで、↓↓↓

  ────── ∞ ────── ∞ ────── ∞ ───────

  ナルホド、ナルホド … ピンと来た!(^o^)
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 ●今後、日本では中流層が減り、大金持ちと貧乏人に2極化していくと
 言っているエコノミストがいますが、こんなスイートルームが3週間で
 350室も売れるところを見ると、確かにそうなりそうだという気がして
 きます。

 ●コンラッドってあまり聞いたことが無いですね。記事によればこのホ
 テルは「ヒルトングループの最高級ホテル」なのだそうです。ここのロ
 イヤルスイートなど、いったいどんな人が利用するのでしょうか。

 ●てっきり資産家や芸能人などだろうと思ったら、なんと同ホテルはイ
 ンターネット上でホームページを活用し、普通に集客しています。とい
 うことは、小金持ちの一般消費者も多いということですね。

 ●まずは、コンラッドのホームページを見てみました。さすがに高級感
 が漂っています。高いものを売るには、やはり第一印象からこのような
 イメージを植えつけなければいけません。
 コンラッド東京⇒ http://www.conradtokyo.co.jp/

 ●何でも新しいもの好きという人たちはいるもの。開業仕立てのホテル
 に宿泊すれば、その部屋を利用する第一号になれるかもしれませんね。
 まずは、そのようなことに価値を感じる人たちがターゲットでしょう。

 ●また、旅行ファンが登録している一休ドットコムのメルマガ等で「7
 月開業ホテル独占予約開始」などの案内があった場合に、同ホテルのホ
 ームページを訪問してみて、一休ドットコムで予約する人もいるはずで
 す。一休ドットコム⇒ http://www.ikyu.com/

 ●日本の市場は大きく変化しています。20代後半〜40代くらいで、可処
 分所得が多い層が増えています。この方々は自分のこだわりのためには
 お金を惜しみません。高くても、十分売れる可能性があります。

 ●さらに、できるだけ高級ホテルを安く体験しようと工夫している人も
 いるはずです。私も以前、一流と言われるホテルのトリプルを予約して、
 男3人で宿泊したことがあります。(^_^;)

 ●コンラッドの予約のページを見てみましたが、スイートでもトリプル
 の部屋なら3名80,000円で利用できます。これなら、ちょっと奮発して
 親子3人でスイートルームに泊まってみようという人もいるでしょう。
 ホテル側にしてみても、空室になるよりもはるかによいわけです。

 ●これからはますます、価格が高くてもそれに見合う付加価値をつけれ
 ば売れるという時代になっていくでしょう。戦略の選択肢として、その
 道を選ぶ手もあります。新コンセプト戦略ですね。

 ●さて、あなたは固定観念で「そんなに高いと売れないよ」などと思っ
 ていないでしょうか。1億総中流時代なら確かにそうだったでしょう。
 しかし、今は違うのです。

 ●中小企業白書のデータを見ても、最近は同業種ではなく異業種の企業
 と連携して、高付加価値商品を生み出そうとしている例が増えています。
 まったく異なる視点を加えて新コンセプト商品を作るのです。

 ●例えば、あなたの商品の価格をいきなり10倍にして売ることを考えて
 みてください。どうすれば10倍でも売れますか。発想を飛躍させるには、
 従来の延長線上ではなく、ありえない売価を設定するなどしてみること
 です。
 
 ――――――――――――― 今日はここまで (^o^) ――――――

 ■■■ちょっと一言

 昨日は、平安時代の日本酒というのを飲む機会がありました。経営相談
 でいらっしゃった酒屋さんが持参されたものです。

 と言っても、造ってから1000年もたったものではなく(そんなの飲めま
 せんね。^_^;)、古(いにしえ)のお酒を再現したもの。濃く、甘く、
 フルーティでしたよ。ちょっと雑な感じはありましたが。

 でも、昔の人もまずまずのお酒を飲んでいたんですね(その酒が忠実に
 再現されたものであればですが)。ただし、このレベルのお酒を飲めた
 のは、おそらく上流階級だけだったでしょうけれど。

 きっと昔も今も、酒を飲んで酔っ払った人の振る舞いはそれほど変わら
 ないでしょう。そろそろ花見や歓送迎会の季節ですね。気をつけてくだ
 さい。(#^.^#) 

 

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