集英社、「マキアサロン」にコスメフリーク殺到

これはマーケティングサポーターズクラブ(MSC)の秘密兵器です!ココをクリック)

日経MJを読み解く!

 〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓 2005年3月15日 〓〓〓〓〓〓 

 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 ◆◆◆ 日経MJに見るマーケティングの戦略・戦術 579号 ◆◆◆

 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

      〜〜〜【マーケティング 今日のポイント】〜〜〜
     顧客同士があなたの評判を言い合えるようにしよう。
        あなたが誠実なら、恐れる必要は無い。

      〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 ━━━━━━━━━━━━━ 2005年3月13日付日経MJより ━━━━━
 □■□  本日の注目記事(16面)
 ■□■    「化粧品お試しサロン」にコスメフリークが殺到
 □■□       メーカーや百貨店が販促効果に注目 
 ――――――――――――――――――――――――――――――――

 今日は、販売は一切なく、あらゆるブランドの化粧品を試すことができ、
 美容相談もOKの化粧品お試しサロンが人気という記事です。

 ■「デパートの化粧品売り場は『買わなきゃ』というプレッシャーがつ
 きまとう。気兼ねなく選べるのは、めちゃくちゃ魅力」と損保勤務の木
 村美弥子さん。

 ■東京・銀座の「集英社ビューティハウス マキアサロン」。化粧品専
 門誌「マキア」(月刊、530円)の情報発信スポットだ。

 ■雑誌購入が条件で利用は無料だ。商品を自由に好きなだけ選び、メー
 ク道具の完備した席で90分間、存分に化粧を楽しめる。

 ■「ページを見てすぐに実物を試せる場。試せば購買欲も喚起される。
 読者、広告主であるメーカー、双方の満足を得たい」と狙いを話す。

 ■すでにある百貨店では、サロンで化粧品を試した消費者のうち、15%
 もの人が来店して購入したとの実績もある。百貨店のダイレクトメール
 による購買率が3〜5%なのに比べると極めて高い。

           とのこと。それで、↓↓↓

  ────── ∞ ────── ∞ ────── ∞ ───────

  ナルホド、ナルホド … ピンと来た!(^o^)
  ⇒ マーケティングのヒント ⇒ 自分で早速やってみよう!


 ●自分の判断は果たして正しいのか間違いなのか。生きていると、朝か
 ら晩まで判断の連続を強いられますが、特に高額品を購入するときは余
 計に不安になります。

 ●本当にそれを購入することが自分にとってプラスになるのか、もっと
 他に良い選択があるのではないかと考えますね。でも、他の商品とは容
 易に出合えません。

 ●困って相談する相手が、商品の売り手であることが多いわけですが、
 うまく売りつけられているのではないかと警戒してしまいます。信用で
 きる第三者の意見が聞きたいと、消費者は切に望んでいるのです。

 ●集英社は、化粧品専門誌「マキア」の情報発信スポットとして、化粧
 品のお試しサロンを開きました。化粧品専門誌を購入する女性というの
 は、相当化粧品に関心が高い人たちでしょう。

 ●コスメフリークとは、「コスメチック=化粧品」の「フリーク=熱狂
 者」のことです。彼女達が、化粧品のオピニオンリーダー(世論の指導
 者)というわけですね。

 ●記事によれば、同サロンへの来訪者数は「月間1200人」とのこと。お
 そらく、これは延べ人数で、頭数ではないと思います。頭数ではかなり
 減るでしょう。この半分くらいかもしれません。

 ●しかし、ここに足を運ぶ人は、コスメフリーク中のコスメフリークで
 す。化粧品に関して周囲に大きな影響力をもっているはず。ブログなど
 も書いていれば、かなりの範囲に宣伝してくれる人たちなのです。

 ●このお試しサロンは、ごく一部の熱狂的なファンが使ってくれればそ
 れでいいわけです。その体験を伝えてくれたら、次の階層の顧客が反応
 を示し、化粧品の購入にもつながっていきます。

 ●それによって、化粧品専門誌の読者と広告主が喜び、専門誌を購入す
 る人が増えることで集英社も喜ぶという仕組みを作っています。このよ
 うに、いかに喜び合える関係を作るかが重要ポイントです。

 ●さて、この事例では、出版社が、化粧品に興味のある消費者と化粧品
 メーカーを結びつける役割を果たしています。出版社自身は、化粧品に
 関する論評はせず、ただ場を提供しているだけですね。

 ●評価は、コスメフリーク自身に任せています。インターネットの掲示
 板を用意したようなものですね。掲示板が世論を形成し、おのずと商品
 の優劣がつけられているのと同じです。

 ●既存顧客が集まり、自由にあなたの会社の商品について話し合える場
 がありますか。無ければ、検討してみましょう。運営は第三者に任せた
 方が、より活発に意見が出されるかもしれません。

 ●それが口コミにつながり、新規客も増えます。評判の悪い商品があっ
 た場合は、真摯に反省することで、商品力も向上します。結果的により
 強固な会社を作ることができます。顧客同士の触れ合いを、積極的に促
 進しましょう。
 
 ――――――――――――― 今日はここまで (^o^) ――――――

 ■■■ちょっと一言

 中国の青島市から来ていた政府関係者の2週間に渡る研修は一昨日で終
 了し、昨日、中国へ帰っていかれました。私も修了パーティに出席し、
 何人かの人に感想を聞いてみましたが、とても満足した様子でした。

 福岡市の関係者によれば、この研修会は3年も前から着々と準備を続け
 てきてようやく実現したものだそうです。終わるときになって初めて知
 りました。(^_^;) 事前の調査やら交渉やらいろいろ大変だったみたい
 です。

 私は、多くの方が大変な努力をして作った土台の上で、参加者から「先
 生」(中国語では「老師」)と呼ばれる、講師という目立つ部分をさせ
 ていただきました。知らぬこととは言え、なんだか申し訳ない気がする
 とともに、感謝の気持ちでいっぱいです。

 目立てるのは、目立たない部分があるからですね。それを忘れないよう
 にしないといけません。(#^.^#)

 

メールマガジンのご購読はこちら

現役中小企業診断士の勉強部屋 マーケティング資料室ホームへ