コジマ、セールもないのに開店前から客が並ぶ

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 ◆◆◆ 日経MJに見るマーケティングの戦略・戦術 576号 ◆◆◆

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      〜〜〜【マーケティング 今日のポイント】〜〜〜
       あなたの部下はマーケティングをしているか。
        あなたばかりを見ている部下は問題だ。

      〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 ━━━━━━━━━━━━━ 2005年3月9日付日経MJより ━━━━━
 □■□  本日の注目記事(7面)
 ■□■   平日も開店前から客が並ぶ    コジマNEW池上店
 □■□      独自のきめ細かい店舗運営で売り上げ好調 
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 今日は、中規模店舗で外観からは客を引きつける要素が少ないにもかか
 わらず、集客に成功しているコジマNEW池上店に関する記事です。

 ■1月21日、厚生労働省は花粉症に対する緊急対策を発表した。同店は
 その日のうちに空気清浄機を並べた特設コーナーを設置、「連日30〜40
 台を売り上げ、社内で断トツの売り上げ」(宮輝生店長)という。

 ■品だしや展示、店頭販促物(POP)の作成など一日の行動計画を4
 〜5人の班ごとに設定。さらに1人ひとりの分担も決め、売り上げにつ
 なげるアイデアを考えさせる。

 ■「品切れや乱雑な陳列は許されない」と、涼しげな目元からは想像で
 きない迫力だ。

 ■‥‥デジタルカメラはカラーボックスを並べて箱の中にカメラを“鎮
 座”させ、「当店No.1」などのPOPを添える。

 ■売り上げを支える一番の要因は細かい目標設定だろう。‥‥同店は一
 時間単位で設定‥‥

           とのこと。それで、↓↓↓

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  ナルホド、ナルホド … ピンと来た!(^o^)
  ⇒ マーケティングのヒント ⇒ 自分で早速やってみよう!


 ●当メルマガ568号で、ヤマダ電機が専門店として初めて売上高1兆円
 を達成したという記事をご紹介しました。かつてはコジマが2000年まで
 4年連続で家電量販店のトップだったのですが。
 568号⇒ http://www.bushidoman.com/568yamada.htm

 ●コジマの年商は、現在約5000億円で、ここ5年ほどは横ばいです。同
 社の社長は2002年4月に交替し、創業者の長男の小島章利氏になってい
 ます。今も創業社長が引っ張っているヤマダ電機との差を詰めるのは、
 しばらくの間は難しそうです。

 ●ただ、会社全体では規模で劣っていても、店舗ごとの戦いとなると、
 店長の手腕がかなり影響してきて勝てる可能性が出てきます。中央集権
 的なヤマダ電機より、コジマの方が店長の裁量が大きく、機動力は高い
 かもしれません。

 ●記事を読むと、コジマNEW池上店の宮輝生店長(37)は、まるで中
 小企業の社長のような感じです。宮さん独特のやり方で、店舗運営を進
 めています。

 ●花粉症への対応を迅速に行ってすぐに空気清浄機の特設コーナーを設
 置したり、自分のアイデアをもとにデジカメの陳列をしたりと、宮さん
 自身の主体性がフルに発揮されていることが分かります。

 ●これくらいのチェーン店ともなると、店長はお客の方でなく、本部の
 方を向くものです。いかに本部の意向通りに店舗運営を進め、自分の失
 点を少なくするかと考えます。余計なことをして失敗しないようにと考
 えるのです。

 ●つまり、店長からマーケティングの意識がずい分希薄になり、攻めの
 意識が薄れてしまうのです。そして、ともかく本部から言われたことだ
 けは徹底的にやるという姿勢になりがちです。

 ●「会社とはそういうものだ」とお考えになる人もいるかもしれません
 が、それだと目の前のお客の変化に気づきにくくなりますし、気づいて
 も、本部から言われていないからという理由で対応しなくなるのです。

 ●それが大手の弱点であり、中小企業がつけいるべきポイントです。コ
 ジマNEW池上店というのは、記事によれば外観からはパッとしない中
 規模店舗だそうで、普通に運営すれば売り上げはジリ貧となるでしょう。

 ●このような店の店長ほど、自分をどんどん前に出し、失敗を恐れず、
 攻めのマーケティングをきちんとやらなければいけません。宮さんはそ
 うすることで、売り上げをしっかり確保しています。

 ●私が経営支援に入った企業の中で、結果を出した管理職の方は、必ず
 主体性と創造性を発揮しています。例外はありません。「すべてお上の
 言うとおり」という姿勢の人は、やがて厳しい現実に直面することにな
 ります。

 ●あなたは、自分の主体性はもちろん、部下の主体性も発揮させるよう
 な仕組みを作っていますか。それも独り善がりではなく、顧客のニーズ
 をキャッチし、それに合った行動を起こすという主体性です。

 ●宮さんは、部下に考えさせ、実施内容をスケジュールに落とさせ、し
 っかり行動させ、その結果を1時間ごとにチェックさせています。部下
 が自らマーケティングをするようにしているのです。管理手法はいろい
 ろあるでしょうが、このような自律的な組織を作ることが大事ですね。
 
 ――――――――――――― 今日はここまで (^o^) ――――――

 ■■■ちょっと一言

 「うわー、完璧だ」

 先日、元旅行代理店に勤務されていたという、55歳の方の起業プランを
 拝見し、驚きました。4月創業を目指しているということでしたが、す
 でに美しいホームページもできていました。

 ホームページは奥さんが作ったそうです。事業は旅行関係ではなく趣味
 の園芸を生かしたもの。マーケティング計画も作成済み。自己資金もし
 っかりあるという状態でした。

 半年かけて準備したそうです。「きちんとやられてますね!」と申し上
 げたら、「絶対に失敗できませんから」とおっしゃっていました。

 私がご相談を受けた範囲では、50歳以上の年配の人ほど、起業時のビジ
 ネスプランに穴が少なく、私自身もとても参考になるものが多いです。
 
 孫子いわく「勝兵はまず勝ちてしかる後に戦いを求む」(のちのち勝利
 する軍は、計画上で勝った後に実戦に臨むということ)。

 こうでないといけませんね。(#^.^#)

 

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