丸善社長、書店経営の本業に帰る

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日経MJを読み解く!

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 ◆◆◆ 日経MJに見るマーケティングの戦略・戦術 573号 ◆◆◆

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      〜〜〜【マーケティング 今日のポイント】〜〜〜
     あなたの会社にはイノベーションをする力があるか。
        次世代の経営者を育てることが存続の鍵。

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 ━━━━━━━━━ 2005年3月7日付日経MJ(3面)より ━━━━
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 ◆◇◆   返品率を下げることに注力   丸善社長 村田誠四郎さん
 ◆◇◆
  ◆        出店は利益が出ることが大前提 
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 今日は、2000年4月から同社初の営業畑出身社長となった村田誠四郎さ
 んへのインタビュー記事です。

 ■東京駅前の商業施設オアゾに昨年9月出店した「丸の内本店」は、得
 意とする高級文具や洋書の品ぞろえを生かした新しい書店作りを目指す。

 ■「‥‥東京駅周辺で働くビジネス客を中心に想定していましたが、客
 数、売り上げともの土、日、祝日の方が高い。平日は2万人ですが、子
 ども連れなどが多い週末の一日の来店客数は予想より30%以上多い5万
 人に達しています」

 ■「大型店は首都圏、中部、関西、福岡などでは成り立ちますが、その
 一方で空港や地下鉄駅などに80平方メートル程度の売れ筋に絞った店も
 出し始めました。‥‥」

 ■「本当に売れるものと売れないものを見極めれば今の業界の返品率40
 %程度を5〜10%は下げられるとみます。‥‥」

           とのこと。それで、↓↓↓

  ────── ∞ ────── ∞ ────── ∞ ───────
   ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
    わかったゾ!!! これぞマーケティングの極意なり。
   ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
 

 ●丸善のサイトによれば、同社は明治2年創業だそうです。確か、私が
 文学青年時代に読んだ明治時代のいろんな小説の中にも、丸善という名
 前はよく出てきていたように記憶しています。
 丸善のサイト⇒ http://www.maruzen.co.jp/shop/index.html

 ●社史を見てみると、創業者の早矢仕有的(どうお読みするのかわかり
 ません)は師事する福澤諭吉のすすめで創業したとのこと。1872年に開
 店した京都店は梶井基次郎の『檸檬』の舞台になったそうです。あぁ、
 これ読みました。

 ●「事実上日本の株式会社第一号」ともあります。坂本竜馬が長崎に作
 った「亀山社中」も日本初の株式会社と言われていますが、丸善は実際
 に会社として長期的にきちんと運営したということでしょうか。

 ●すでに創業以来130年以上経過しているわけですが、ここまで存続し
 続けているのは、経営者を育成する仕組みがきちんとあるからでしょう。
 今の社長の村田誠四郎さんは1961年に同社に入社した生え抜きです。

 ●記事によれば「丸善は株や投資など営業外で利益をあげてきた会社」
 なのだそうです。ところが、「99年9月中間期に金融投資の失敗」をし
 て、その後に村田さんが社長になったとのこと。

 ●つまり、村田さんは立て直しを任された社長です。営業畑出身の村田
 さんが、本業回帰を図っています。そして、東京駅前に出店した大型店
 である「丸の内本店」が好調だとのこと。

 ●今、どの業界もマーケティング力のある人が社長に就任する傾向があ
 ります。ただ丸善はもともと小売業で、営業部門から社長が代々出てき
 て当たり前のようなものですが、株や投資に強い管理部門の人が社長に
 なっていたのでしょうか。

 ●村田さんが社長となり、同社は本来の姿勢を取り戻しました。そして、
 当たり前と言えば当たり前ですが、利益がとれるか否かを店舗のスクラ
 ップ&ビルドの基準にしています。

 ●「40年以上続いた広島と神戸も閉めた」とあります。利益を生まない
 店は容赦なく閉めているわけです。なかなか生え抜きの社長にできるこ
 とではありません。思い入れが深いでしょうから。

 ●そして、同社の強みである「高級文具」「洋書」などの調達力を生か
 した丸の内本店では、休日の方が来店客数が多かったといううれしい誤
 算もあり、狙い通りに高額品が売れているんですね。

 ●こういうことができる社長ですから、他の業界からすると信じられな
 い「返品率40%」という数字も改善できるかもしれません。老舗の丸善
 が単品管理をきちんとやって改善すれば、他の書店に与える影響は大き
 いでしょう。

 ●丸善は、金融投資の失敗から大きく方向転換しました。この転換力と
 も言うべきものが、株式会社第一号という老舗を支えている力です。ド
 ラッカーは、マーケティングとイノベーション(革新)が企業を存続さ
 せると言いました。

 ●同社は、まさにその理論を証明していると言えます。あなたの会社で
 は、常に次世代の経営者を育成していますか。また、彼らは革新ができ
 る人物ですか。そのような人材がいるなら、あなたの会社も丸善のよう
 に存在し続けるでしょう。
 
 ――――――――――――― 今日はここまで (^o^) ――――――

 ■■■ちょっと一言

 先週の金曜から土曜にかけて、確定申告の事務を行いました。丸一日か
 かりましたが、ようやく終了しました。気にかかっていることを済ませ
 ると、ホッとしますね。

 「こんな作業は誰かにやって欲しいなぁ」といつも思うのですが、終わ
 るとまたその気持ちを忘れてしまいます。また、来年もやることになる
 でしょうか。(^_^;)

 3月は、新年度からの計画を作る月にしたいと思います。いろんなもの
 が中途半端になっているもので。本も、最近購入して読んでいないのが
 7〜8冊あります。これらの本も読みつつ、方向を考えることにします。

 最近、メールをくださった人の中に、「いよいよ3月末で独立します」
 という方もおられました。3〜4月というのは人生の転機になることが
 多い時期ですね。しっかり準備を整えてください。(#^.^#)

 

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