〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓 2005年3月2日 〓〓〓〓〓〓
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◆◆◆ 日経MJに見るマーケティングの戦略・戦術 570号 ◆◆◆
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〜〜〜【マーケティング 今日のポイント】〜〜〜
あなたは誰のための商品を作っているのか。
絞り込めた人だけが勝つ。
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━━━━━━━━━━━━━ 2005年3月2日付日経MJより ━━━━━
□■□ 本日の注目記事(1面)
■□■ 従来型のカレンダーを作り替える 衣料品MD担当者たち
□■□ 天候異変で激変する需要に対応
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今日は、「過去最大のコート在庫」を残してしまうなど、天候の異変に
振り回されているMD(商品政策)担当者たちが、天候に左右されない
MDに挑んでいるという記事です。
■1年間を50週前後に刻み、各週の品ぞろえをあらかじめ決める「カレ
ンダーMD」。‥‥いわば百貨店の商品計画のバイブルだ。
■‥‥京王百は今年の秋冬物から新たなMDに挑む。
■「すぐ欲しい、すぐ着られる」がコンセプトで、価格も抑える。生地
は季節通りだが、カラーでは季節を先取りする仕様で2つのシーズンを
兼ねる“全天候型MDだ”。
■オンワード樫山は季節感に関係なく商品を企画する“シーズンレスM
D”を始めた。
■昨年9〜10月にワンピースを増やしたのは「『合コン服』需要の最盛
期」(谷口氏)とみたから。‥‥前年比2倍以上の売上高を達成した。
とのこと。それで、↓↓↓
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ナルホド、ナルホド … ピンと来た!(^o^)
⇒ マーケティングのヒント ⇒ 自分で早速やってみよう!
●春夏秋冬という季節があり、その寒暖に衣料品MDは対応してきまし
た。冬物、春物などと衣料品を呼びますね。ほぼ予定通りに気温が上下
するからこそ、この商品政策が成り立っていたのです。
●ところが、相次ぐ異常気象によって、寒いはずの時期が暖かかったり、
その逆が起こったりして、予定通りに衣料品が売れなくなりました。そ
の結果、「過去最大のコート在庫」となっているのです。
●気温もそうですが、昔と違って今は、ちょっと建物や乗り物の中に入
れば冷暖房が完備されており、それほど服を気にする必要が無くなって
きました。外を歩くときだけが問題です。
●だからでしょうか。真冬に驚くようなミニスカートをはいている女性
や、コートも着ずに歩いている男性ビジネスマンがいます。ほんのちょ
っと我慢すれば、すぐに暖かい室内に入れるからでしょう。30〜40年前
はこうはいきませんでした。
●MD担当者たちは、ようやく従来型の季節の寒暖に対応した商品政策
を新しいものに切り替えようとしています。消費者は「季節性より着た
い服を着よう」(記事より)としているのですから、それに対応しなけ
ればなりません。
●そこで、2つのシーズンを兼ねる服を投入したり、季節よりもイベン
トに注目した商品政策を行ったりしているのです。記事によれば、オン
ワード樫山は秋に「肌の露出が多めのワンピース」を集中投入したとの
こと。
●クリスマス前2〜3ヵ月は、「クリスマスを過ごす恋人を求めて合コ
ンに集まる女性が増え」ると読み、その場に着ていくためのワンピース
を投入してズバリ的中させました。
●少しずつ寒さが増してくるこの時期に露出が多い服を着るわけがない
と考えて、そのような服の投入はしないのが従来の商品政策です。オン
ワード樫山は、寒暖にとらわれることをやめて成功しています。
●季節感を考慮せずに商品政策を練るというのは、もしかすると歴史上
初めてかもしれませんね。「真冬に薄物は着ない」というような固定観
念にしばられるのも不思議ではありません。
●しかし、現実にそのような商品が売れていることを直視しましょう。
ターゲット顧客が、どのような場でどういう服を着たがるかを考えて、
そこをピンポイントで狙い撃ちするような商品政策が必要なのです。
●さて、あなたは従来型の固定観念にどっぷり浸かっていませんか。も
しも、思ったほど商品が売れないならば、もっとターゲットを絞り込み、
それによって商品も絞り込んでください。
●「OL向け」ではダメなのです。「20代前半のOL向け」でもまだダ
メ。「20代前半で合コンに参加するための服を求めるOL」というとこ
ろまで絞り込んで、ようやくぴったり合う服ができます。
●あなたはいったい誰のために役立つ商品を作ろうとしているのか、よ
く考えてください。出発点はそこにあります。役に立つものなら必ず売
れるのです。
――――――――――――― 今日はここまで (^o^) ――――――
■■■ちょっと一言
今日は、午前10時から午後5時30分まで、中国青島市の政府関係者向け
セミナーで講師を務めます。お話しする内容は、第二次世界大戦後の日
本企業の発展の歴史や、日本的経営のあり方など。
さらに、福岡滞在中に彼らが訪問する企業について、経営コンサルタン
トとしての視点から、ミニ解説をします。8社ほど訪問するようです。
日本を代表する企業の福岡工場なども入っています。
基本的には講義なのですが、相手が中国人とはいえ同じ人間ですので、
楽しくやっていきたいと思います。せっかく日本に来てくれたわけです
から、記憶に残るようなセミナーにしたいですね。
私が一番心配しているのは、自己紹介を中国語ですること。通じるでし
ょうか。今からちょっと練習します。(^_^;)
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