ネッツトヨタ栃木、電話作戦で顧客満足度向上狙う

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 ◆◆◆ 日経MJに見るマーケティングの戦略・戦術 564号 ◆◆◆

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      〜〜〜【マーケティング 今日のポイント】〜〜〜
      あなたはいつの間にかごう慢になっていないか。
       謙虚になれば、環境の激変にも対応できる。

      〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 ━━━━━━━━━━━━━ 2005年2月21日付日経MJより ━━━━━
 □■□  本日の注目記事(10面)
 ■□■   顧客満足度100%の達成が目標   ネッツトヨタ栃木
 □■□「隠れた顧客ニーズを掘り起こせ」をキーワードに電話作戦展開 
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 今日は、トヨタ自動車が用意した「カイゼン」メニューを実施して大き
 な成果を上げたネッツトヨタ栃木(宇都宮市)が、さらに独自のCS活
 動に取り組んでいるという記事です。

 ■何かご不満な点はありませんか──。‥‥11人のオペレーターが次か
 ら次に顧客に電話をかける。

 ■対象は10店舗の新車と中古車を購入した顧客ら約4万5千人。電話す
 る時期は車検満了日の3ヵ月前だが、顧客が不快感を抱かないように売
 り込みなど営業色は極力排除する。

 ■顧客の声は「コール結果連絡票」としてまとめられ、各店に伝えられ
 る。

 ■クレームは1週間以内での解決が義務付けられ、苦情を受けた日から
 4日後にコールセンター長が各店の店長に途中経過を聞き取り調査する。
 問題解決後、各店長は対策書を社長に提出しなければならない。

           とのこと。それで、↓↓↓

  ────── ∞ ────── ∞ ────── ∞ ───────

  ナルホド、ナルホド … ピンと来た!(^o^)
  ⇒ マーケティングのヒント ⇒ 自分で早速やってみよう!


 ●なんと11人で4万5千人に電話するそうです。1人のオペレーターが
 4090人に電話する計算になります。私も1日に100件アポ取り電話をか
 ける作業を4〜5日やったことがありますが、ヘトヘトになりました。

 ●その経験があるので、この記事からはまず最初に「うわー、大変だろ
 うなぁ」と感じてしまいました。が、これは売り込みではなく顧客の声
 を聞く電話です。いきなり電話を切られることはまず無いので、アポ取
 りなどの営業電話よりも気分は楽かもしれません。

 ●すでにお金を払って商品を購入した既存客というのは、販売者と話を
 したいものです。購入後にフォローがあると安心します。クレームを言
 えずに悶々としているときに電話をくれたら、胸のつかえも取れやすい
 でしょう。

 ●私も経験がありますが、新規開拓に目が向いている営業マンは、既存
 客のフォローがおろそかになります。本当は既存客をきちんとフォロー
 する方が、紹介等で新規も増えやすいのですが・・・。

 ●そこで、このネッツトヨタ栃木のような仕組みを作っておくことが重
 要になります。記事によれば、昨年5月に「お客様サポートセンター」
 として開設したとのこと。人件費等はかかりますが、きちんとやればそ
 の分の収益は十分に上がります。

 ●同社は、売り込みなどの営業色を排除して、顧客に1軒1軒電話をし
 ています。あなたは車を購入した後に、こんな電話をもらったことがあ
 りますか。私は残念ながらありません。いただいた電話は全部、車検や
 買い替えの売り込みでした。

 ●電話をもらったお客の中には、同社の姿勢に感心する人もいるでしょ
 う。そしてまた、この会社の店で車を買うことになります。たった1本
 の電話が顧客を感動させることにつながるのです。

 ●また、この電話によって、顧客情報を収集できます。記事によれば、
 情報収集後、今年の6月から、例えば花粉症の客に「花粉用フィルター
 はいかがですか」などと営業活動をするとのこと。

 ●電話では、極力売り込み色を排除しつつも、将来の販売につながるよ
 うな質問をしておくのでしょう。「花粉症で悩んでいる」という潜在ニ
 ーズを押さえておき、しばらくした後に、その問題を解決する商品を販
 売するという手順です。

 ●トヨタのカイゼン思想は、とても謙虚な姿勢が表れています。あれほ
 どの巨大企業になりながら、ごう慢に陥ることなく、顧客に尋ね、顧客
 の声から販売手法を改善しようと努めているのです。

 ●ネッツトヨタ栃木は、その思想をベースとして、さらに独自のやり方
 を確立しようとしています。本体が思想を伝え、系列会社がそれを深め
 ようと努力するトヨタグループの発展は、まだまだ続くでしょう。

 ●さて、あなたはいつの間にかごう慢になっていませんか。顧客や他の
 人の意見に耳を傾けないというのは、ごう慢と言われても仕方がありま
 せん。そのままでは環境適応は困難です。

 ●他人の意見をそのまま施策に反映するのは、主体性の放棄で、これま
 たダメになってしまうでしょう。要は、人の意見を聞いて「自分の判断」
 を下すこと。これが、優秀なリーダーと言われる人のやり方です。まず
 は「謙虚であれ」と自分に言い聞かせてください。
 
 ――――――――――――― 今日はここまで (^o^) ――――――

 ■■■ちょっと一言

 昨日は、中国の青島市政府関係者向けの経営セミナーの打ち合わせを主
 催者の方と行ってきました。私に与えられたテーマがかなり幅広いので、
 散漫にならないよう、いかにコンパクトにまとめるか、今から考えなけ
 ればなりません。

 そう言えば、先週末には、中国のある都市の政府関係者という人から電
 話がかかってきて驚きました。インターネットで私のホームページを見
 たそうで、4月に福岡へ行くから会いたいということでした。

 なんでも福岡でその都市のPRをし、企業を誘致したいという話でした
 ので、私ではちょっと力不足だと思い、日中間を結びつけるビジネスを
 行っている方をご紹介しました。しかし、何だか最近、やけに中国づい
 ています。

 私が引き寄せているのでしょうか? (#^.^#)

 

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