ヨドバシアウトレット京急川崎、主婦や高齢者を掘り起こす

これはマーケティングサポーターズクラブ(MSC)の秘密兵器です!ココをクリック)

日経MJを読み解く!

メルマガ登録・解除 現役中小企業診断士が執筆中! 読者数3万人超
 


 〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓 2005年1月27日 〓〓〓〓〓〓 

 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 ◆◆◆ 日経MJに見るマーケティングの戦略・戦術 547号 ◆◆◆

 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

      〜〜〜【マーケティング 今日のポイント】〜〜〜
        丁寧に接客するとお客が寄ってくる。
          高齢社会ほど、誠実さがモノを言う。

      〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 ━━━━━━━━━━━━━ 2005年1月26日付日経MJより ━━━━━
 □■□  本日の注目記事(7面)
 ■□■  主婦や高齢者を掘り起こす  ヨドバシアウトレット京急川崎
 □■□        接客に時間と手間をかける
 ――――――――――――――――――――――――――――――――

 今日は、ヨドバシカメラが昨春開いた初のアウトレット専門店「ヨドバ
 シアウトレット京急川崎」に関する記事です。

 ■陣頭指揮を執る沖村眞司マネージャは「アウトレットは生鮮品。売り
 時と価格設定の最適バランスの見極めに毎日挑戦している」という。

 ■「ネット価格や店頭での消費者の反応などを地道に探り『売れる価格』
 を本部に提示。仕入れ部門と何度も交渉を繰り返す」(沖村氏)という。

 ■新旧モデルの比較に始まり、特価の理由を詳細に伝えるため接客には
 時間と手間をかける。

 ■川崎市内から来店した60代の夫婦は「時間をかけ丁寧に説明してくれ
 るから落ち着いて買い物ができる」と話す。

           とのこと。それで、↓↓↓

  ────── ∞ ────── ∞ ────── ∞ ───────
 
  ナルホド、ナルホド … ピンと来た!(^o^)
  ⇒ マーケティングのヒント ⇒ 自分で早速やってみよう!


 ●「急がば回れ」という言葉がありますが、これは販売にもあてはまる
 ような気がします。現代のようにモノ余りで何でもあふれ返っている時
 代は、特にそうですね。

 ●赤字覚悟の超目玉品を除けば、もはや並べるだけで商品がどんどん売
 れるという時代ではありません。業態間競争、同業者間の競争に勝って
 来店してもらい、しかも店頭で魅力を伝えられなければ売れないのです。

 ●消費者は、買うときは一瞬で決めますが、それまでじーっと見ていま
 す。そのことに気づいている販売担当者は、日ごろの行動が違いますね。
 信頼を得られるように気をつけています。

 ●ただの一時しのぎで、適当に商品を売ることはありません。しっかり
 説明します。買う気のある人ほど、説明を聞きたがりますから、それに
 応えるのです。また、その様子を他のお客も見ています。

 ●アウトレットの店では、お客も少々不安があります。どうしてこんな
 に安いのか、すぐにおかしくなるのではないかなどと心配するでしょう。
 その不安を払拭し、価格が適正であることを伝えなければ買ってもらえ
 ません。

 ●これは、通常の品物を販売するより難易度が高いですね。記事によれ
 ば、ヨドバシアウトレット京急川崎は、「ベテラン中心の布陣」にして
 いるとのこと。「一度決めた価格も絶対ではない」そうで、お客とのや
 りとりから、価格変更をすることもあるのでしょう。

 ●ベテランが丁寧に説明してくれる店というのは、それほどありません。
 売る側はコストがかかりますが、お客にとってはとてもありがたい店で
 すね。主婦や高齢者に人気があるようです。

 ●通常、接客のベテランというのは、お客は何がわからず、何を気にし
 ているかを知っており、かつ、自社商品の特性にも詳しいわけです。
 「彼を知り、己を知る」人物ですね。勝ち易きに勝つことを知っていま
 す。ぜひ、そのレベルを目指しましょう。

 ●さて、あなたは、このヨドバシアウトレット京急川崎のように、きち
 んと接客していますか。高額品を売ろうとすればするほど、商品知識を
 豊富にしておかねばなりません。

 ●また、「お客が買わない原因は何か」ということを掘り下げて考える
 ことも必要です。特に、商品の価値(得られる効用)と価格が釣り合っ
 ていると伝わったかどうかが大事です。

 ●例えば、50万円のデジタルテレビがあり、お客は十分に価値を認めて
 いるが、値段が高すぎてちょっと手が出ないという場合はまだよいので
 す。これはターゲットと異なる客が、「欲しいなぁ」と思っているだけ。

 ●これに対して、「え、これが50万? 高いよ」と顧客が反応した場合
 は、価値を伝えられていなかったか、それだけの価値が本当に無かった
 かのどちらかですね。よく吟味しなければなりません。

 ●価値と価格のバランスをよく見極めてください。価値の低いものをだ
 まして売るのはいけませんが、よく見られるのは、価値が高いのに伝え
 られていないケースです。自社の商品の良さをよく知ったうえで、伝え
 方を工夫してください。

 ――――――――――――― 今日はここまで (^o^) ――――――

 ■■■ちょっと一言

 昨日から、『信長公記』を読み始めました。これは実際に織田信長につ
 かえた太田牛一(おおたぎゅういち、あるいは、うしかず)という人が
 書いたものですが、非常に歴史的価値が高いと言われています。

 太田牛一自身が、「断じて主観による作品や評論ではない。あったこと
 を除かず、無かったことはつけ加えていない。もし一か所でも虚偽があ
 るならば、天は許し給わぬであろう」と述べています。つまり、事実を
 そのまま書いたと言っているわけですね。

 信長を描いた物語のほどんどは、主にこの『信長公記』をもとにしてい
 るのでしょう。最初の方ですが、斎藤道三が娘むこである信長と初めて
 会ったあと、大うつけと呼ばれていた信長の感想を、

 「まことに無念なことである。この山城(道三)の子たちがあのたわけ
 の門外に馬をつなぐ(家来となるの意)ことはまちがいないだろう」

 と述べた場面は有名ですが、この本を読むと実際にそう言ったのだとい
 うことがわかり、興味深いです。こういう、ドラマ等で見た場面がたく
 さん出てきそうですよ。

 信長のマーケティングやマネジメントを勉強したいと思います。(#^.^#) 

 

メールマガジンのご購読はこちら

現役中小企業診断士の勉強部屋 マーケティング資料室ホームへ