空想生活、欲しい商品を企画する共同購入サイト

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 〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓 2005年1月21日 〓〓〓〓〓〓 

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 ◆◆◆ 日経MJに見るマーケティングの戦略・戦術 543号 ◆◆◆

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      〜〜〜【マーケティング 今日のポイント】〜〜〜
         顧客の要望を商品に取り入れているか。
      日常的に必要なものでなければ絶対に売れない。

      〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 ━━━━━━━━━━━━━ 2005年1月21日付日経MJより ━━━━━
 □■□  本日の注目記事(7面)
 ■□■    欲しい商品を企画する共同購入サイト   空想生活
 □■□     一歩先のニーズをつかんだ商品を生み出す
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 今日は、消費者の声を吸い上げて商品開発をするサイト「空想生活」に
 関する記事です。

 サイトはこちら⇒ http://www.cuusoo.com/

 ■同サイトの会員(現在約2万人)になると、それぞれプロジェクトに
 意見を提案することができる。

 ■サイト運営会社のエレファントデザイン(東京・品川)は会員の声を
 基に商品を企画、購入者を募ったうえで製品化の道筋をつける。

 ■商品画像を三択式でサイト上に掲示し、会員の投票でデザインを決め
 ることもある。一度のアンケートの集約期間は2週間程度。すばやく全
 国2万人の会員の声を集められるのが「空想生活」の利点だ。

 ■エレファントデザインはメーカーからマーケティング料やデザイン料
 などを受け取る。

 ■同社がこれまで開発してきた商品は、家具、家電、雑貨など約20アイ
 テム。

           とのこと。それで、↓↓↓

  ────── ∞ ────── ∞ ────── ∞ ───────

  ナルホド、ナルホド … ピンと来た!(^o^)
  ⇒ マーケティングのヒント ⇒ 自分で早速やってみよう!


 ●ビジネスのネタを考えるときに、よく、「日常生活で抱いた不満」を
 もとにすればよいと言います。しかし、ビジネスをしないその他大勢の
 人も、同じように不満を抱いています。

 ●量としては、圧倒的にそちらの方が多いですね。で、毎日、毎日、世
 界中で言えば数十億人の人が、「あぁ、不便。こんなものがあったらい
 いのに…」と不満を抱いているはずですが、そのアイデアは次から次に
 消えているのです。

 ●もしも、その一部でも取り込めて、「そんなものが欲しかった」と多
 くの人が共感するような新しい商品ができれば、大ヒットするでしょう。

 ●空想生活では、会員登録をすれば、そのようなふと気づいたアイデア
 を提案することができます。私も早速登録してみました。「困っている
 こと」を掘り下げて、「だからこんなものが欲しい」と訴える形になっ
 ています。

 ●このアイデアの著作権はエレファントデザインに帰属するとのことな
 ので、提案して商品化されても、それで対価が支払われるということは
 ありません。しかし、それでも、すでに約20もの商品が開発されていま
 す。

 ●起業する予定も無い消費者の側からすれば、お金をもらえるかどうか
 などより、「自分の空想をプロによって形にしてもらえる」ということ
 に価値を感じるのではないでしょうか。

 ●同社では、ある程度仕様が固まってきたら、「サポーター」と呼ばれ
 る購入希望者を募り、その後に生産するようです。作る前に、すでに買
 う人がいると分かっているわけですから、メーカーも楽ですね。

 ●このやり方であれば、「消費者の立場で考える」必要があまりありま
 せん。もとから消費者が考えるわけですから。プロは、それを肉付けし
 ていくのが仕事です。

 ●しかも、購入者を募集してから作るので、商売としても固いですね。
 ただ、どれくらいの会員やサポーターを集められるかが、今後、拡大で
 きるかどうかのポイントでしょう。

 ●同社は、従業員数は14人ですが、資本金は約1億4千万円の会社です。
 同社のスポンサーには、東京電力や三菱地所などの大企業がついていま
 すので、スポンサーが持つ媒体を使ってPRすれば、会員数を増加させ
 るのは比較的たやすいのではないかと思います。

 ●このような大手企業をスポンサーにつけることができているのは、消
 費者に密着した情報を大手が欲しがっている証拠でしょう。小企業でも、
 その事業に魅力があれば、大企業とも対等に渡り合えるのです。

 ●さて、あなたの会社では、相変わらず独り善がりの商品を作っては、
 売れないと嘆いていませんか。「こんなもの誰が欲しがるのだろう」と
 疑問に思うような商品を作って喜んでいる、技術系の社長さんはまだま
 だ少なくありません。

 ●商品を作るときには「己を捨てる」ことが大切です。どんなに捨てよ
 うとしても、結局はあなたの能力をフル活用することになりますから、
 心配せずに、思い切ってお客の要望を取り入れてみましょう。そのよう
 にすることで初めて、顧客志向の商品ができるのです。

 ――――――――――――― 今日はここまで (^o^) ――――――

 ■■■ちょっと一言

 この「空想生活」の会員になるためにフォームに書き込んで登録したら、
 それは「COMPACT IH(電磁誘導加熱)」という卓上コンロの
 サポーター(つまり、購入希望)になるための登録フォームでした。い
 くつかフォームがあるので、間違わないようにしてください。

 モノ余りの時代ですから、消費者に密着するか、自分を徹底的に掘り下
 げて、「個」に迫らないといけないですね。日経MJ4面に「見えない
 作り手の意志」という見出しでコラムがあり、以下のように書いてあり
 ます。

 「‥‥『個』としての消費者は浮き彫りになってきているが、『個』と
 しての作り手は、依然、見えないままでいる」

 顧客ニーズに合わせつつ、作り手の強烈な意志を示す。「個」に「個」
 をぶつけるという意識が求められているようです。

 さて、今日はこれからJMMO(日本マーケティングマネジメント研究
 機構)の月例会に参加してきます。販促の成功事例が楽しみ。(#^.^#)

 

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