マキリス、新アーノルドパーマー販売好調

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 ◆◆◆ 日経MJに見るマーケティングの戦略・戦術 542号 ◆◆◆

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      〜〜〜【マーケティング 今日のポイント】〜〜〜
         欲望のままに売りまくるのはまずい。
     将来を考えたうえで、今どうするかを決めよう。

      〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 ━━━━━━━━━━━━━ 2005年1月19日付日経MJより ━━━━━
 □■□  本日の注目記事(6面)
 ■□■    新アーノルドパーマー販売好調      マキリス
 □■□     老若男女を対象にした旧パーマー路線と決別
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 今日は、1970〜80年代に一世を風靡(ふうび)したアーノルドパーマー
 が、ブランドを女性用、男性用などと分けて人気という記事です。

 ■現在のアーノルドパーマーはタイムレスのほか、20代女性向け「アー
 ニーアーノルドパーマー」、20代男性向け「アーノルドパーマーメン」
 の3本体制。

 ■‥‥ブランドの売上高(小売ベース)は今期(05年2月期)、約25億
 円と前期比25%増える見込みだ。

 ■SCや専門店ビルから出店要請は後を絶たないが、マキリスの大嶋正
 憲アーノルドパーマーグループ長は「急激な出店拡大は絶対にしない」
 と明言する。

 ■‥‥拡大路線はブランドの力を徐々にむしばんだ。‥‥90年代末には
 売上高は最盛期の20分の1近くに落ちた。

 ■2000年、ついに大改革が断行された。

           とのこと。それで、↓↓↓

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  ナルホド、ナルホド … ピンと来た!(^o^)
  ⇒ マーケティングのヒント ⇒ 自分で早速やってみよう!


 ●記事によれば、パーマーは「レナウンの隆盛を支えた看板商品」だっ
 たとのこと。看板商品の売り上げが少しずつ落ちていき、ついには最盛
 期の20分の1に。

 ●そうなった理由は「拡大路線」にあるそうです。ひとつの「アーノル
 ドパーマー」というブランド商品を、老若男女に対し、さまざまな販路
 で売りまくったわけですね。その結果、飽きられてしまいました。当然
 の結末とも言えるでしょう。

 ●最近では、似たようなケースにユニクロのフリースがありますが、長
 期間でじわじわと売り上げが下がった分、パーマーの事例の方が、企業
 としての対処は難しかったのではないでしょうか。

 ●遅きに失した感はありますけれども、ついに2000年に決断を下しまし
 た。「既存商品は廃止」し、「デザインや品ぞろえを一新」すると決め
 たのです。

 ●ずい分、勇気がいったことでしょう。企業にとっても個人にとっても、
 減っているとはいえ、そこそこの収入になっている分野を切るのは恐ろ
 しいものです。失敗したら息の根が止まる可能性もあるわけですから。

 ●商品のライフサイクル理論では、導入期→成長期→成熟期→衰退期と
 4期に分け、衰退期に入ったら、切り捨てるか、あるいは、リニューア
 ルするなどして再度新しいサイクルに乗せることを検討せよと教えます。

 ●パーマーは、長い間衰退期を過ごしました。放っておいてもそこそこ
 は売れるからですね。でも、今回の決断をもっと早くしていたら、今得
 ている利益は数倍になっていたかもしれません。

 ●現在は、レナウンの子会社であるマキリスが、同ブランドを3本体制
 で管理しています。対象顧客を絞って、しかも、急激な出店拡大をせず、
 大事に育てていくようです。

 ●果たして、「売れている間に売りまくる」のがよいのか、「わざと広
 げずに着実に売る」のがよいのか。これは一概に言えません。強いて言
 えば、経営者が何を目指しているのかという戦略、価値観によります。

 ●ただ、気をつけなければならないのは、放っておくと前者に流れてし
 まいがちになることです。目先のお金が入りますし、周囲にももてはや
 され、いい気分になります。

 ●それを狙ってやっているのならよいのですが、ただ欲望のままに走っ
 ていると先々に大きな落とし穴が開いているのに気づきません。マキリ
 スでは、細く長くを選択したようですが、あなたの戦略としては、どの
 ように売っていこうと考えていますか。

 ●ドラッカーは、「事業の目的は、顧客の創造である」と言いました。
 現在と共に、将来も顧客を創造し続けることが大事です。それは新規客
 だけを意味するのでなく、既存客に買い続けてもらうことも含みます。

 ●販売好調だという方は、今のうちに将来に対する手を打っておいてく
 ださい。不調な方も、将来のことを念頭に置いてください。先のことを
 考えたうえで「今に集中」するようにすれば、間違いは少ないでしょう。

 ――――――――――――― 今日はここまで (^o^) ――――――

 ■■■ちょっと一言

 昨日は、2件の「大学発ベンチャー」の話を聞く機会がありました。国
 をあげて支援しているのですが、技術はすばらしくてもなかなか事業化
 までいかないのが問題のようです。

 1つは、インターネットを使って、家庭の電化製品や電気使用量を管理
 するもの、もう1つは、人間の動作をカメラで写して、それを音や映像
 に変える楽器でした。2件とも30歳手前くらいの人が考えたものです。

 よく考えますね。おそらく日本中には、このように新しいことを考えて
 いる人がたくさんいるのでしょう。日本はまだまだすごい国だと思いま
 した。

 人の戦略を聞くと刺激になります。さぁ、感心ばかりしてないで、今日
 も自分のをしっかりやろう。(#^.^#)

 

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