東方力丸さん、漫画を朗読するパフォーマー

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日経MJを読み解く!

 〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓 2004年12月7日 〓〓〓〓〓〓 

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 ◆◆◆ 日経MJに見るマーケティングの戦略・戦術 518号 ◆◆◆

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      〜〜〜【マーケティング 今日のポイント】〜〜〜
        「私なんか…」と引っ込んでいてはダメ。
     あなたの感性を加えることがヒットの条件なのだ。

      〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 ━━━━━━━━━━━━ 2004年12月6日付日経MJより ━━━━━
 □■□  本日の注目記事(20面)
 ■□■  漫画を朗読するパフォーマー現る   東方力丸さん(30)
 □■□   東京都の広報番組「TOKYO BOY」で広まる
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 今日は、「声」を使った新しいエンターテインメントが登場したという
 記事です。

 ■漫画を声に出して読み聞かせる通称「マンドク」が、ひそかな“東京
 名物”になりつつある。

 ■登場人物ごとに声色を変え、効果音も入れる。「プルルルルー」「う
 わーん」「ゴホン、ゴホン」。

 ■力丸さんが路上での漫画読みパフォーマンスを始めたのは、俳優修行
 のけいこからという。

 ■‥‥「TOKYO BOY」で今年7月に初めて紹介した。そこから
 「マンガ」を「朗読」するという意味の「マンドク」という造語が生ま
 れた。

 ■力丸さんは今秋、中央大学と早稲田大学の学園祭に呼ばれ、民放テレ
 ビ番組やライブハウスへの出演依頼が少しずつ増えている。

           とのこと。それで、↓↓↓

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  ナルホド、ナルホド … ピンと来た!(^o^)
  ⇒ マーケティングのヒント ⇒ 自分で早速やってみよう!


 ●漫画を声に出して読んでみたことありますか。おそらくほとんどの漫
 画好きの人は経験があると思います。特に、黙読が習慣化する前の小さ
 な子どもは、皆音読していますね。

 ●音読は、芸術としては「朗読」、あるいは「朗読劇」があるようです。
 読み手が情感を込めて、観客に向かって読み上げるのです。私も小説家
 の浅田次郎さんが自ら『ラブレター』というご自身の作品を朗読するの
 を聞いたことがあります。

 ●文字を目で追って情報をつかむのと、耳で聞くのとでは、情報の伝わ
 り方が違います。前者は作者が文字だけで伝えようとしているわけです
 が、後者には読み手の思いが入ります。

 ●先の浅田次郎さんの例では、浅田さんの思いがより深く伝えられるこ
 とになりますが、それが第三者であれば、その人がどう読んだかが加わ
 ります。読む人によって受け取り方は違いますから、違う芸術作品が出
 来上がったことになると言ってもよいでしょう。

 ●それは漫画でも同じですね。このたび、『ドラえもん』の声優が変わ
 るそうですが、それは、以前とは違う作品になることを意味します。残
 念がる人も多いと思いますが、現在2〜3歳の子供が大きくなって今ま
 でのを見たら、「前のドラえもんは変だ」と感じるでしょう。

 ●何を言いたいかというと、「情報は伝える人によって変わる」という
 ことです。情報管理の面では注意点ですが、芸術を始めとした創造の分
 野では、それが「味わい」となってよりレベルの高いものを作り出すこ
 とにつながります。自分を加えるだけで新商品となるのです。

 ●東方力丸(とうほうりきまる)さんは、漫画の朗読でそれを行いまし
 た。例えば、東方さんが『ドラえもん』を読んだら、また違った味わい
 を生むでしょう。そして人々に人気が出れば、売り物になるわけです。

 ●彼は駅前でパフォーマンスをしていましたが、それが評判となり、な
 んと東京都の広報番組で取り上げられました。このようなプロセスで知
 名度を高めていくのは、最近数多く見られます。

 ●インターネットを使ったものでは、メルマガやブログ、掲示板等から
 メジャーになっていく人が多いですね。音楽でも、まず地方のFM局か
 ら火をつけるという手法があるようです。

 ●「まず人と変わった切り口で情報発信すること」→「固有のファンを
 つかみ、口コミで広げること」→「マスコミの目に止まるようにするこ
 と」という順番です。

 ●東方力丸さんは、このプロセスを意図してはいなかったかもしれませ
 ん。しかし、結果的にそうなっています。漫画を人前で音読するという、
 たったそれだけのことで、有名人への階段を駆け上がっています。

 ●この「たったそれだけ」に気づくか気づかないか、気づいてもやるか
 やらないかが、大きな差となって現れるのです。自分の近辺のほんの小
 さなことに、大きな可能性が隠れています。

 ●あなたは、ふと気づいた「切り口」を普段からメモしていますか。そ
 してそれを深める努力をしていますか。誰もが気づいているのです。と
 ころが、それを発展させる意思があるか否かで、結果はずい分変わって
 きます。まずは、メモをする習慣をつけてください。

 ●その「切り口」に、あなたという個性を加えれば、あっという間に新
 商品が誕生します。あとは受け入れられるように、商品を磨き、そして
 先のビッグになるプロセスを踏めば、メジャーになれるかもしれません
 よ。ともかく、やってみましょう。

 ――――――――――――― 今日はここまで (^o^) ――――――

 ■■■ちょっと一言

 メール講座の受講生の方に、電子部品関係の商品開発担当をされている
 方がおられますが、かなり大変なお仕事のようです。

 トヨタの故・中村健也さん(乗用車クラウンを開発した方)が、商品開
 発の苦しさを「暗闇を夜行列車で走るようなものだ」と表現されました
 が、暗闇を抜けたと思ったら、開発担当者はまた新たな暗闇に突っ込ま
 ねばなりません。

 やっと抜けたと思ったら、もうそこには他社がいた、などということも
 あります。そうならないように開発スピードを上げようとすれば、家に
 帰れなくなったり、帰っても寝るだけになったり・・・。

 しかし、困難が大きければ大きいほど、得られる喜びも大きいというの
 がこの世の法則ですね。楽な道と困難な道があったら、困難な方を選び
 ましょう。あなたも商品開発に取り組んでみませんか。(#^.^#)

 

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