タイトー、「お取り寄せ鍋セット」売れ筋1位

これはマーケティングサポーターズクラブ(MSC)の秘密兵器です!ココをクリック)

日経MJを読み解く!

 〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓 2004年12月3日 〓〓〓〓〓〓 

 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 ◆◆◆ 日経MJに見るマーケティングの戦略・戦術 516号 ◆◆◆

 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

      〜〜〜【マーケティング 今日のポイント】〜〜〜
          あなたは本物商品を持っているか。
        無ければ、本物を仕入れれば良いのだ。

      〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 ━━━━━━━━━━━━ 2004年12月3日付日経MJより ━━━━━
 □■□  本日の注目記事(3面)
 ■□■   「お取り寄せ鍋セット」売れ筋1位    タイトー
 □■□       毎年2ケタの増収ペースを維持
 ――――――――――――――――――――――――――――――――

 今日は、インターネット通販での「お取り寄せ鍋セット」売れ筋調査か
 らの記事です。

 ■1位はゲームセンター運営大手でネット通販も手掛けるタイトーの
 「水戸 あんこう鍋A」。茨城県の老舗郷土料理店、山翠本店(水戸市)
 からの直送品だ。

 ■市場で存在感を発揮している秘けつは3つのこだわりだ。

 ■1つ目は「名の通った産地やメーカー、店舗の商品で全体の8割以上
 を固めている」(近藤課長)という厳選ぶり。

 ■2つ目は一風変わった「通好み鍋」を独自に発掘していること。

 ■3つ目のこだわりは、売り手の素顔を見せる趣向。‥‥一品一品にバ
 イヤーの思い入れや産地にまつわる物語を添え、ファンが繰り返し楽し
 める工夫を施している。

           とのこと。それで、↓↓↓

  ────── ∞ ────── ∞ ────── ∞ ───────

  ナルホド、ナルホド … ピンと来た!(^o^)
  ⇒ マーケティングのヒント ⇒ 自分で早速やってみよう!


 ●鍋の季節ですね。鍋好きな日本人はきっと、スーパーで売っている鍋
 の素をいろいろと買っては、違う味を楽しもうとしているでしょう。し
 かし、結局何種類かの鍋のローテーションになっていないでしょうか。

 ●ちょっと変わった鍋、名店の鍋などを食べてみたいときには、そうい
 う鍋を食べさせてくれる飲食店に行くしかないと思っていたら、最近は
 通販でいろいろと手に入れられるのですね。

 ●記事によれば、「ヤフー!ショッピング」で11月18〜24日に販売した
 鍋セットを、個数ベースでランキングした結果、タイトーの商品が1位
 と7位に入ったとのこと。
 1位のあんこう鍋⇒ http://store.yahoo.co.jp/kmc/68-30810.html

 ●1位が「水戸 あんこう鍋A」(3〜4人前)9975円、7位が「金沢
 産 鱈(たら)ちり鍋」(3〜4人前)9975円です。これらのヒット商
 品を生み出すために、同社でやっていることがいくつかあります。

 ●まず、名店のものを販売すること。仮にあなたが名のある飲食店の店
 主だとしたら、通販などの素材にも徹底的にこだわるでしょう。「あの
 店の味ってこの程度か」と思われたくないでしょうから。

 ●私が関わったある飲食店は、カレーの缶詰を作っていました。地方で
 は有名な飲食店なので、百貨店で販売したときに、「あの○○のカレー
 ならいいだろう」とお客が買っていくのです。

 ●ところが、その缶詰の味が微妙に変化するということが、幹部会議で
 問題になりました。工場での生産方式のどこかに原因が潜んでいるわけ
 です。議論は白熱し、徹底的に調査しようということになりました。

 ●このように、名のある飲食店というのは「味」にこだわります。だか
 ら、仕入れて販売する業者も、ある程度安心して売れるわけです。当然
 購入客の満足度も高くなります。

 ●その他、タイトーは、あまり一般に知られていない変わった鍋を発掘
 して販売したり、売り手の素顔を見せる工夫をしたりしています。これ
 らはネットショップ成功のセオリーですね。

 ●タイトーという会社はゲームセンターの運営がメインの企業。という
 ことは、食品、料理についての専門的な知識などは無かったはずです。
 そんな会社が鍋料理のランキングで上位に入っている点に注目しましょ
 う。

 ●あなたは何かの専門家ではないかもしれません。しかし、専門家であ
 ることが必ずしも売れる条件ではないことをタイトーは教えてくれてい
 ます。重要なのは、専門知識ではなく、売り方なんですね。

 ●もしも本物商品を持っていなければ、仕入れたらいいのです。あなた
 を信頼してくれている顧客がいれば売れます。あなたが変にがんばって
 中途半端なものを作るより、そちらの方が顧客も喜ぶのです。

 ●自分の強みを掘り下げて考えてください。あなたは何を持っています
 か(例えばIT技能とか)。あなたの持っているものと、他の本物を結
 びつければ、爆発的な力を生むかもしれません。無いモノねだりをせず、
 まずは有るモノを使ってください。

 ――――――――――――― 今日はここまで (^o^) ――――――

 ■■■ちょっと一言

 「紙鍋」ってご存知ですか。石川県の郷土料理です。「紙を食べるのか、
 紙っておいしいの?」なんて思ってませんか。まるで私みたい。(^_^;)

 紙鍋⇒ http://www.kippo.or.jp/culture/washi/daily/04.htm

 「紙で作られた鍋。耐水・耐火性のある目のつんだ丈夫な和紙で作られ、
 煮炊きに用いられる。江戸時代に誕生し、現代でも見た目の美しさや趣
 向の面白さから、日本料理店などで湯豆腐や寄せ鍋に使われている。」

 とのこと。いろいろあるんですね。タイトーでも売ってます。

 福岡では、鶏鍋にキャベツを入れたり、まず鍋のスープだけを少し塩を
 溶かして飲んだりします。これがおいしいんですよ。すき焼きを牛乳色
 のスープで味付けして食べる店もあります。これもうまい。

 食べることは人類共通の楽しみ。生きてる間にいろいろと味わいたいも
 のですね。週末は鍋にしますか。(#^.^#)
 

メールマガジンのご購読はこちら

現役中小企業診断士の勉強部屋 マーケティング資料室ホームへ