小田急百貨店、「手づくりDM」作戦で来客増

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 ◆◆◆ 日経MJに見るマーケティングの戦略・戦術 515号 ◆◆◆

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      〜〜〜【マーケティング 今日のポイント】〜〜〜
          あなたは本気で売ろうとしているか。
      本気なら、通り一遍のDMを送りはしないはず。

      〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 ━━━━━━━━━━━━ 2004年12月2日付日経MJより ━━━━━
 □■□  本日の注目記事(5面)
 ■□■   「手づくりDM」作戦で来客増    小田急百貨店
 □■□       「販売員からの手紙」をイメージ  
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 今日は、DM戦略を日々進化させ続けている小田急百貨店に関する記事
 です。

 ■通常3%といわれる回収率(送付者が来店する確率)が10%に迫る勢
 いだ。

 ■A4判サイズのチラシには、販売員おすすめのコーディネートや詳細
 な商品情報が、デジカメによる写真とともに分かりやすく掲載されてい
 る。

 ■傍らにはカード優待やサイズ直しのお知らせ。下部には販売員の顔写
 真が入り、顧客向けに手書きのメッセージが添えられる。

 ■‥‥成功につながったもう一つの理由は、ち密なデータを元にした発
 送方法にある。

 ■‥‥詳細に分類され、顧客の志向に合致したDMを送付する。試行錯
 誤の結果、顧客の手元に届く時期は、商品フェアなどが始まる3日前が
 最も効果的だと分かった。

           とのこと。それで、↓↓↓

  ────── ∞ ────── ∞ ────── ∞ ───────

  ナルホド、ナルホド … ピンと来た!(^o^)
  ⇒ マーケティングのヒント ⇒ 自分で早速やってみよう!


 ●ある食品の小売店で、「とにかくDMを送るときは、すべてに、店長、
 あるいは販売員のコメントを入れてください」とお願いしたところ、D
 Mからの来店率が飛躍的に向上したことがあります。

 ●本気で売ろうと思えば、販売促進活動に手間ひまをかけることになり
 ます。なぜそうしないかというと、「面倒くさいから」「やってもムダ
 かもしれないから」というのが主な理由ですね。

 ●昔はよく経営指導先で時間分析をやってもらいました。1週間ほどか
 けて、自分たちがいったい何に時間をかけているのかについてデータを
 採取し、分析するのです。

 ●たいていの場合、営業マンや店舗の販売員が、いかに「売る」活動を
 していないかが明らかとなります。「当社の売り上げが伸びないのは、
 売ろうとしていないからだ」などという笑えない結論にたどり着きます。
 そこからスタート。

 ●そして、「ではいったいどのような行動をすればよいのか」と考えま
 す。当然ながら最も重要なのは、顧客と接する活動。次に大事なのは、
 その準備の活動ですね。それらの中身をどうすべきか。

 ●このとき、経営目標から考えるのがマネジメント的な発想です。それ
 では売れません。マーケティング的な発想というのは「顧客の側から考
 える」発想。どうしたら顧客は喜ぶか、と考えるのです。

 ●なぜこんな基本を書くかと言うと、未だにわかっていない人が多いか
 らです。どうしても「売りたい、売りたい」と自分の都合を優先させ、
 量に走ります。「顧客満足」という質はどこかへ吹き飛んでしまう。

 ●さらに、効率ばかりを追求してきた結果、企業から送られてくるDM
 は無味乾燥なものばかり。表面はとても美しいのですが、読む気になり
 ません。最初は目新しかったDMも、今では反応率は0.01%、0.001%
 (1万通、あるいは10万通に1件)などになっていますね。

 ●お客はいったいどんなDMが来たら読むのでしょうか。例えばごく普
 通の白い封筒に手書きで自分の宛名が書かれたものが来たら、まず間違
 いなく100%近く開封します。ただ、中身がダメだったら、次からは送
 り手の名を見て捨てるでしょうけれども。

 ●ですから、やはりDMの中身が大事なんですね。開封させる工夫だけ
 していても、中身が無味乾燥ではダメです。そうなってくると、結局の
 ところ、まるで友人に書くような内容にしなければ、読んでもらえない
 ということになるのです。

 ●小田急百貨店は、「手づくりDM」作戦を採用しました。記事によれ
 ば、来店率が「70%に達した売り場もあり、DMを見て来店した客の8
 割が商品を購入した」例もあるとのこと。これぞ私たち、中小零細業者
 が取るべき手法なのです。

 ●小田急は、ただ中身を「手づくり」にするだけでなく、送る対象をき
 ちんと選別しています。その情報が欲しい人に送るわけです。その結果、
 非常に高い反応を引き出しました。

 ●このやり方をマネしてみましょう。形だけマネしてもダメ、などと言
 いますが、それはマネをしたからこそ気づくことです。その後には、ど
 うしても本質を追求したくなります。そして進歩するのです。

 ●あなたの戦略は、あなたが貴重な時間を何に使っているかで明白とな
 ります。本当に売りたいのなら、売ることに時間を使いましょう。その
 中身は、「顧客に真剣に思いを伝える活動」になるはずです。

 ――――――――――――― 今日はここまで (^o^) ――――――

 ■■■ちょっと一言

 福岡市では、昨日から、中小企業向けの「経営支援緊急融資」がスター
 トしました。年末・年度末の資金繰りに苦しむ中小企業に、

 ・年0.9%の低利融資
 ・一社500万円が限度

 で、来年3月までだそうです。あなたの町でも、このような制度融資が
 始まっているかもしれません。お困りの方は調べてみてください。

 公的な経営相談では、マーケティング関連などよりもはるかに資金に関
 するものが多いです。これが実態ですね。

 つまりそれだけ、資金に対して主導権を握ることができていない経営者
 が多いということ。主導権を握るためには、マーケティングをしっかり
 やることが大事です。(#^.^#) 
 

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