独グラスヒュッテ・ウーレンベトリーベ社長、ブランド確立に10年かけた

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日経MJを読み解く!

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 ◆◆◆ 日経MJに見るマーケティングの戦略・戦術 504号 ◆◆◆

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      〜〜〜【マーケティング 今日のポイント】〜〜〜
         あなたの商品の特長は何ですか?
     そう聞かれたら一言で答えられるようになろう。
 
      〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 ━━━━━━━━━ 2004年11月15日付日経MJ(3面)より ━━━━
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 ◆◇◆ 「良い製品をつくり続けることが最大のマーケティング戦略」
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  ◆独グラスヒュッテ・ウーレンベトリーベ社長フランク・ミュラー氏 
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 今日は、手づくりの高級感を売り物に欧州、米国などで販路を拡大、次
 の照準を日本に合わせているという、ドイツの腕時計メーカー社長への
 インタビュー記事です。

 ■「旧東独の国営企業だった当社を前社長のハインツ・ファイファーが
 千三百万マルクで買収したのが1994年11月。‥‥

 ■この間、経営上の最大の課題はいかにして独自性のあるブランドを確
 立するかでしたが、その点に関しては満足すべき成果を上げることがで
 きたと考えています。」

 ■──特長は?「精巧で高品質、機能的な機械式時計。そして何よりす
 べて手づくりであることです。‥‥」

 ■「ブランドを確立した後の課題はいかに市場を広げるかでした。‥‥」
 
 ■「‥‥日本で受け入れられれば他のどの国でも成功できます。‥‥」

           とのこと。それで、↓↓↓

  ────── ∞ ────── ∞ ────── ∞ ───────

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    わかったゾ!!! これぞマーケティングの極意なり。
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 ●495号で取り上げた、イギリスのデザイナー、テレンス・コンラン氏
 (コンラン・ホールディングス代表)のときにも感じたのですが、ヨー
 ロッパの企業は重厚で本物追求型というイメージがあります。
 495号⇒ http://www.bushidoman.com/495design.htm

 ●1994年11月以来10年間、「独自性のあるブランドを確立する」ことに
 集中して取り組んできた同社。作り上げた製品は、欧州、米国で受け入
 れられているようです。

 ●記事によれば、1845年(江戸時代ですね)に時計工房をかまえ、高品
 質時計として「高い評価を得ていた」同社も、国有化された後は、「低
 価格品の量産を強いられた」とのこと。

 ●ベンツのような自動車を作るドイツ人でも、共産主義になると「良い
 ものを作ろう」という意識が希薄になるんですね。努力が報われない社
 会は、人間の高度の欲求(承認欲求や自己実現欲求)などを奪ってしま
 うのでしょう。

 ●同社は、前社長のハインツ・ファイファー氏が買収した後、本来の姿
 を取り戻しました。そしてまずは、地に落ちた企業イメージを回復する
 べく、ブランドの確立に取り組んだわけですね。

 ●ひとくちに10年といっても、企業経営者にとってはとても長い期間で
 す。のどから手が出るほど欲しい目先の売り上げを確保するために、つ
 い販売促進の施策ばかりをいじりたくなってしまいます。

 ●しかし、そればかりやり続けて、結局10年たってもまったく発展して
 いない会社は多いのです。もっとも、廃業していないだけでもよしとす
 べきなのかもしれませんが。

 ●そのような会社の特徴は、経営者に商品の「特長」(すぐれた特徴)
 を聞いたときに答えられないことです。「それが無いんですよねー」と
 恥ずかしそうにおっしゃいます。

 ●もちろん、自社の技術に惚れ込んで、盲目的に売れない商品をたくさ
 ん作り、窮地に陥ってしまうのもよくありません。しかし、その逆に自
 社商品の良さを売り手が認識できないときは、営業マンは罪悪感を持っ
 てしまいます。精神衛生上は前者よりも悪いのです。

 ●目先が苦しいときは、是が非でも売り上げを確保する行動が必要です
 が、経営者は「目先3割、長期7割」の視点を失ってはいけません。数
 年かけてでも、自社ブランドと呼べる商品、あるいはサービスを作るこ
 とです。

 ●例えば、卸売業や小売業にとっては、売っている商品そのものはメー
 カーのものです。なのに、あなたの会社の商品は何ですかと聞くと、そ
 れらメーカーのものを答える人が大半です。自社が作っていないものを
 自社の商品と言うようでは、プライドは湧かないでしょう。

 ●小売業の商品力としては、お客が欲しいと思うものを選んで品ぞろえ
 する、お客の購買代理店としての力を身につけるのが基本となります。
 卸売業は、売れる売場を小売業に提案したり、効率的な物流システムを
 提供したりできる力が商品力となりますね。

 ●あなたの会社の「特長」は何ですか。または、あなた自身の「特長」
 で自信をもって言えるものがありますか。仮に10年かかっても、それを
 作ってください。それこそが「最大のマーケティング力」となるのです。

 ――――――――――――― 今日はここまで (^o^) ――――――

 ■■■ちょっと一言

 昨日は久しぶりにJMM0(日本マーケティングマネジメント研究機構)
 の月例会に顔を出しました。

 JMMOはこちら⇒ http://www.jmmo.com/

 毎回2時間ほど塾長の高橋憲行先生のお話を聞き、その後に、本部から
 いろいろと具体的なビジネスの企画提案があります。単なる勉強会では
 ないところが、この会の魅力。

 参加者はほとんどが税理士の先生方です。税理士向けの会ですから当た
 り前ですが。顧問先へのマーケティング指導ができるようになるので、
 皆さん各地で勝ち組税理士になっておられるようですよ。

 私はここで、マーケティングの実践事例情報を得ています。かなり豊富
 にあります。おそらくあらゆる業界のものがそろっているのでは。

 いつも懇親会がありますが、昨夜は少し気をつけてお酒をセーブしたの
 で、今日は朝から元気です。(^_^;) 心地よい刺激を受けて、またいろ
 いろとアイデアが湧きました。やるぞーッ! 

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