JCB、電話応対で金融部門の最優秀賞

日経MJを読み解く!

 〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓 2004年11月8日 〓〓〓〓〓〓 

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 ◆◆◆ 日経MJに見るマーケティングの戦略・戦術 498号 ◆◆◆

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      〜〜〜【マーケティング 今日のポイント】〜〜〜
          お客の心理状態をまずつかもう。
       いつも冷静な口調がよいとは限らないのだ。
 
      〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 ━━━━━━━━━━━━ 2004年11月8日付日経MJより ━━━━━━
 □■□  本日の注目記事(11面)
 ■□■  第一声で会員が電話をかけている状況を判断する  JCB
 □■□    電話応対の優劣を競うコンコールで最優秀賞受賞  
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 今日は、ジェーシービーのコミュニケーションセンター(東京都三鷹市)
 のスタッフ訓練に関する記事です。

 ■センターで優秀な人材を育てる役目を担うのが、チーフトレーナーの
 中川洋子さん(30)だ。

 ■その電話応対の要諦(ようてい)は「第一声で会員が電話をかけてい
 る状況を判断する」ことだという。

 ■焦っている、怒っているなど相手の心理状態を瞬時に把握する。周囲
 の雑音も貴重な情報だ。

 ■会員の状況が分かったら、「(オペレーター自身を)顧客にふさわし
 いモードにスイッチする」。

 ■‥‥業務マニュアルはA4判の書類で厚さ20センチほどになる膨大な
 ものだ。

 ■‥‥どこにどのマニュアルがあるのか覚えるには「マニュアルを頭の
 中で階層化する必要がある」と独自の整理法を伝授する。

           とのこと。それで、↓↓↓

  ────── ∞ ────── ∞ ────── ∞ ───────

  ナルホド、ナルホド … ピンと来た!(^o^)
  ⇒ マーケティングのヒント ⇒ 自分で早速やってみよう!


 ●あなたは「まだ」派でしょうか、「もう」派でしょうか。例えば中途
 採用の社員が入社してからの期間を言うときに、「まだ1年たってない」
 とか「もう3ヵ月も過ぎた」などと表現しますね。

 ●「まだ」派の人はのんびりタイプ、「もう」派の人はスピード重視タ
 イプです。結果を出せればどちらでもよいわけですが、比較的早く出せ
 そうなのは後者ですね。「まだ」派の人は、自分の成長計画を少し前倒
 しした方が良いでしょう。

 ●それに対して、上に立って成長を見守る側の基本姿勢は「まだ」派が
 望ましいのです。中小企業では、あせって人を育てようとするあまりに
 怒鳴り散らして、すぐに辞めさせてしまうケースが目立ちます。花が咲
 く時期は人によって違うので、じっくり育てる姿勢が大切です。

 ●さて、JCBコミュニケーションセンターのチーフトレーナーである
 中川洋子さんは、まだ30歳。しかし彼女の言葉を聞いただけだったら、
 きっと40〜50歳の大ベテランだと思うでしょう。

 ●なぜなら、私が管理者研修などで、企業の部長や課長クラスの人に語
 るのと同じことを言っているからです。さらに、彼女の方が私よりも数
 段すごいのは、それを教える相手に実践させて、ハイレベルの電話応対
 集団(しかも数百名!)を作り上げている点です。

 ●優秀な管理職の人は部下と話をするときに、まず相手の心理状態を瞬
 時に把握し、それに合わせます。計算してそうすると言うより、「共感」
 することが体質になっているのです。その後に「分析・評価」をします。

 ●例えば、営業活動でなかなか受注が伸びない社員には、その心情を把
 握したうえで「なかなかうまくいかないようだね」と声をかけ、その後
 にどういう点が悪いのかを共に探り、解決策を見いだすのです。

 ●それに対して、部下育成が下手な上司は、日頃から成績の上がらない
 部下をいまいましく思っています。浮かない顔の部下をいきなり怒鳴り
 つけ、悪いと思われる点を列挙したり、冷たく突き放したりします。
 
 ●実は、顧客対応が上手か下手かもこれと同じなんですね。たとえ電話
 であっても、お客の心理状態をつかまなければなりません。こちらがあ
 せっているのに、やけに冷静な対応をされたら腹が立ちますよね。

 ●共感してくれるオペレーターには、「この人は分かってくれそう」と
 ホッとします。オペレーターは、お客の声の感じと周囲の雑音から判断
 するわけです。

 ●次に、お客の問題を解決できる能力が要求されますね。私もこの記事
 で初めて知ったのですが、厚さ20センチにもなるマニュアルのどこに何
 が書いてあるかを頭に叩き込むとのこと。今のようなIT革命の時代に
 も、いざというときに役に立つのは自分の頭ということでしょう。

 ●つまり、今もオペレーターというのは職人芸に近いわけです。熟練が
 必要ですね。相手の感情に共感し、その後の問題解決には頭に入ってい
 る情報を使うというなら、ロボットにまかせられるのはずい分先になり
 そうです。

 ●さて、あなたの会社では、このような基本訓練を行っていますか。ま
 た、中川さんのような若手の優秀な人材が育っていますか。マーケティ
 ングでもっとも重要な顧客接点に、最大限の力を注いでください。

 ――――――――――――― 今日はここまで (^o^) ――――――

 ■■■ちょっと一言

 インターネットを使ったビジネスでは、逆に20〜30代前半の人の活躍が
 目立ちますね。学生時代や、入社時点からすでにパソコンを扱っていた
 人たちが強いのは、当然と言えば当然です。

 私がコンサル会社に勤めていた頃も、大学を出たばかりの若手が、社内
 のIT化を進めるリーダーの一人になっていました。使い方がよくわか
 らないうちは、機械やソフトの使い方に詳しい人が有利でしょう。

 しかし、もうそろそろ中年以上の人がネットビジネスで若手と対等にや
 り合ってもよい時期だと思います。パソコン恐怖症の人もかなり減った
 でしょう。これからはコンテンツ(情報の中身)の時代ですから、コン
 テンツを持っている人が勝ちます。

 あなたが密かに研究していることをネットに出せば、すごいビジネスに
 なるかもしれませんよ。(#^.^#)

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