なか卯、女性客獲得のための毎月恒例キャンペーン

日経MJを読み解く!

 〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓 2004年10月6日 〓〓〓〓〓〓 

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 ◆◆◆ 日経MJに見るマーケティングの戦略・戦術 477号 ◆◆◆

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      〜〜〜【マーケティング 今日のポイント】〜〜〜
          販促キャンペーンの目的は明確か。
      単に「売り上げを伸ばす」だけではいけない。
 
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 ━━━━━━━━━━━━ 2004年10月6日付日経MJより ━━━━━━
 □■□  本日の注目記事(19面)
 ■□■   毎月恒例キャンペーン実施中     なか卯
 □■□        新規顧客来店のきっかけ作りに   
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 今日は、ファミリー客の開拓を狙った業態改革の布石としてキャンペー
 ンを行っている、和食ファストフードのなか卯に関する記事です。

 ■なか卯の日は毎月15日から3日間。9月は住田正則社長が自ら店舗応
 援に駆けつけ、PRのポケットティッシュを配る姿が見られた。

 ■‥‥主力メニューを月替わりで割引した結果、キャンペーン3日間の
 客数はおおむね10〜20%伸びているという。

 ■発端は今春、店舗の4割強が集中する関西地区で実施した調査で、
 「なか卯は知っているが、一度も食べたことがない」という女性の多さ
 が改めて浮かび上がったことだ。

 ■なか卯の日は、こうした「機会ロス」の解消を狙った戦術の第一ステ
 ップだ。

 ■初めて食べた女性客から「おいしい。もっと味のこだわりをアピール
 すればいいのに」といったメールが寄せられる‥‥

           とのこと。それで、↓↓↓

  ────── ∞ ────── ∞ ────── ∞ ───────

  ナルホド、ナルホド … ピンと来た!(^o^)
  ⇒ マーケティングのヒント ⇒ 自分で早速やってみよう!


 ●販促キャンペーンを嫌っているビジネスマンはおそらく多いだろうと
 思います。その時期になると、とにかく売り上げを伸ばすために尻をた
 たかれますから。ノルマ達成のため、東奔西走することになるのです。

 ●たいていどこの会社も、キャンペーンの目的は「売り上げを伸ばすこ
 と」。これは1回やると、次の年にやらなければ売り上げダウンとなり
 ますので、よく恒例化します。

 ●最初こそ、はりきってやるものの、いつの間にやらマンネリ化しがち。
 「今年もあれか。嫌だなぁ」と思いつつ、社員は重い腰を上げます。こ
 れだけ気分が乗っていないと、戦果も上がりにくくなりますね。

 ●「売り上げを伸ばしたい」というのはよくわかりますが、実はその前
 に、「なぜ現状はこの程度なのか」ということについての原因分析が必
 要です。戦略上、あるいは戦術上の問題を明確化しなければなりません。

 ●なか卯の場合、今春の調査で、「女性を中心とするファミリー需要の
 取りこぼし」が明らかになったとのこと。ファミリー層をターゲットと
 している同社としては大問題ですね。

 ●自社の戦略に現状が合っているかどうかをチェックするためには、そ
 れ用のデータを採取する必要があります。できれば継続的に。ターゲッ
 ト客から注文が入っているか、売りたい商品が売れているか、などです。

 ●そして、それが思うようにできていなければ、戦術上の誤りがあると
 いうことなのです。店内が女性好みの作りになっていない、メニューが
 女性に合っていない、接客がまずいなどいろいろと考えられますね。

 ●ある卸売業の会社では、営業マンに「新規開拓に力を入れよ」と指示
 を出していましたが、一向に伸びませんでした。調べてみると、営業マ
 ンに対する評価は売り上げや粗利の額だけだったので、皆行きやすい既
 存先ばかりに行っていたのでした。

 ●そこで、人事評価の項目に「新規獲得」を入れ、その重みづけを高く
 したことで、ようやく動き出しました。これは戦略通りになっていない
 のを人事制度という手段で解決した例です。目的に合った手段を見つけ
 ることが大事なんですね。

 ●なか卯の場合、女性客が少ないのは「店に入るきっかけが無い」だけ
 だと分析したようです。「なか卯の日」というキャンペーンを毎月実施
 することで、徐々に女性客を取り込み、戦略に合った展開をしようとし
 ています。目標に到達すれば、このキャンペーンは終了するでしょう。

 ●さて、あなたの会社の販促キャンペーンはマンネリに陥っていません
 か。毎年、ただ苦痛なだけの期間を迎えるだけになっていないでしょう
 か。振り返ってみてください。

 ●自社が目指している戦略目標と現状とのズレは無いか。大きくズレて
 いれば何が原因か。その解決のためにどのような手を打つべきかと考え
 ましょう。そのうえで、ゲーム感覚も取り入れた楽しい販促キャンペー
 ンをやるようにしてください。

 ――――――――――――― 今日はここまで (^o^) ――――――

 ■■■ちょっと一言

 プロ野球は、パリーグのプレーオフ、日本シリーズとクライマックスを
 迎える時期になりました。

 しかし、その一方で、

 「戦力外通告」

 という厳しい宣告を受ける選手がずい分いるのも、今くらいの時期なん
 ですね。

 ヤクルトの飯田選手は昔キラキラしていた選手の一人でしたが、今年は
 「出場3試合で10打数1安打」だったそうで、来季の戦力構想から外
 されたとのこと。

 人生は必ず波がありますが、波が低いときにどう生きるかが分岐点にな
 るようです。飯田選手は現役続行を希望しているそうですが、悔いの残
 らないようにがんばって欲しいですね。(#^.^#)

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