旭山動物園、日本最北で夏の入場者数日本一

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 〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓 2004年9月28日 〓〓〓〓〓〓 

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 ◆◆◆ 日経MJに見るマーケティングの戦略・戦術 471号 ◆◆◆

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      〜〜〜【マーケティング 今日のポイント】〜〜〜
           お客の「潜在」ニーズは何か。
     あなたがプロなら、それを「顕在化」させられる。

      〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 ━━━━━━━━━━━━ 2004年9月28日付日経MJより ━━━━━━
 □■□  本日の注目記事(1面)
 ■□■ 見物客の視点に立った展示法   旭山動物園(北海道旭川市)
 □■□      日本最北の動物園、夏の入場者数日本一 
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 今日は、7〜8月の入場者数で上野動物園を抜き、日本一になったとい
 う旭山動物園に関する記事です。

 ■快進撃の立役者が6月にオープンしたあざらし館だ。施設内では水深
 6メートルの大型水槽につながった高さ3メートル直径1.5メートルの
 アクリル製円柱を、アザラシが観客の期待に応えるかのように何度も上
 下に泳ぎ回る。

 ■地下のカプセルからホッキョクグマを観察できる施設も人気スポット
 の1つで、30分待ちは当たり前の状態だ。

 ■山を囲う施設内のガラスにハチミツが1日2回塗られると、猿たちが
 集まり、舌を出しながらガラス中を余すことなくなめる。群れの動きだ
 けでなく、猿の手のひら、犬歯などが間近で観察できることで魅力が増
 す仕組みだ。

 ■「動物の生態に基づいた行動を見せること」。小菅園長の経営哲学は
 明快だ。

           とのこと。それで、↓↓↓

  ────── ∞ ────── ∞ ────── ∞ ───────

  ナルホド、ナルホド … ピンと来た!(^o^)
  ⇒ マーケティングのヒント ⇒ 自分で早速やってみよう!

 ●普段接することができない動物を近くでじっくり見たいという欲求は、
 多くの人が持っているようです。だから、少なくとも各都道府県に1つ
 ずつ程度は動物園があるのではないでしょうか。

 ●で、最初は皆、檻の中の動物を見て満足していたのでしょうが、もっ
 と自然な状態に置かれている動物を見たいという欲求も大きかったよう
 で、30年ほど前からサファリパークが各地にでき始めました。

 ●私もサファリパークには家族で何度か行きました。普通の動物園とは
 違い、放し飼いの猛獣を近くで見られることが魅力ですね。ゆっくり走
 っている私の車に熊がぶつかってきて立ち往生し、係りの人が助けてく
 れたことも。(^_^;)  

 ●これだけでも十分な気がしますが、「もっと近くで、もっとじっくり
 見たい」という欲求が人間にはあるようです。旭山動物園は、その欲求
 に応えた施設を作り、大繁盛しています。

 ●富士サファリパークにも「ウォーキングサファリ」というのがあって、
 その中の「ガラスのドームからライオンを観察できるポイント」が大好
 評だとか。

 ●ただ動物を「見る」ことに止まらず、「観察する」レベルにまで高め
 たわけですね。考えてみると、そこまでやるのは動物学者やムツゴロウ
 さんの仕事ではなかったでしょうか。

 ●しかし、一般の人もできるようにしたら、「大繁盛」ということにな
 りました。園長は、お客の潜在ニーズをしっかりとつかんでいたようで
 す。私たちはこの点を見習わなければなりません。

 ●例えば、普通の動物園のお客にアンケート調査をしたところで、「ア
 ザラシを360度観察できる施設を作ってくれ」だとか「猿の手のひらや
 口の中までじっくり見られるようにして欲しい」などの意見は出てこな
 いでしょう。

 ●おそらく「もう少し動いて欲しかった」、「エサをあげてみたかった」
 くらいのものだと思います。つまり、お客の側も「どんな動物園だった
 ら自分が満足するか」について、はっきりとはわからないわけですね。

 ●だから、「潜在」ニーズと言います。そこに潜んでいるものは本人に
 はわかりません。知っているのはその道のプロだけです。園長の小菅さ
 んは、十分に知っていました。だから、今の旭山動物園を作ることがで
 きたのです。

 ●おそらくこれは、小菅さん自身が子供の頃から抱いていた欲求だった
 でしょう。「もっと近くで、もっとじっくり見たい」という自分の希望
 は、動物園で働くことでかないました。しかし、お客さんはいつまでた
 っても遠くから見てるだけ。

 ●ならば、自分たちと同じように動物を見られるようにしてあげたい、
 と考えたのではないでしょうか。小菅さんは9年前に園長になってから、
 次々と自分のアイデアを実現していったようです。

 ●さて、あなたはいったい何の専門家ですか。あるいはどの分野のプロ
 を目指していますか。途中段階にはいろんな問題があったと思いますが、
 きっとそれを乗り越えてきたことでしょう。

 ●実はそこに、多くの人が潜在的に抱いているニーズがあります。しか
 もどうすれば解決できるのか、彼らはわかっていません。あなただけが
 解決策を提示できるのです。ビジネスになりますね。自分を掘り下げれ
 ば、お客の「潜在」ニーズが見えてきますよ。

 ――――――――――――― 今日はここまで (^o^) ――――――

 ■■■ちょっと一言

 ただし、この旭山動物園、経営状態は厳しいようです。旭川市営動物園
 だそうですが、なんと「何度でも入園できる年間パスポートは千円」。
 税金で運営されているとはいえ、それは安すぎるでしょう。

 市営動物園ですから、ここで働く方は公務員です。今、郵政事業を始め、
 「民営化」への大きな流れができていますが、もしも、官公庁が行う事
 業の多くが旭山動物園のように行われていたら、ここまで民営化が叫ば
 れることは無かったでしょうね。

 私のメール講座の受講生にも公務員の方がいますし、とてもやる気に富
 んだ方は公務員の中にもずい分おられます。事業がきちんと行われるか
 どうかは、「民間か官庁か」というより、その部門のリーダーと各自の
 主体性にかかっています。(#^.^#)

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