首都圏で人気、北海道郷土料理のジンギスカン

日経MJを読み解く!

 〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓 2004年9月17日 〓〓〓〓〓〓 

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 ◆◆◆ 日経MJに見るマーケティングの戦略・戦術 466号 ◆◆◆

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      〜〜〜【マーケティング 今日のポイント】〜〜〜
         目先のことしか見ないのではダメ。
      長期的にファンを育てていくには戦略が必要。

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 ━━━━━━━━━━━━ 2004年9月16日付日経MJより ━━━━━━
 □■□  本日の注目記事(6面)
 ■□■   北海道の郷土料理ジンギスカン   首都圏で人気
 □■□          都内の専門店急増中 
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 今日は、食味の向上やダイエット効果があるということなどで、ジンギ
 スカンの人気が高まり、専門店が増えているという記事です。

 ■愛好家向けのホームページ「東京ジンギス倶楽部」を運営する都内の
 編集業、霜野史明氏によると、都内の専門店は9月始めの時点で13店と、
 ホームページを開設した2000年4月の5店から大幅に増えた。

 ■7月に開業した「くろひつじ」の石谷和久オーナーは北海道出身で、
 「東京に専門店が少ないところにビジネスチャンスを感じた」と話す。

 ■人気の背景には、BSE、鳥インフルエンザのような感染症が羊では
 確認されていないことがある。

 ■さらに羊肉に含まれるカルニチンという物質がダイエットに役立つと
 されることがテレビの情報番組などで広まったこともある。

           とのこと。それで、↓↓↓

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  ナルホド、ナルホド … ピンと来た!(^o^)
  ⇒ マーケティングのヒント ⇒ 自分で早速やってみよう!


 ●ジンギスカンってモンゴル料理だとばかり思っていました。先日モン
 ゴル料理店の経営者の方とお会いしましたが、その店の名前は「ジンギ
 ス汗」でしたし。でも、ジンギスカンはモンゴルの英雄ですから、別に
 店の名前として使ってもおかしくは無いですね。

 ●ネットで調べてみると、もともとチンギス・ハン(ジンギスカン)が
 戦場で羊の肉を火であぶって食べていたのが、中華料理と融合し、その
 後日本に伝えられたとのこと。北海道で昭和7年に北海道庁種羊場が発
 足したのが、北海道の郷土料理となったきっかけだそうです。

 情報源はこちら⇒ http://www.econavi-mall.com/shop/ags_mame.html

 ●わたくしもたまたま、「ジンギスカンがダイエットによい」とフジテ
 レビの『発掘!あるある大事典II』で放送されたのを見ました。それで
 「明日はジンギスカンにするか」と妻に言ったところ、羊の肉は滅多に
 売っていないとのこと。

 ●そう言えばその辺のスーパーには置いてないですね。牛や豚に比べ、
 羊の肉は独特の匂いがあり、あまり好んで食卓に並べる人は少ないので
 しょう。記事によれば、今は「若い羊の出回りが増え、食味が向上した」
 そうです。

 ●それで、おそらく北海道の若者から火がつき、徐々にウワサが広がっ
 てテレビでも取り上げられ、首都圏で人気急上昇、となったものと思わ
 れます。「地方のFM局で火がついた」シンガーソングライターの歌と
 似てますね。ブームの仕掛け人がいるかも。

 ●さて、このように「目立つ」ということは、まだ主流ではないことを
 意味します。主流なら、ジンギスカンなんてめずらしくもなんともない、
 といことになりますから。で、いつまでも目立ったままということは滅
 多にありません。

 ●方向は2つ。ひとつは消え去ってしまうこと。もうひとつはまさに主
 流になることです。一曲だけ大ヒットし、その後はテレビにさっぱり出
 てこなくなる歌手が前者、続けてヒット曲を出し、紅白歌合戦にこの歌
 手がいないと寂しい、と感じさせるのが後者ですね。

 ●ブームに乗って業績を伸ばすのも才覚がいりますが、その後に主流に
 育てていくのはもっと大変です。そのような経営者は、長期的な戦略を
 もっています。目先の売り上げだけにとらわれることはありません。

 ●例えば、飲食店を開くとき、オープン時には行列ができるほど忙しく
 なるのは当たり前です。普通の経営者は、それだけに関心を奪われます
 が、そのときの雑な対応がリピーターを減らしてしまうことに意識が向
 きません。

 ●「混みあって申し訳なかった」ということを、一人一人のお客が帰る
 ときにレジで伝え、「またぜひ来てくださいね。今度はゆっくりお食事
 してください」と言って割引券を渡せば、リピーターになります。

 ●さらにそのお客を常連に育てていくにはどうするか、ということまで
 考えている経営者には、戦略があると言えます。数年後の繁栄まで視野
 にいれ、日々の対応をしているからです。

 ●ある日突然テレビで放送され、お客が押しかけたときなどは、かえっ
 て危険です。それによってせっかく常連客に育ててきたお客が入店でき
 ず、離れていく可能性があるからです。それに、ブームで来るお客は、
 ブームが去ればいなくなるものです。

 ●これから何がはやるか、テレビでは何がとりあげられるかなどに関心
 を持ち、フォローの風に乗って起業するのはよいでしょう。しかし、一
 過性のものにしないためには、あなた自身に戦略的思考がどうしても必
 要になります。先のことまで考えてください。

 ――――――――――――― 今日はここまで (^o^) ――――――

 ■■■ちょっと一言

 人は、動いているものに目を奪われます。ブームというのは、かなり動
 きがはげしい状態ですから、そこに寄っていこうとする人が増えます。

 例えば、プロ野球を始めようとしているライブドアや楽天は、皆が注目
 していますね。彼らは「環境に適応する」というより、「環境を創造す
 る」役割を果たしています。主体的に。

 実はあなたも、新たな環境を創り出すことができます。会社の中で何か
 目立った動きをすれば、皆が注目しますし、継続すれば、それが社内で
 主流になっていくでしょう。

 リーダーというのは、「私がリーダーだ」と決意した人のことです。そ
 う決めれば、今日からあなたもリーダーです。ヒラ社員でも、ですよ。
 運命を開くチャンスは、毎日めぐってきているんです。(#^.^#)

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