資生堂、美容のオリンピック開催で活性化

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 〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓 2004年8月30日 〓〓〓〓〓〓 

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 ◆◆◆ 日経MJに見るマーケティングの戦略・戦術 452号 ◆◆◆

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      〜〜〜【マーケティング 今日のポイント】〜〜〜
          互いの技術を見せ合う場があるか。
     手の内をさらけ出してぶつかってこそ、成長がある。

      〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 ━━━━━━━━━━━━ 2004年8月28日付日経MJより ━━━━━━
 □■□  本日の注目記事(4面)
 ■□■   コンテスト開催で美の基準を再確認    資生堂
 □■□     美容部員のやる気と能力を最大限引き出す 
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 今日は、7月末に世界で活躍する美容部員を集めたコンテストを初めて
 開催した資生堂に関する記事です。

 ■‥‥モデルを顧客と想定。国内部門では、「どれだけ顧客の要望通り
 にメークを仕上げられるか」「丁寧に接客できるか」といった点を審査、
 評価した。

 ■参加したのは地域予選を勝ち抜いた国内24人と海外19人。各国から応
 援団が駆けつけ声援を送るなど華やかな雰囲気の中、1回目のコンテス
 トは閉幕した。

 ■参加者からは「世界の仲間の技術レベルを実感でき、今後の励みにな
 った」という感想が多く寄せられたという。

           とのこと。それで、↓↓↓

  ────── ∞ ────── ∞ ────── ∞ ───────

  ナルホド、ナルホド … ピンと来た!(^o^)
  ⇒ マーケティングのヒント ⇒ 自分で早速やってみよう!


 ●サービス業というのは、「人」が直接関わる度合いが高ければ高いほ
 ど、サービスのレベルに差が生じます。だから、お客の側に「担当者を
 指名したい」という要望が出てきます。

 ●一個人としてサービスに携わる場合は、「ぜひ濱本さんに担当して欲
 しい」と言われるようにがんばろうと思うわけですが、仮に私が社員を
 かかえ、その社員にある顧客の担当をまかせようと思っているにも関わ
 らず、「濱本さんでないとダメ」とお客に言われたら困りますね。

 ●それでも無理やり社員に担当させて、「意外とあんたもいいねぇ。む
 しろ面倒見の悪い濱本さんよりいいじゃない」なんて言われたらよいの
 ですが、なかなかそうはならず、クレームとなることが多いものです。

 ●だから、お客に対しては会社としてその担当者をバックアップしてい
 るという姿勢を示すことが必要であると同時に、個々の担当者の技術水
 準を常に高め続けるための教育が欠かせません。

 ●社員の側も、「ぜひ他の優秀な人の技術をまじかに見てみたい」と思
 っています。私はサービス業としては、学習塾の講師と経営コンサルタ
 ントを経験していますが、両方ともそうでした。

 ●そして、実際に見ることでヒントをつかむことができ、やる気も芽生
 えます。社内に「あの人のようになりたい」というあこがれの人物がで
 きれば、上達も早いですね。

 ●資生堂では、今年初めてコンテストを開催しました。このようなコン
 テストを開いても「しらけた社員が多くて盛り上がらない」こともあり
 ます。まず社長を初めとした幹部が真剣に取り組み、「本気」であるこ
 とを社員に示す必要があります。

 ●同社では海外からも参加してくるわけですから、おそらく記事の通り
 盛り上がったでしょう。皆が真剣に勝負にこだわっているときほどおも
 しろいですね。相当な刺激を受けたはずです。

 ●ところで、このように技術水準を高めていくのはよいのですが、全員
 が「均一のサービス」を追及すべきものと、個々の「独自性」を高めた
 方がよいものがあります。

 ●例えば飲食店。これは個々の料理人が作る味が違っては困ります。同
 じラーメン屋なのに、昨日は薄味だったのに今日は濃いということでは
 お客が定着しません。その他、クリーニングサービス、入浴介護など、
 人によって違っては困りますね。

 ●逆に、私が経験した塾講師や経営コンサルタント、美容部員などは、
 一定の基礎があれば、応用部分は個々の独自性がある方がよいと思いま
 す。お客にとっても魅力があり、会社の体質としても異質なものが混じ
 り合っている方が強くなります。

 ●自社のサービスの「均一化」を目指す会社が多いですが、その点はよ
 く見極めてください。なんでも同じにすればいいというものではありま
 せん。

 ●いずれにしても、個々のサービスのレベルを高めるには、競い合うこ
 とが必要です。資生堂がやったような競争の場面を作り出すことで、人
 はぶつかりあいながら成長し、個性が磨かれていくのです。

 ●あなたの会社では、よい意味での競争がありますか。個々のノウハウ
 を隠し合うような体質では伸びません。さらけ出して切磋琢磨するよう
 な社内環境を作り出しましょう。

 ――――――――――――― 今日はここまで (^o^) ――――――

 ■■■ちょっと一言

 私が以前勤めていた経営コンサルティング会社では、定期的に各担当者
 (コンサルタント)が個々の指導状況について報告し合い、そのままで
 よいか、改めるべきかなどを議論して、方向を微修正していました。

 そのような経験を経ることはとても大事だと思うので、例えば中小企業
 診断士などの資格をとったばかりの人には、独立する前に1年でもコン
 サルティング会社に勤務することを勧めています。

 尊敬するコンサルタントがいる会社に就職すればなおいいですね。もし
 技術的に「いまひとつ」と感じても、あまり不平など漏らさずに、お金
 を出して有名なコンサルタントの勉強会に入り、そこで得た知識を現場
 で生かすようにしたらよいでしょう。

 ともかく、競争の中に身を置くことが自分を伸ばすコツですよ。

 ところで、今日の台風、福岡を直撃しそうです。これから外出しますが
 帰ってこれるでしょうか。ちょっと心配。(^_^;)

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