〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓 2004年8月27日 〓〓〓〓〓〓
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
◆◆◆ 日経MJに見るマーケティングの戦略・戦術 451号 ◆◆◆
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
〜〜〜【マーケティング 今日のポイント】〜〜〜
独り善がりはダメ、迎合するのもダメ。
自分の長所を相手に合わせて出すことが大事。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
━━━━━━━━━━━━ 2004年8月26日付日経MJより ━━━━━━
□■□ 本日の注目記事(5面)
■□■ 「ベントー・プライス」でPB食品販売 カルフール・ジャパン
□■□ 手ごろな価格で本格的な欧州の味を堪能
――――――――――――――――――――――――――――――――
今日は、「フランスっぽさがない」と失望した消費者とのギャップが埋
まりつつあるというカルフールに関する記事です。
■カルフール・ジャパンが輸入販売するプライベートブランド(PB=
自主企画)食品に少しずつ固定ファンがついてきた。
■神話に登場する香草「オレガノ」や大衆酒「ウゾ」、「オリンピア」
を冠したギリシャ産オリーブオイルなど、日本のスーパーでは見かけな
いユニークなPBがズラリと並んだ。
■2001年秋の第1回「フレンチ・フェア」以降、味やレシピを紹介する
カードをほぼ全商品に付けた。
■日本人スタッフにサンプルを試食させるが、難しいのは販売価格との
バランスだ。
■一食の予算を弁当一個に相当する400〜500円に抑える考え方だ。
とのこと。それで、↓↓↓
────── ∞ ────── ∞ ────── ∞ ───────
ナルホド、ナルホド … ピンと来た!(^o^)
⇒ マーケティングのヒント ⇒ 自分で早速やってみよう!
●せっかくフランスのスーパーができたのに、品ぞろえが日本のスーパ
ーと変わらなければガッカリですね。カルフールはそのような期待はず
れの印象を日本の消費者に与えていたようです。
●記事によれば、同社はPB商品によって少しずつ巻き返しつつあると
のこと。難しいのは、フランスのものをそのまま持ってきても、日本の
消費者が受けれいれないことです。
●チーズやヨーグルトも、ヨーロッパで売っているままの商品を日本の
店に並べても売れないでしょう。だから、日本のメーカーは日本人向け
にかなり変えていますね。さて、カルフールがやっていることは・・・
●まず、欧州のカルフールで扱っているPBの中から、どれを日本でも
販売するか。選ぶために日本人スタッフに試食をさせています。当たり
前のようですが、これがなかなかできていないことの方が多いのです。
●カルフールにとって、日本人スタッフは半ばお客のようなものですね。
日本でのお客と同じ舌を持っていますから。あなたの会社では、売った
商品やこれから売ろうとする商品について、お客、あるいはそれと同等
の人たちの意見をきちんと聞いているでしょうか。
●また、日本人には極めて目新しい同社のPB商品について、味やレシ
ピを紹介するカードをつけています。これによって、味を想像できるよ
うにしているわけです。
●こちらにとってわかりきったものを、まったくわかっていない人に説
明するときは、細心の注意を払わねばなりません。あなたは「相手がわ
かっていない点」を知る努力をしていますか。重要なポイントです。
●さらに、価格をつけるにあたっての判断基準に、「ベントープライス」
(弁当一個分程度の価格)という表現が出てくるあたり、同社の研究姿
勢を感じます。日本を理解しようとしていますね。
●確かに「500円」というのは1つの基準として定着しているような気
がします。持ち帰り弁当屋さんのメニューのほとんどは500円未満です。
それを超えるとちょっと豪華、という感じ。
●主婦も同じような感覚なのでしょうか。日常の食品の買い物は、「家
族1人あたり500円を超えないように買い物をしよう」と考えるのが、
一般的な日本の主婦の感覚かもしれません。
●カルフールは、自らの独自性を出しつつ、しかも相手の好みや基準に
合うようにアレンジして提供することで、固定ファンを増やしつつある
のです。どちらも販売するのに欠かせない要素ですね。
●独り善がりでもダメ、相手に迎合し過ぎてもダメ。オリジナルの自分
の良さを出し、相手に合うようアレンジし、しかもそれがきちんと伝わ
るようにPRすること。できていますか。これができるかどうかは、お
客の声に耳を傾ける姿勢の程度にかかっています。
――――――――――――― 今日はここまで (^o^) ――――――
■■■ちょっと一言
私は長崎の出身ですが、高校生の頃、初めて母が買ってきた納豆を食べ
て、驚きました。
「まずさー。東京の人はなんでこげんもんば食ぶっとやろか」(長崎弁)
と。
当時、テレビの『「寺内貫太郎一家』などで、朝ごはんにうまそうに食
べていた納豆なるものを、一度は食べてみたかったのですが・・・
あ然としました。
その後、大学で兵庫県に行ったら、下宿の近所の定食屋に納豆があり、
それには生卵と辛子がついていました。混ぜてご飯にかけて食べると、
「あれ、うまいやん」(関西弁)
以来、好物になりました。(#^.^#)
食材には、「食べ方」があるんですね。
|