ブルーム・アンド・グロウ、目指すは「旅のコンシェルジュ」

日経MJを読み解く!

 〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓 2004年8月19日 〓〓〓〓〓〓 

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 ◆◆◆ 日経MJに見るマーケティングの戦略・戦術 445号 ◆◆◆

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      〜〜〜【マーケティング 今日のポイント】〜〜〜
       顧客は「個客」であると認識しているか。
        個客管理を徹底すれば、勝ち続けられる。

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 ━━━━━━━━━━━━ 2004年8月19日付日経MJより ━━━━━━
 □■□  本日の注目記事(3面)
 ■□■ 「旅のコンシェルジュ」目指す  ブルーム・アンド・グロウ
 □■□      顧客の相談に応じながら旅行計画を立てる     
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 今日は、パッケージツアー離れが進む中、個別に顧客の要望に合わせて
 旅行計画を提案する形態のビジネスが伸びているという記事です。

 ■旅行会社ブルーム・アンド・グロウ(兵庫県芦屋市)

 ■橋本亮一社長は「お仕着せになりがちなパック旅行では味わえない旅
 を提供したい」と、2003年6月、15年間勤めた大手旅行会社を退社、店
 を構えた。

 ■橋本社長は顧客の旅の目的や趣味趣向を引き出しながら、1回の面接
 に最低1時間は費やす。

 ■チケットやホテル、ガイドなど同社が手配した総額の15%をコンサル
 料として徴収。初年度はハネムーナーやシニア層を中心に年間百組を獲
 得した。

           とのこと。それで、↓↓↓

  ────── ∞ ────── ∞ ────── ∞ ───────

  ナルホド、ナルホド … ピンと来た!(^o^)
  ⇒ マーケティングのヒント ⇒ 自分で早速やってみよう!


 ●記事に、「JTBによると観光で海外に出かける際、パック旅行を利
 用する人の割合は99年の68.2%から03年は59.2%にまで減少」とありま
 す。たった4年で9ポイントの減少。急速にパック離れが進んでいると
 言ってよいでしょう。

 ●しかし、海外旅行に慣れ親しんでいる人は別として、せいぜい数年、
 あるいは数十年に1回程度しか海外を訪れない人にとっては、やはりパ
 ッケージツアーが安心でき、かつ低料金なので「今ひとつ」だったとき
 のリスクも少なくてよいですね。

 ●だから、パックは嫌だとは言っても、それに頼らざるを得ないという
 背景があったのではないでしょうか。ところが最近、少しずつ、個客ご
 とに旅行計画を立てるサービスを行う業者が増えてきました。

 ●かかる費用は割高になるので、まだ今の段階では「お金はかかっても
 いい」という層をターゲットにしています。富裕層や、介護が必要な方
 の旅行などです。

 ●今回の記事でも、ブルーム・アンド・グロウという会社は兵庫県芦屋
 市という高級住宅街に位置しています。つまり、富裕層を狙っているわ
 けです。お金持ち自身の旅行と、その子どものハネムーンを獲得したい
 ということでしょう。

 ●そして、独立後「2年目で黒字のメドが見えはじめた」と社長の橋本
 さんは語っています。しっかりとターゲットニーズを捉えたようですね。
 SARSやイラク戦争など、海外旅行には逆風が吹いていた最中に独立
 したわけですから、たいしたものだと思います。

 ●このパック離れという現象は、まだまだ進むでしょう。これは、社会
 全体にマス(集団)として顧客を捉える時代が終わり、ひとりひとりの
 顧客(=個客)のニーズに合わせなければ受け入れられなくなっている
 という大きな流れの中のものです。

 ●ですから、徐々に富裕層から一般客にも広がっていくと考えられます。
 他人と同じ旅行ではない、自分達だけのオリジナルの旅行がしたいと考
 えるのは、何もお金持ちだけではないですからね。

 ●さて、実はこの顧客を個客として捉えることは、中小零細企業にも十
 分できることです。橋本さんは今後、新規客の獲得と共に、既存客のフ
 ォロー(定期的な旅行情報の提供など)をきちんと行うことで、リピー
 ト利用や顧客からの紹介などを得る活動をしていくことでしょう。

 ●その際、個客のどんな情報をつかんでおくべきかを明確にし、ぬかり
 なく把握する努力を怠ってはなりません。住所や電話番号などの基本情
 報に加え、既存客が次に行ってみたい海外旅行先、泊まりたいホテルな
 ど、橋本さんにとっては必須情報になります。

 ●あなたは、あなたの個客の情報について、何を知るべきかを明確にし
 ていますか。また、その情報を基に、個客のニーズに沿った情報提供を
 していますか。このこまごまとした努力の積み重ねが、安定的な売上増
 を実現するのです。

 ――――――――――――― 今日はここまで (^o^) ――――――

 ■■■ちょっと一言

 なんだか、今回のオリンピック、すごいですね。水泳の北島康介選手、
 男子体操陣、柔道は男女とも。日本の若者ってこんなにすごかったのか
 という思いで見ています。

 しかし、実はこの若者たちを育てたコーチや監督が偉いんですね。昔の
 ようなスパルタ教育一辺倒でなく、現代の若者の気質に合わせて、上手
 に育てたのではないでしょうか。

 「勝った者が正しい」というのが世の中です。金メダルをとれたという
 のは、まぎれもなくこれまでの訓練法が正しかった証拠ですね。

 ビジネスマンも「良い結果を出した者が正しい」のです。ただし、ビジ
 ネスの場合は、良い結果を「出し続ける」ことが問われます。そのため
 には、適切なプロセスを踏むことが欠かせません。個客管理を徹底すれ
 ば、勝ち続けられるでしょう。(#^.^#)

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