〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓 2004年7月5日 〓〓〓〓〓〓
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◆◆◆ 日経MJに見るマーケティングの戦略・戦術 415号 ◆◆◆
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〜〜〜【マーケティング 今日のポイント】〜〜〜
あくまでも自分の力で勝負する。
時にはゲリラのように動いてみよう。
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━━━━━━━━━ 2004年7月3日付日経MJ(1面)より ━━━━
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◆◇◆ ゲリラ的なCDを連発 音楽業界に新風を吹き込む
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◆ ディスクベリー・ドット・コム社長 西 秀一郎さん(40)
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今日は、企業のCM曲をヒットさせたり、聴いた瞬間に笑いが噴き出す
ご当地ソング集を企画したりと、型破りな音楽製作と販売を行っている
西 秀一郎さんに関する記事です。
■2001年にエアコンのCMで登場させたぴちょんくんは好評を博し、ダ
イキンはCMソングのCD化を考えた。 ‥‥ 西にたどり着いた。
■「CD化はできるが、問題は関係者全員が同じゴールを目指せるかど
うか」。エアコンの販促物ではなく、CDとして売れなければレコード
会社が割を食う。
■重点的にCDを置くのは ‥‥ 石丸電気など家電量販店。営業マン
にCDを持たせ、エアコン売り場で一緒に売らせた。
■ダイキンが取引先向けに大量に仕入れようとすると、「CD店で買っ
て」と一言。
■しまいには自ら図面を引いて着ぐるみを作らせ、幼稚園を回らせた。
結果は、2作で6万6千枚の異色のヒットとして表れた。
とのこと。それで、↓↓↓
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わかったゾ!!! これぞマーケティングの極意なり。
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●「自分の頭で考えなさい」とよく言いますが、西さんは徹底的に自分
の企画力で勝負する人です。記事によれば「自分一人の思い入れと発想
で勝ち負けすること」をだいご味と感じているとのこと。
●上に引用した記事は、ダイキンから持ち込まれた話を受け、販売に成
功したというものですが、本来は、全くのゼロから自分で企画し、レコ
ード会社に提案して商品化するというのが主業務のようです。
●さて、ダイキンのCMソングを手がけた例ですが、まず、それぞれの
立場によって戦略が異なる点を認識しなければなりません。この場合、
ダイキン、レコード会社、西さんの三者の立場があり、戦略も、それぞ
れの希望も異なるのです。
●ダイキンとしてはCD化することで曲が世に広まり、結果としてエア
コンが売れることが希望です。レコード会社にとってはエアコンはどう
でもよく、売れるCDであれば、積極的にお金を出して作ります。
●西さんは、ダイキンから企画料などをもらいますが、レコード会社が
CDを作ってくれないと話にならないわけですね。ですから、レコード
会社の希望もかなうように考えます。つまり、この二者とも満足させた
いわけです。
●これが「問題は関係者全員が同じゴールを目指せるかどうか」という
ことなんですね。いくらマーケティングの企画を立てたところで、各プ
ロセスをゆだねる担当者が非協力的ではうまくいきません。それぞれの
希望がかなうように配慮することが大切です。
●そして、できたCDをダイキンの社員自ら家電量販店で売るという画
期的な方法を採用したわけですが、レコード会社の側から見れば、それ
だけ販売努力をしてくれるのはとても気持ちの良いことでしょう。ただ
このやり方でどれほど売れたかは疑問ですが…。
●また、ダイキンにCD店で大量に買わせることにより、オリコン社が
集計しランク付けしたオリコンチャートの上位に食い込ませることがで
き、露出度が高くなってCDの販売につながります。
●最後は、「着ぐるみを作らせ、幼稚園を回らせた」。まさにゲリラ的
ですね。ダイキンにCDの販売努力をさせ、自分も着ぐるみまで設計し
て売る。それによってエアコンも売れてダイキンも満足し、レコード会
社もCDが売れて満足です。もちろん自分も。
●このケースで最も安易な方法は、超売れっ子の歌手やタレント、その
所属する事務所に頭を下げて歌ってもらい、話題性を振りまくことでは
ないでしょうか。しかしそれをやると、お金はかかり、販売力も鍛えら
れないですね。西さんはポリシーとしてそういうことはしないようです。
●他人の力を使えるかどうかは「自分の力」ですが、他人の力に頼るの
は「自分の力」ではありません。自分の知恵で勝負しようとし続ける限
り、人は成長し続けるのです。
●売れない、売れないと机の前でぼやいている方、1度ゲリラになって
みませんか? 人に教えを請うのもよいですが、前提に「俺がやる」と
いう気概が無ければ、いつまでたっても進歩することはありません。
――――――――――――― 今日はここまで (^o^) ――――――
■■■ちょっと一言
今度の選挙、面白そうじゃないですか? 投票率は低いかもしれません
が、民主党が躍進しそうです。私、別に民主党のファンというわけでも
ありませんが、そうなれば自民党も「このままじゃいかん」と危機感が
高まって、議論が深まるはず。
何ごとも競争が無いとおかしくなりますね。生存競争があるからこそ、
より強い種が生き残り、それによってその種は永遠に存続し続けること
ができます。日本という国家の存続は、政党間の競争に負うところが大
きいでしょう。
悪い政治をすれば、「国民はそういうのを見逃しませんよ」と意思表示
をすることが大切。ライバルは自分の敵というより、自分を磨くために
なくてはならない存在です。自民党のライバルというべき政党の出現が
国をよくすることは明らかですね。(#^.^#)
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