ソーズカンパニー、若者の街「ナカメ」を引っぱる中古家具店

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 〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓 2004年6月28日 〓〓〓〓〓〓 

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 ◆◆◆ 日経MJに見るマーケティングの戦略・戦術 410号 ◆◆◆

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      〜〜〜【マーケティング 今日のポイント】〜〜〜
      「顧客志向」と100回繰り返して言ってもダメ。
         本物は試行錯誤の中から湧き出てくる。

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 ━━━━━━━━━ 2004年6月26日付日経MJ(1面)より ━━━━
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 ◆◇◆  米製中古家具、輝きを増す  「古いスタイル」に魅力 
 ◆◇◆
  ◆      ソーズカンパニー社長 沢野 直樹さん(43) 
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 今日は、若者の街、東京・中目黒(通称「ナカメ」)をけん引している
 という中古家具屋さんに関する記事です。

 ■中古家具の街「ナカメ」の象徴であり、激戦区で群を抜いた存在感を
 誇るのが2000年に開業した沢野の「バードックス」だ。

 ■開店当初、自分が好きな古き良き時代の米国家具をそのまま売ろうと
 して失敗した。試行錯誤の末、「若者は『古いこと』ではなく『古いス
 タイル』に魅力を感じていることに気づいた」

 ■急きょ、買った家具に手を入れてから店頭に並べるようにした。

 ■「その時々のトレンドに臨機応変に対応することが大切」

 ■「通常の家具店ではイスやテーブルを家の中にあるように配置し、き
 れいに見せることに力を入れている。しかし、消費意欲が一番盛り上が
 るのは、商品がTシャツのように身近に感じられ、種類も数も豊富な時
 だ」

           とのこと。それで、↓↓↓

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    わかったゾ!!! これぞマーケティングの極意なり。
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 ●自分が好きなことを事業にしよう、とよく言います。しかしこれは、
 一歩間違えれば「独り善がり」に陥ります。「この商品の良さを人はど
 うしてわからないのか」と世を嘆くことになりかねません。

 ●趣味だったらそれでもいいですね。しかし、事業として考えると大き
 な間違いです。沢野さんもまさにそのような体験をしました。そして、
 気づいたのです。ただ古いというだけではダメなんだと。

 ●古物収集家は逆にその方がいいでしょう。けれども場所は「若者の街」
 です。ターゲットはあくまでも、インテリアに興味がある若者ですね。
 彼らの興味を引くような形にしなければなりません。

 ●ではお客に迎合すればよいかというと、そうではないのです。お客に
 「どんな商品が欲しいですか?」と聞いて、それをそのまま作るなんて
 ナンセンスですね。すでにお客の頭にあるものを提供しても、何の感動
 も与えられません。

 ●あくまでもリーダーシップはこちらが握ること。お客のニーズを読み、
 その先を行けるのがプロの商人と言えるでしょう。そのための知恵を出
 し惜しまないようにすることです。

 ●「売れない」という状況があるとして、「どうして売れないのでしょ
 う」と他人に聞くようでは商人失格です。「売れない」のがダメなので
 はなく、それへの対応策を徹底的に考えない姿勢が「失格」なのです。

 ●そこには必ず、生みの苦しみが伴います。沢野さんも「試行錯誤」を
 したとありますね。気づいてみれば当たり前なのですが、「古いスタイ
 ル」を提供すればよいというほんのちょっとのこと、これが視界を開か
 せることになりました。

 ●マーケティングの教科書には「顧客志向が大事」と書いてあります。
 でもそれを100人が読んだとして、果たして本当に理解している人が10
 人いるでしょうか。沢野さんは、その数少ない一人となったわけです。

 ●それが陳列の仕方にも現れていますね。通常の家具店の陳列は、商品
 の方に視点が向いているので、「きれいに見せ」ようとします。沢野さ
 んはお客に視点が向いているので、どうしたら欲しいと思うだろうか、
 と考えて陳列をするのです。

 ●リアルのお店もホームページも、きれいだというだけでは全く売れま
 せん。そこにお客の心をつかむ、何かが要ります。「あ、これいい、使
 える!」とピンとこさせる何か。

 ●沢野さんは、「身近に感じられること」、「種類も数も豊富で選択で
 きること」をその条件としてあげました。店内はそれを満たす陳列にし
 ています。

 ●さらに「もっと具体的にどうすればいいのか教えてくれ」と聞きたい
 なら、あなたは事業家をやめて、沢野さんの下で働いた方がいいでしょ
 う。商人ならば、自分の頭で考え、やってみることです。その繰り返し
 の中から、本物の顧客志向が自分の中に育ちます。

 ――――――――――――― 今日はここまで (^o^) ――――――

 ■■■ちょっと一言

 昨日は、うちの小学生の子供の、小学校区内、町別対抗の球技大会でし
 た。

 長男も次男も、小学6年の時にはソフトボールのキャプテンを務めたの
 ですが、今度も娘がドッジボールのキャプテンに。さぞ、運動神経がい
 いのだろうと思われるでしょう。

 違うんです。何の巡り合わせか、必ずうちの子供たちが6年生になった
 とき、同じチーム内に他の6年生が極端に少ないんです。で、2〜3人
 の中からキャプテンを選ぶんですね。かなり高い確率でなれます。

 それでも、その他の5〜1年生まで合わせると10数人になるチームを、
 キャプテンとして引っ張る経験ができます。こういうのを子供の頃にす
 るのはよいことですよね。私は密かに喜んでおります。

 ただ、結果はいつも惨敗ですけどね。(#^.^#)

 

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