電通、マドレーヌでプチセレブ願望刺激

日経MJを読み解く!

 〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓 2004年6月16日 〓〓〓〓〓〓 

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 ◆◆◆ 日経MJに見るマーケティングの戦略・戦術 402号 ◆◆◆

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      〜〜〜【マーケティング 今日のポイント】〜〜〜
           今は「知価社会」である。
       知恵を出せない企業や人は滅び去る時代。

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 ━━━━━━━━━━━━ 2004年6月15日付日経MJより ━━━━━━
 □■□  本日の注目記事(20面)
 ■□■ 女性の「プチセレブ」願望を刺激 キャラクター「マドレーヌ」
 □■□        若い母親たちの支持を集める
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 今日は、1939年に米国で誕生したキャラクター「マドレーヌ」を扱った
 絵本やグッズの人気が高まっているという記事です。

 ※電通の公式サイト⇒ http://www.madeline.jp

 ■今年3月、東京・原宿に子供服のファミリア(神戸市)がマドレーヌ
 のキャラクターグッズの店を出した。

 ■オープン初日には午前11時の開店前から長蛇の列ができ、約300人が
 商品を購入。

 ■幼稚園の子ども用に弁当箱、自分用に折り畳みのバッグと親子そろっ
 て買い求める。

 ■その人気に本格的に火が付いたのは、電通が2001年に日本での商品化
 ライセンス権を獲得してから。

 ■電通エンタテイメント事業局の森川隆美さん

 「ある程度余裕のある女性は、人より品の良いものを持ちたがる『プチ
 セレブ』願望が強い。彼女たちは幼稚園児の子どもにも自分の好きなキ
 ャラクターの商品を持たせたがる」

           とのこと。それで、↓↓↓

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  ナルホド、ナルホド … ピンと来た!(^o^)
  ⇒ マーケティングのヒント ⇒ 自分で早速やってみよう!


 ●まずは言葉の説明から。キャラクターとは、アニメや漫画などに出て
 くる人物やその性格のこと。ミッキーマウスなど。セレブとはもともと
 スポーツ界や芸能界などの有名人のこと。中田英寿とかですね。日本で
 は、お金持ちで優雅に暮らす女性をそう呼ぶことが多いようです。

 ●では、「マドレーヌ」は? お菓子? いいえ。それもありますが、
 黄色い帽子に青いワンピースを着た女の子のキャラクターです。絵本は、
 日本でもずい分昔から翻訳本が出ていたそうなので、ご存知の方も多い
 のでは。

 ●電通がライセンス権を獲得してから、グッズがずい分増えたようです。
 記事によると、「カプセル玩具、マグネット、ペン入れと徐々に増えて
 いった」とのこと。

 ●電通の狙いは、「プチセレブ」願望の強い若い女性に、そのニーズに
 ピッタリのキャラクターグッズを売ること。この事例は、「ターゲット
 を絞り、そのニーズを推測して商品を開発した」成功例と言えます。

 ●「マドレーヌ」については、条件に合ったものを見つけてきたという
 に過ぎません。大切なのは、「どんな条件を満たせば、ターゲットのニ
 ーズに合うのか」を明確にすることです。

 ●「プチセレブ」願望が求めるものは、高級感、品の良さ、上流階級の
 仲間入り、人があまり持っていないものを所有する・・・。ディズニー
 ではダメなんですね。浸透しすぎています。もし、ディズニーがあまり
 知られていなかったら、バッチリでしょうが。

 ●電通は、そのような条件に合うキャラクターを見つけてきて、商品化
 の権利を保有し、メーカー相手に商売をしています。メーカーは電通に
 キャラクター使用料を支払って、商品を作り、販売します。

 ●つまり、メーカーは自ら生み出した図柄を自社製品に描くのではなく、
 他の会社のアイデアにお金を払って手に入れ、ようやく製品を完成させ
 ているのです。同じペン入れでも、他のキャラクターだと売れ行きが全
 く違ってきます。

 ●古い話ですが、堺屋太一さんは1980年代に「知価社会」の到来を予言
 しました。アイデアがものすごく価値を持つ社会というような意味です
 ね。大メーカーで作った物でも、売れ行きはデザインに左右されます。
 たった一人、優秀なデザイナーがいるかどうかで違ってきます。

 ●まさにその時代になっているわけです。今、「情報起業家」もかなり
 出てきていますが、それも「知価」を商売のネタにしています。まさに
 このメルマガも「知価」を使ったもの。

 ●先のことがわかる人にはわかるんですね。当時私が勤務していた会社
 も、すでにこの「知価」の分野に特化していました。今も安定的に成長
 しているようです。やはり時代の流れを読み、流行するものを先に手掛
 けた人は、大きな勝ちを収めることができます。

 ●「知価社会」を生き残るには、「知恵のない者は汗を出せ」ではいけ
 ません。「知恵のない者は知恵をしぼり出せ」です。マーケティングも
 同じ。「売れない」と簡単にあきらめるのでなく、思いついたアイデア
 を片っ端から試してください。 

 ――――――――――――― 今日はここまで (^o^) ――――――

 ■■■ちょっと一言

 人間の頭はスーパーコンピューター以上の性能がありますので、考え続
 ければ、何か知恵が出ます。

 「考えが煮詰まったなぁ」と思ったときは、そこから離れて全く関係の
 ないことをしていると、ハッと思いついたりしますね。

 だから、専門家意識を持ちすぎるとダメです。何かの専門家でありなが
 ら、しかも視野を広くし、いろんなことに首を突っ込んでいれば、自分
 の専門分野においても、ひらめくアイデアの量は無限です。

 ということは、このメルマガも、1万回でも10万回でも書けるというこ
 とですね。でも、年に250回書くとして、1万回だと40年! 体力が持
 ちません。(^_^;)

 

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