セブンデイズホテル、ほぼ常時満室状態のビジネスホテル

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 〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓 2004年6月7日 〓〓〓〓〓〓 

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 ◆◆◆ 日経MJに見るマーケティングの戦略・戦術 395号 ◆◆◆

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      〜〜〜【マーケティング 今日のポイント】〜〜〜
        大切なのは、自分の長所と顧客の目線。
     玄人(くろうと)に批判された方がよいこともある。

      〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 ━━━━━━━━━━━━ 2004年6月5日付日経MJより ━━━━━━
 □■□  本日の注目記事(1面)
 ■□■  ほぼ常時、満室状態のビジネスホテル  セブンデイズホテル
 □■□       宿泊者の目線で心地よさを徹底追及
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 今日は、ホテル経営にはまったく素人の女性が作ったビジネスホテルに
 関する記事です。

 ■高知市の中心街、はりまや橋近くのセブンデイズホテル。

 ■焦げ茶と白で統一した80室の客室の壁には高知市在住の版画家、松林
 誠の作品。

 ■イスはイタリアの有名ブランド、カルテル社のもの、明かりにはドイ
 ツの有名照明デザイナー、インゴ・マウラーの製品を使うといった具合
 に、空間づくりに細部までこだわる。

 ■一泊5460円のシングルルームは12平方メートル。

 ■(本館の)平均稼働率は4年間ずっと9割を超え、新館建設に踏み切
 った。

 ■一般的に、ビジネスホテルは週末の集客力が弱いとされる。セブンデ
 イズホテルは観光旅行の女性グループやカップルなどでほぼ100%の稼
 働率になる。

           とのこと。それで、↓↓↓

  ────── ∞ ────── ∞ ────── ∞ ───────

  ナルホド、ナルホド … ピンと来た!(^o^)
  ⇒ マーケティングのヒント ⇒ 自分で早速やってみよう!


 ●ビジネスホテルというのは、仕事で遠方から現地にやって来たビジネ
 スマンが宿泊することを想定して建てられたホテルです。つまり、ター
 ゲットはビジネスマンで、そのニーズに応えるサービス内容を盛り込ん
 だもの。

 ●仕事が終わったあと、食事は外で済ませるので、ホテルではシャワー
 を浴びて寝るだけですね。それ以外は、駅まで近く、フロントでのFAX
 送信サービスやインターネットへの接続などの仕事上の環境が整ってお
 り、あとは軽い朝食がとれれば、申し分ないでしょう。

 ●というのが、固定観念ですね。(^_^;)

 ●このような考え方でビジネスホテルを作れば、ある程度の利用は見込
 めるでしょう。しかし、周囲に林立するビジネスホテルとの激しい競争
 に自分から突っ込んで行っているようなもの。価格勝負に突入します。
 とても弱者が取るべき戦法ではありません。

 ●記事によれば、「高知市中心部のホテルの平均稼働率は37.6%」との
 こと。こういう場所にごく普通の考え方で宿泊施設を作っても商売には
 なりませんね。

 ●セブンデイズホテルを作ったシーケーエム(高知市)の常務、川上絹
 子(48)さんは、ホテル経営にはまったくの素人でした。素人ですが、
 ホテルに泊まったことはあるはずです。「これは気に入った、これはダ
 メ」などという経験は誰でもしています。

 ●川上さんは、「以前はデザイン系の専門学校」に通っていたそうです。
 これが川上さんの強みだったのでしょう。「空間づくり」に自分の強み
 を遺憾なく発揮しました。同ホテルのサイトはこちら。
 ⇒ http://www.7dayshotel.com/

 ●このように空間を重視するなら、シティホテル(有名一流ホテルは皆
 シティホテルです)をやればよいのではないか、と思うところですが、
 それではシティホテルと競合になり、宿泊客を獲得できないでしょう。

 ●5000円台で泊まれて、しかも通常のさつばつとしたものでなく、落ち
 着いた癒やしの空間で過ごすことができる・・・。ビジネスの後で疲れ
 ているからこそ、豊かな雰囲気の中に身を置きたいものですね。

 ●このホテルは、ビジネスマン以外にも受けています。ほとんどの人は、
 旅行に行ったら現地の名店や穴場と言われる飲食店で食事したいでしょ
 う。結局ホテルには泊まるだけになりがちです。

 ●しかし、通常のビジネスホテルでは味気ないし、シティホテルに1万
 円以上払って泊まるのも惜しい。そんな女性客やカップルに、このホテ
 ルはピッタリなんですね。

 ●川上さんがこのホテルを作ることができたのは、
 「自分の強み」+「顧客の目線」+「固定観念にとらわれない」
 という3要素で戦略を考えたからです。

 ●往々にして、この逆をやりがちですね。「自分の得意でもないもの」
 を商品とし、「独り善がり」で、「目新しさの無い普通の提供方法等」
 でやると、失敗することは間違いありません。自社商品をチェックして
 みましょう。失敗の3要素でやってませんか?

 ――――――――――――― 今日はここまで (^o^) ――――――

 ■■■ちょっと一言

 私、高知には行ったことがありません。坂本竜馬の生まれ故郷で、桂浜
 の銅像を見てみたいと思いつつ・・・。長崎の風頭山にも銅像があり、
 そこでは竜馬さんと一緒に記念写真を撮りましたが。

 今、西日本新聞に武田鉄矢さんの『思えば遠くへ来たもんだ』と題した
 コラムが連載されており、初めて桂浜に行った19歳のときのことについ
 てこう書いてありました。

 「汽車とフェリーを乗り継いで、ようやく夜の桂浜に一人たたずみ、像
 を見上げました。『竜馬さん、おれはどうなるんでしょうか』と問いか
 け『あんたのように生きたい』と泣きました。」
                  (6月3日付 西日本新聞 6面)

 本当に行きたいと思ったら、こういう行動になるんですね。今の私の思
 いのレベルでは、一生桂浜に行けそうにありません。「ま、そのうち…」
 では、なにごとも実現しないようです。(^_^;) 

 

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