クリエイトエス・ディー、小商圏でコンビニ並みの集中出店

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 〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓 2004年5月28日 〓〓〓〓〓〓 

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 ◆◆◆ 日経MJに見るマーケティングの戦略・戦術 389号 ◆◆◆

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      〜〜〜【マーケティング 今日のポイント】〜〜〜
         競合他社とはいったいどこなのか。
         お客の動きから目を離してはいけない。

      〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 ━━━━━━━━━━━━ 2004年5月27日付日経MJより ━━━━━━
 □■□  本日の注目記事(3面)
 ■□■   コンビニ並みの集中出店   クリエイトエス・ディー 
 □■□     店から半径500メートル以内の客がターゲット
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 今日は、やや変わった店舗展開をしている、神奈川県のドラッグストア
 に関する記事です。

 ■目指すは県内500店──。

 ■すでに同県内の郊外・住宅地に100店強を出店、昨年ドラッグストア
 としては県内最大手となった。

 ■小商圏で生きるには顧客の来店頻度を高める工夫が必要。

 ■駐車場の1台当たりのスペースは幅2.5メートルと広く、主婦の抵抗
 感をなくした。

 ■客一人あたりの来店頻度は週2回強。通常は月1〜2回程度の郊外ド
 ラックストアとしては極めて高い。

 ■商圏を狭くすることでイオンなどの総合スーパーやホームセンターと
 の競合を避ける。低価格販売でコンビニとの競争にも勝てる。

           とのこと。それで、↓↓↓

  ────── ∞ ────── ∞ ────── ∞ ───────

  ナルホド、ナルホド … ピンと来た!(^o^)
  ⇒ マーケティングのヒント ⇒ 自分で早速やってみよう!


 ●ポジショニングマップというのをご存知ですか? 自社と競合他社と
 を差別化する場合に、比較する2つの軸を設けてできる4つのマス目に
 自社と他社を落とし込んで、方向性の違いを明確化するものです。

 ●記事の事例を以下に示してみましょう。

            大規模店(総合的品ぞろえ)
                 │
       総合スーパー     │
       ホームセンター    │
                  │ 
 低価格 ────────────│─────────── 高価格
     通常のドラッグストア  │
                 │ コンビニエンスストア
                 │
     クリエイトエス・ディー │
                小規模店(日用品のみの品ぞろえ)

 ●縦軸と横軸を何にするかは、決まっているわけではありません。ただ、
 軸のひとつに「価格」をもってくることが結構あります。低価格戦略を
 とっている企業群に、価格以外の価値で対抗するケースが多いからです。

 ●また、どこを競合他社と認識するかで、軸の選定は大きく変わってき
 ます。例えば、上の図は業態間の比較ですが、同じドラッグストアとい
 う業態の中で比較しようと思ったら、品ぞろえの幅、接客のあり方など
 も軸になりえますね。

 ●通常、競合他社と言えば同業者をイメージします。ドラッグストアで
 あれば、他のドラッグストアの戦略や戦術を意識し、負けないように手
 を打とうとするでしょう。

 ●でも、それに気をとられている間、実はコンビニに多くのお客を奪わ
 れていたということも無きにしもあらず。ですから、顧客とのコミュニ
 ケーション等を通して、競合他社に対する正しい認識を持っておくこと
 が大切です。

 ●クリエイトエス・ディーでは、競合他社は総合スーパーやコンビニだ
 と考えました。お客はできるだけ1ヵ所で買い物を済ませたいと思うの
 で、ドラッグストアまで内部にある総合スーパーは強敵ですね。

 ●また、ちょっと1〜2品だけ欲しいとき(例えば、昼食用のカップ麺、
 ペットボトルのお茶など)、総合スーパーまで行かず、近所で済ませた
 いものです。少し高くてもがまんして、コンビニで買ってしまいます。

 ●路面店のドラッグストアは、中途半端な商圏設定だと、その両者に負
 けてしまうわけです。そこで、クリエイトエス・ディーは、総合スーパ
 ーとの戦いは避ける、コンビニとは戦って勝つという戦略にしました。

 ●つまり、「普段の買い物のついでに薬なども買いたいという人は、ど
 うぞ総合スーパーに行ってください。ただ、今までコンビニを使ってい
 た人はうちに来てください。薬もあるし、その他の食品はかなり安いで
 すよ」ということです。

 ●そして、近隣の主婦が車で来やすいように駐車場を広くするなどの工
 夫をしています。価格に厳しい主婦は、車を止めやすく、商品が安い同
 社の店舗につい寄ってしまうのでしょう。来店頻度が週2回とは、すご
 いドラッグストアですね。

 ●あなたの会社の競合他社はいったいどこでしょうか? お客はあなた
 の会社以外のどこで物やサービスを買っていますか? それを明確にし
 ていなければ、いつのまにかお客がいなくなることも考えられます。ア
 ンテナをピンと立てておきましょう。

 ――――――――――――― 今日はここまで (^o^) ――――――

 ■■■ちょっと一言

 中国の三国志で、諸葛孔明が荊州を守る関羽に言った戦略を思い出しま
 した。

 「東は呉の孫権と和し、北は魏の曹操に当たりなさい」と。

 さすが、孔明。誰でもわかるような戦略方針を示しました。しかし、関
 羽は孫権とも戦ってしまい、結局敗れ去るのですが…。

 クリエイトエス・ディーの戦略もとてもわかりやすいですね。こんなふ
 うに方向性が明快なことが、会社を一致団結させ、必要な情報も豊富に
 集めるコツです。自分の会社の戦略、わかりやすいですか?(#^.^#)

 

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