バンダイなど、ガチャポンを女性や海外市場へ広げる

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 〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓 2004年5月13日 〓〓〓〓〓〓 

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 ◆◆◆ 日経MJに見るマーケティングの戦略・戦術 378号 ◆◆◆

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      〜〜〜【マーケティング 今日のポイント】〜〜〜
          販路を広げるときには注意しよう。
        ターゲットが変われば、ニーズも変わる。

      〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 ━━━━━━━━━━━━ 2004年5月13日付日経MJより ━━━━━━
 □■□  本日の注目記事(20面)
 ■□■  ガチャポンが衣料品店・CD店で売れる  海外でも高評価
 □■□     有名アーティストが制作するなど進化を続ける
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 今日は、子供やマニアに人気のガチャポンが、女性や海外市場にも広が
 っているという記事です。

 ■「老舗」のバンダイが今年、アパレルメーカーのクリムゾン(東京・
 中央)などと組んで女性向け商品の開発を始めた。

 ■カプセル入り玩具の市場は2003年度で前年度比約2割増の310億円と
 みられ、同社製が7割を占める

 ■東京・お台場にあるクリムゾン系衣料品店「ロングウォール」の井村
 智之店長は、「10種類あるロゴが集まるまで根気よくピンズを購入する
 お客さんが多い」とガチャポンの女性客への人気ぶりに驚いた様子だ。
 ※ピンズ…バッジ類

 ■「海外の有名クリエーターが日本で玩具を作っていることが口コミで
 広がり、販売にもつながっている」

 ■ニューヨークとサンフランシスコに店のある大人向け玩具店「Kid Ro
 bot」のポール・バドニッツ社長は日本からのカプセル玩具は「売り切
 れになるほど好調」と言う。

           とのこと。それで、↓↓↓

  ────── ∞ ────── ∞ ────── ∞ ───────

  ナルホド、ナルホド … ピンと来た!(^o^)
  ⇒ マーケティングのヒント ⇒ 自分で早速やってみよう!


 ●うちの子もガチャポンが好きでたまに買ってあげるのですが、先日、
 小学3年生の息子が、自分の机の上にガチャポンのおもちゃを並べ、し
 げしげと眺めている様子を目撃しました。マニアになるかも。(^_^;)

 ●私も子供の頃、ガチャポンではありませんが、お菓子を買って応募す
 れば当るスマーフという小さな人形(森の精、いろんな種類がある)が
 欲しくて、せっせと応募券を切り取り、封筒に入れて送ったことを思い
 出しました。

 ●共通点は、「どの種類が当るかわからず、なかなか欲しいのが手に入
 らない」、「現在持っているのを並べて見るのが楽しい」、「まだ無い
 ものを今度こそ得たいという意欲が持続する」などでしょうか。

 ●記事にあるように、ガチャポンはもともと子供のおもちゃでした。時
 間がたつにつれ、大人の男性のマニアも購入するようになりました。お
 もちゃの作りも精巧さを増してきたでしょうね。

 ●しかしこれは、商品コンセプトを変えたというわけではありません。
 子供をターゲットにしていたのが、いつの間にかマニアに広がったとい
 うものです。

 ●ところが今回は、意図して女性や海外向けに作っているのです。つま
 り、別にターゲットを設定したわけですね。そして、女性がウルトラマ
 ン等を欲しがるわけはないので、ターゲットニーズに合わせて商品を開
 発しています。

 ●クリムゾンは、同社のロゴ(10種類)をバッジにして、カプセルに入
 れました。それが女性客に大人気とのこと。10種類集めるまで何度でも
 ガチャガチャするのは、先の子供やマニアと同じ心理ですね。

 ●記事によると海外では「中身が見える状態で売られる」そうです。つ
 まり、欲しいものを購入するという通常の購買と同じです。しかし、カ
 プセルを開ける楽しみはありますね。

 ●これも、ウルトラマンではなかなか売れないでしょう。海外の人に合
 わせた商品を海外のクリエーター等が作ったものだからこそ、売れてい
 るのです。カプセル玩具というお楽しみの部分は変えずに。

 ●「販路を広げたい」というご相談が結構多いのですが、販路を変える
 とはターゲットを別に設定することであり、当然ターゲットニーズは既
 存の販路のものと異なります。

 ●「前のターゲットにはなかなか売れなかったけれども、ターゲットを
 変えたらよく売れた」ということがありますが、これは、もともとの商
 品コンセプトが、変更後のターゲットニーズに合っていたということで
 す。

 ●商品コンセプトと顧客ターゲットは、凹凸のようなもので、きっちり
 合えば売れます。ガチャポンは、さらにその提供方法として「どれがも
 らえるかわからない」というワクワク感を付加したものなので、人気が
 あるわけです。

 ●さて、自社の商品は、今のターゲットのニーズに合っているでしょう
 か。販路を広げたいならば、新しいターゲットのニーズに商品を合わせ
 ようとしていますか。凹凸を合わせましょう。

 ――――――――――――― 今日はここまで (^o^) ――――――

 ■■■ちょっと一言

 「桃・栗3年、柿8年。人の夢は10年」

 先日、この欄でご紹介した映画『陽はまた昇る』の中で出てくる言葉な
 のですが、とても気に入って、私の頭から離れなくなりました。しばら
 くの間、メルマガの冒頭に書き続けようと思います。

 ドッグイヤーなどと言われますが、それに合わせて人の頭の回転も変わ
 るかというと、そうではないですね。やはり、ひとつのことをじっくり
 取り組まなければ、本物にはなれません。

 夢がある人は、それだけで成功者だと言えます。夢を実現しようと努力
 している過程が楽しいんですから。終わったら気が抜けますね。だから、
 とても死ぬまでかかってもできないほどの大きな目標を掲げるのがいい
 ですよ。
 
 私のは…。少し形ができてきたら発表します。(^_^;)

 

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