原宿に進出、老舗帽子屋OVERRIDE9999

日経MJを読み解く!

 〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓 2003年3月5日 〓〓〓〓〓〓

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 ◆◆◆ 日経MJに見るマーケティングの戦略・戦術 36号 ◆◆◆

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     〜〜〜【マーケティング 今日のポイント】〜〜〜
        
自社は何に強いかをはっきりお客に示そう。 
       そうすれば興味のある人は必ず寄って来る。
  
      〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
 
 ━━━━━━━━━━ 2003年3月4日付日経MJ30面より引用 ━━━

 ■ファッションアイテムとして若者に定着した帽子。商品も多様化した。
 この流れを作ったブランドの一つが帽子専門店「OVERRIDE9999」
 だ。運営するのは1922年創業の帽子卸、栗原(大阪市、栗原裕社長)。
 老舗が仕掛けた帽子市場の活性化策が当った形だ。

 ■一号店は原宿のキャットストリートにある。

 ■原宿店は99年の開業。従来、中高年を主要顧客とする帽子店はあった
 が、若者にターゲットを絞った専門店は珍しかった。

 ■常時四百種類以上の帽子を置く豊富な品ぞろえで若者を吸引、さらに
 売れるザイン力を身につけた。

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 ナルホド、ナルホド … ピンと来た!(^o^)
  ⇒ マーケティングのヒント ⇒ 自分で早速やってみよう!


 ●記事の横にある社長さんの顔写真を拝見すると、65歳は越えておられ
 そうな感じだ。職業柄「後継者は育っているのだろうか」などとと心配
 してしまうが、身体さえ元気であれば長年つちかった商売の勘は衰えず
 新戦略に踏み出すことができる方も多い。すでに3〜4代目の社長さん
 であろうし、卸から小売へ進出するのも相当な勇気が要ったことだろう
 と敬服する。

 ●ここで見逃してはならないのは、この会社が本来卸であることだ。た
 だモノを横流しするだけの卸はすでに価値を失っている。では、どうす
 べきかというと、川下戦略といってより消費者に近い方にポジションを
 移すか、川上戦略でメーカー機能をもつかしなければならない。この会
 社は「デザイン力も身につけた」とあるので、小売進出と同時に商品開
 発機能をも保有したわけだ。「帽子業界のユニクロ」となった。

 ●もともとは卸売の同社だが、小売店相手に商売をしていては生き残れ
 ない。「だから小売になろう」というのは実はほとんどの卸の会社は考
 えることだ。そのとき多くの企業が「卸だから小売よりも安く売れる」
 →「消費者にとって魅力的」という思考に陥ってしまい工夫が足りず、
 結局はうまくいかない。安いだけで売れる時代ではないからだ。

 ●この社長さんは「ただ小売になるだけではだめだ。小売店はなぜ苦境
 に陥っているかというとターゲットを鮮明にした戦略が無いからだ。で
 は、ターゲットをどうするか? 今後一生の顧客となる可能性のある若
 者にしよう。若者相手だから原宿に出そう。ただ商品を並べるだけでな
 く、ニーズに合ったモノを提供し、無ければ自前で開発しよう」と考え
 た。まさに「企業は環境適応業」ということの模範事例と言える。

 ――――――――――――― 今日はここまで (^o^) ―――――――

 ■■■ちょっと一言

 年齢では無いとつくづく感じます。若いとか年寄りではなく、思考回路
 がどうなっているかが大事ですよね。
 それにしても、ヤンキースの松井、また打ちましたねぇ! 実力に加え
 て人格も良さそうで、私流に言うと「武士道経営的」存在です。(^.^)

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