〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓 2004年4月13日 〓〓〓〓〓〓
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◆◆◆ 日経MJに見るマーケティングの戦略・戦術 360号 ◆◆◆
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〜〜〜【マーケティング 今日のポイント】〜〜〜
行動の原動力が「儲けたい」ではダメ。
あなたは何を伝えたいのか。
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━━━━━━━━━━━━ 2004年4月13日付日経MJより ━━━━━━
□■□ 本日の注目記事(20面)
■□■ 出版界の常識に捕らわれない本作り ポプラ社
□■□ 初年度から百万部出荷を達成「第三編集部」
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今日は、新分野に挑戦して成功している出版社に関する記事です。
■1998年末、ルーズソックス、ミニスカート姿の少女が原稿を抱えポプ
ラ社を訪れた。少女の名前は井上路望(ろみ)さん。
■自分の身の回りで起きている援助交際やイジメの話が赤裸々につづら
れており、原稿を預かった編集者は一読するや「これを自分が本にした
い」と思い立った。
■思わぬベストセラー誕生に坂井社長は同社がこれまで得意としていた
「児童書に収まりきらない分野に挑戦したい」と一般書への進出を決め
た。
■年間70点程度を出版する第三編集部だが、著者の多くは無名の新人だ。
「17歳の成功は、企画さえよければ無名でも売れる」(野村部長)とい
う自信につながった。
とのこと。それで、↓↓↓
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ナルホド、ナルホド … ピンと来た!(^o^)
⇒ マーケティングのヒント ⇒ 自分で早速やってみよう!
●出版業界は大変厳しい状況が続いています。先日、芥川賞に金原ひと
みさん、綿矢りささんという若い女性2名が選出されましたが、「出版
不況対策でこの2人を選出したのでは」という憶測も飛び交うほどです。
●そんな中で、記事のポプラ社が4年前に作った「第三編集部」は大変
好調とのこと。きっかけは、井上路望(ろみ)さんという17歳の少女の
原稿が同社に持ち込まれたことでした。
●この少女が、自分が書いた原稿をどこに持って行こうかと考えたとき、
ジャンルなどおかまいなくポプラ社を選んだのは、小さい頃からポプラ
社の児童書を読んでいたからかもしれません。
●そして、一人の編集者が一読して「本にしたい」と思うわけですが、
児童書という枠組みを破るのは勇気がいったのではないかと思います。
しかし、内容が余程よかったのでしょうか。社長の坂井さんも即断した
ようです。
●私も『生きてます、15歳』(井上美由紀著)という、同社の本を持っ
ています。記事によると、この第三編集部の本の中でこれが最も売れた
そうで、40万部出たとのこと。初めて手にしたとき、出版社名を見て、
「あの児童書のポプラ社か?」と驚いたことを覚えています。
●さて、どうすればベストセラーになるのかということについては、い
ろいろと手法があるようです。しかし、最初からそのような結果を求め
るのは、このメルマガでも再三申し上げている通り、おかしなことです。
●売上増というのは結果ですね。そこに至るまでにはさまざまな過程が
あります。商品コンセプト、顧客ターゲットの絞り込みに始まって、マ
ーケティングプロセスを設計し、それに合わせてツールを作成します。
●しかし、テクニックはいろいろあるとしても、原点に「この商品を使
ってみて欲しい」という思いがあってこそ、それらが生きてきます。そ
の思いを実現するために、こまごまとプロセスを設計するのです。
●つまり原動力は何か、ということです。それが「儲けたい」では失敗
します。一時的に成功しても長続きはしません。「儲けられるものなら
何でもいい」というコンセプトではダメなのです。第一、お客にそんな
こと言えませんね。
●出版に関して言えば、「ベストセラーにしたい」「ベストセラーにな
るなら何でもいい」ではダメだということです。ポプラ社では、「この
思いを伝えたい」という少女の気持ちが編集者に、社長に伝わり、それ
がリレーされて、多くの読者を獲得しました。
●社員の生活のためには利益が必要です。しかし、「売り上げが欲しい」
とか「儲けたい」という気持ちが原動力になると、失敗します。自社商
品の何を伝えたいのか、どうすれば伝わるのか。それを徹底的に考えて
ください。その結果として、売り上げがついてきます。
――――――――――――― 今日はここまで (^o^) ―――――――
■■■ちょっと一言
少し前になりますが、4月7日付の西日本新聞に、吉本興業の名誉会長
中邨秀雄さんが福岡工業大学で講演したという記事が掲載されていまし
た。
中邨さんは、明石家さんまさんが「番組の打ち上げでは必ず出演者やス
タッフと飲みに行き」情報収集をしたり、「英語に堪能」で「ブロード
ウェーなど本場の舞台を研究している」ことなどを紹介し、「自分を磨
く大切さを訴えた」そうです。
あれだけ長く芸能界でトップを続ける裏側には、大変な努力があるんで
しょうね。しかし、それはテレビ画面からは全く伺えず、ただひょうひ
ょうとしゃべっているだけに見えます。
最近は、自分がいかにがんばっているかをあからさまに言うのがはやっ
ているように感じますが、私はどちらかと言うと、さんまさんのような
姿勢の方に好感を持ちます。あなたはどちらのタイプ? (#^.^#)
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