〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓 2004年4月6日 〓〓〓〓〓〓
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◆◆◆ 日経MJに見るマーケティングの戦略・戦術 355号 ◆◆◆
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〜〜〜【マーケティング 今日のポイント】〜〜〜
狭い世界にいては新しいものは生み出せない。
勇気を出して外の世界に出てみよう。
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━━━━━━━━━━━━ 2004年4月6日付日経MJより ━━━━━━
□■□ 本日の注目記事(3面)
■□■ 脚長スーツ大ヒット中 はるやま商事
□■□ 女性の美脚パンツを男性に応用
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今日は、男性用の脚が長く見えるスーツが売れているという記事です。
■初年度販売目標の5万着に対して、2月の発売から1ヵ月で既に約3
万2千着を売り、同社のスーツ全体をけん引する存在となっている。
■女性の間で流行していた、足がきれいに見える美脚パンツを眺めなが
ら、商品部の平田伸人次長(41)が「紳士スーツに応用できないか」と、
ふと考えたことがきっかけだった。
■素材や縫製法に一工夫を加えた。
■一種の視覚的トリックを使い、脚の長さを演出
■脚長スーツが当初、想定した客はスタイルを重視する傾向が強い10代
後半〜20代前半。実際に若年層の購入者は多いが、中には「息子の脚長
スーツを見て、自分用を買いに来る40代の父親もいた」(平田さん)。
とのこと。それで、↓↓↓
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ナルホド、ナルホド … ピンと来た!(^o^)
⇒ マーケティングのヒント ⇒ 自分で早速やってみよう!
●あなたのスーツに対する不満は何ですか?「別に…、ありません」。
では、あなたが着てみたいスーツはどんなスーツですか?「高級スーツ、
仕事がバリバリにできそうに見えるスーツ、ですかねぇ」。
●もしも私がスーツメーカーの人に質問されたら、こんな貧弱な回答し
かできないでしょう。普段スーツのことなどほとんど考えていませんし。
中高年になると、多かれ少なかれこんな感じではないでしょうか。
●これがもしパソコンに関する不満や希望を問われたら、結構答えられ
そうです。でも、おそらく世間の多くのビジネスマンと同じような答え
しかしないと思いますが。
●つまり「どんな商品が欲しいですか?」と消費者に聞いても、あまり
参考になる意見は出てこないということです。明確な答えが無いか、あ
っても月並みなものでしょう。
●でも、「こんな商品がありますよ。欲しいですか?」と聞けば、ハッ
キリ答えが返ってきます。こちらがまず頭をひねって提案すれば、お客
はイエス、ノーをはっきり言うのです。それによって、その商品がニー
ズを満たしたモノか、そうでないかがわかります。
●で、商品開発を行うにあたっては、その頭のひねり方が大切になりま
す。同一商品に長年携わってきた人が陥りやすいのは「専門家意識」で
すね。頭の中に体系ができあがっており、その視点でしか考えられなく
なります。
●入ってくる情報を、「これは○、これは×」と選別してしまうのです。
×と判断したものには見向きもしません。おのずと新しいものが生まれ
る可能性は低くなってしまいます。
●それを防止するためには、異業種の人と交わったり、自分が携わって
いる仕事とはまったく別の世界の本を読んだり、映画を見たりして、絶
えず脳を刺激する情報をインプットしておくことが大切になります。
●さて、記事の平田さんは、女性の美脚パンツを応用しました。同じ洋
服ではありますが、男性は「この服を着ると足がきれいに見えるよ」と
言われても、誰もピンとこないでしょう。でも「足が長く見えるよ」と
言われたら…。
●短足コンプレックスを持っている男性は、意外と多いのではないでし
ょうか。かく言う私もその一人。(^_^;) 買ってみようかな、と思いま
すね。
●同じ洋服からヒントを得たものですから、平田さんの発想はあまりす
ごく見えないかもしれません。しかし、すぐそばにあるものだからこそ、
盲点となっているということもあります。その証拠に、これは男性スー
ツ業界初のアイデアでしょう。
●どうしてもアイデアが浮かばないとき、そこから離れて全く別の世界
を散歩してみましょう。何かヒントが見つかるかもしれません。異なる
要素をたくさん入れてかき混ぜることが、新商品につながるのです。
●つまり、自分が居心地がいいところ(専門分野や知人ばかりの空間)
にじっとしていては、新しいものは生まれないということです。多くの
人の自己革新のテーマでもあります。外へ飛び出しましょう。
――――――――――――― 今日はここまで (^o^) ―――――――
■■■ちょっと一言
私はごくオーソドックスなスーツしか着ません。最初に入った大阪の経
営コンサルティング会社の服装規定のせいもありますが、どうも目立つ
のが嫌なんですね。
でもそんな私も、「脚長スーツはいいじゃないか」と思います。みごと
に私の潜在ニーズをとらえたようです。記事に「予想以上に幅広い年齢
層から支持された」とありますが、わかる気がします。
このズボンをはいたからといって、どれほど長く見えるのかは疑問です
が、心理をくすぐるというのはこういうことなんでしょうね。少しでも
かっこよく見せたいと、誰もが思っていたようです。まだまだ、新商品
開発の余地はたくさんありそうですね。(#^.^#)
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