大丸百貨店、ITを接客に利用して成果を挙げる

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 〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓 2004年3月17日 〓〓〓〓〓〓 

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 ◆◆◆ 日経MJに見るマーケティングの戦略・戦術 341号 ◆◆◆

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      〜〜〜【マーケティング 今日のポイント】〜〜〜
      新規客が入る一方、流出顧客も増えていないか。
         「出るを制す」施策を考えよう。

      〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 ━━━━━━━━━━━━ 2004年3月16日付日経MJより ━━━━━━
 □■□  本日の注目記事(3面)
 ■□■   顧客への最適の対応方法を割り出す  大丸百貨店
 □■□       来店頻度に応じて接客を変える
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 IT(情報技術)を接客に利用して成果を挙げているという記事です。

 ■札幌店を開業1年で営業黒字にし、前期は過去最高益を予想している
 大丸。

 ■売り場ごとに過去2年分の来店実績を分析。前期の来店頻度を縦軸
 (10段階)に今期分を横軸にした百マスのマトリクスの中に顧客を分類
 する。

 ■その位置によって顧客を「維持顧客=つなぎ留めたい優良顧客」「育
 成傾向顧客=これから優良顧客になる可能性の高い顧客」「流出傾向顧
 客」のどれに当てはまるのかを見きわめる。

 ■顧客への接客方法がこの分類表で決まる。

 ■山本社長は「流出顧客を1%引き留めれば、16億円の増収増益になる」
 と指摘する。

           とのこと。それで、↓↓↓

  ────── ∞ ────── ∞ ────── ∞ ───────

  ナルホド、ナルホド … ピンと来た!(^o^)
  ⇒ マーケティングのヒント ⇒ 自分で早速やってみよう!


 ●RFM分析というのをご存知ですか? Recency(最近購入日)、Fr-
 equency(一定期間の購買頻度)、Monetary(一定期間購買金額累計)
 の3つの観点から、顧客をランク分けし、販促方法に反映させるという
 ものです。

 ●大丸のシステムでも、おそらくこれらのデータはすべて出せるだろう
 と思いますが、同社はその中でFrequency(一定期間の購買頻度)を重
 視しています。

 ●「入るを計って出るを制す」と言いますね。お金もお客もメルマガの
 読者数もそうですが、基本的にはこの考え方があてはまります。ただ、
 大丸のような知名度の高いお店は、普通に営業していれば新規客はそこ
 そこ入ってくるでしょう。

 ●ですから、「入るを計る」よりも「出るを制す」方がより重要になる
 と思います。以前、当メルマガでもご紹介しましたが、大丸社長の山本
 良一さんがいつも社員に言っているのは「顧客の手を離すな」ですね。
 弊誌127号⇒ http://www.bushidoman.com/127daimaru.htm

 ●離れていく場合、今まで頻繁に来ていたものがふっつり来なくなると
 いうことは、あまり無いでしょう。遠方へ引っ越した場合はしょうがな
 いですし、販売員の態度に怒った場合などはその販売員が理由を知って
 いるので、手が打てます。

 ●厄介なのは、少しずつ魅力を感じさせられなくなっている場合ですね。
 「いつ来ても欲しいものが無い」となると、購買頻度が徐々に減ってい
 き、やがて完全に他店に移ってしまいます。

 ●ですから、大丸は「徐々に購買頻度が減っているお客」に最大限の注
 意をはらっているわけです。データでは、「前期の来店頻度は高かった
 のに、今期の来店頻度は低い」お客ということになります。

 ●それらの顧客をリストアップし、名前を頭に刻み込む努力などをして
 いるでしょう。プロの販売員というのは、商品知識のみでなく、顧客に
 関する記憶もしっかり保有できるものです。

 ●で、対象者にはきちんと売り場で「提案」をするわけです。絶対に、
 「大丸に来てみたけれど欲しいものが無い」と思わせないようにするた
 めに。
 
 ●さて、自社の課題は「入るを計る」方でしょうか、それとも「出るを
 制す」方でしょうか。その両方かもしれませんね。両方の場合は、担当
 を分けるなどして、しっかり集中してやれるような体制を整えてくださ
 い。

 ――――――――――――― 今日はここまで (^o^) ―――――――

 ■■■ちょっと一言

 マラソンの高橋選手、残念でした。彼女は負けたときも笑顔を絶やさず
 にインタビューを受けるので、好感を持っていたのですが。これにめげ
 ずに、また頑張って欲しいと思います。

 今回の落選は、もちろん選考基準が不明確だったことも問題だと思いま
 すが、高橋選手の側からすれば「最終目標(アテネでの金メダル)のた
 めに力を温存しようとし、目先の目標(代表に選ばれること)達成を人
 まかせにした」点に問題があったと思います。

 「実績で選ばれるだろう」「名古屋国際では好タイムは出ないだろう」
 などという不確定要素に身をゆだね、自力で主体的に勝ち取ろうとしな
 かったわけですね。うーん、私もやってしまいがちです。あくまでも確
 定要素をもとに判断をする姿勢を貫きましょう。(^_^)

 

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