東京交響楽団等、オーケストラもマーケティング

日経MJを読み解く!

 〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓 2004年3月9日 〓〓〓〓〓〓 

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 ◆◆◆ 日経MJに見るマーケティングの戦略・戦術 335号 ◆◆◆

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     〜〜〜【マーケティング 今日のポイント】〜〜〜
          自社の顧客は誰か、商品は何か。
      これを一般社員もスラスラ言える会社は強い。

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 ━━━━━━━━━━━━ 2004年3月9日付日経MJより ━━━━━━
 □■□  本日の注目記事(3面)
 ■□■   マーケティングに目覚める  全国各地のオーケストラ
 □■□         チケットの販促や顧客開拓で工夫  
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 今日は、財源確保のためにマーケティング活動を行い始めたオーケスト
 ラの記事です。

 ■東京交響楽団
 「全国が営業所」を掛け声に東京以外のマーケット拡大に取り組む

 1999年からは新潟市内のホールでも年5回の定期公演を実施。

 東京公演と同内容のプログラムにしたのが奏功した。

 ■札幌交響楽団
 宇多田ヒカルの楽曲「First Love」がオーケストラの演奏で満員の会場
 に流れた。

 「収益的に成り立つ公演」を目標に掲げた。

 ■日本フィルハーモニー交響楽団
 同楽団の常任指揮者、小林研一郎氏は「コバケン」としてファンに親し
 まれており、同氏を売り物にしたチケットを売り出している。

 「コバケン・セット券」は小林氏がタクトを振る年間の演奏会チケット
 をまとめたもので、通常S席で49200円する料金が2割引になる。

           とのこと。それで、↓↓↓

  ────── ∞ ────── ∞ ────── ∞ ───────

  ナルホド、ナルホド … ピンと来た!(^o^)
  ⇒ マーケティングのヒント ⇒ 自分で早速やってみよう!


 ●記事によると、オーケストラの多くは財団法人だそうです。財団法人
 というのは、ある目的を実現するために寄付を募り、その寄付金(=財
 産)や利子で運営するものですが、現在、寄付そのものが減り、経営が
 苦しくなっているようです。

 ●そこで、自前でお金を稼ぐように努力しなければならず、マーケティ
 ングに目覚めたということですね。この記事にある3つの楽団の事例は、
 それぞれ異なったアプローチをしており、興味深いものになっています。

 ●東京交響楽団は、東京だけでなく、地方公演も重視するという戦略で
 す。地方のクラシックファンを取り込み、すそ野を広げるため、今まで
 は地方版のプログラムしか組んでいなかったのを、東京公演と同じ本格
 的なものにしました。

 ●札幌交響楽団は、演奏曲目にポップスを取り入れました。高校や中学
 のブラスバンド等がポップスを演奏するのはよく耳にしますが、プロが
 コンサートでポップスを演奏することは話題になったでしょう。

 ●これによって、オーケストラの演奏を聴くという、高尚で敷居が高い
 イメージが取り払われ、あまりクラシックに関心が無い人もちょっと行
 ってみようという気になったのでしょうね。大成功だったようです。

 ●日本フィルは、「誰が」指揮をするかというところを売りにしました。
 大人気の指揮者がタクトを振る演奏を割安で聴けるという、お得感を醸
 成したわけですね。

 ●戦略の方向性としては、顧客では新規客獲得か、既存客深耕か。商品
 では新商品をぶつけるか、既存の商品を提供するかがあり、この2つと
 2つを組み合わせて、4つの方向性ができます。

 ●記事の交響楽団の方向を大雑把に分類するとすれば、東京交響楽団は
 「新規客に既存商品を」、札幌交響楽団は「新規客に新商品を」、日本
 フィルは「既存客に既存商品をより深く」、それぞれ提供することにし
 たと言えるでしょう。

 ●同じ交響楽団でも三者三様になるのは、それぞれを取り巻く外部環境
 と、内部の強み・弱みが異なるので当然のことです。例えば日本フィル
 は、「コバケン」さんが強みですから、それを最大限に生かす戦略を採
 用したわけですね。

 ●先の4つの方向性のうち、自社はどちらに進めばよいか明確になって
 いますか。つまり、わが社の顧客は誰で、何を提供するのかということ
 です。明確で無いならば、来年度の計画を練るのにちょうどよい節目の
 時期ですから、この際きちんと検討しましょう。

 ●そして、経営計画の発表会や個別のミーティングを通じて、全社員に
 浸透させてください。社員一人一人が「顧客と商品」を簡潔に言えては
 じめて「戦略的統一」がなされた組織ということができ、各自の主体性
 が発揮される強い会社になるのです。

 ――――――――――――― 今日はここまで (^o^) ―――――――

 ■■■ちょっと一言

 昨夜、あのSMAPの草なぎ剛さんが韓国語をマスターし、全編韓国語
 の映画を作るまでのストーリーをテレビでやっていましたね。ご覧にな
 った方も多いのではないでしょうか?

 もちろん韓国語をマスターしたのはすごいことですが、私はそれよりも、
 日本語では口数が少ない彼が、韓国語でしゃべるとずい分快活に、楽し
 そうに話をすることが印象に残りました。

 周囲から「すごい」と誉められるのもいい気分になる要因でしょうけれ
 ども、どうもそれを超えて「自分が本当に好きなことを見つけた人」特
 有の明るさを感じました。まさに「世界に一つだけの花」を自らやって
 いるかのようです。

 ただ、テレビを見ていたら、韓国語をマスターするために相当努力した
 のもわかりました。やはり、自分の道はその辺りに転がっているもので
 はなく、つかみ取るものですね。(#^.^#)

 

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