成田ゆめ牧場、こだわり商品をメルマガで売る

日経MJを読み解く!

 〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓 2004年2月20日 〓〓〓〓〓〓 

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 ◆◆◆ 日経MJに見るマーケティングの戦略・戦術 323号 ◆◆◆

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     〜〜〜【マーケティング 今日のポイント】〜〜〜
        「何をしないか」はっきりしているか。
      戦略が行き渡れば大きなパワーが発揮される。

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 ━━━━━━━━━━━━ 2004年2月19日付日経MJより ━━━━━━
 □■□  本日の注目記事(9面)
 ■□■   こだわり商品をメルマガで売る    成田ゆめ牧場
 □■□     モットー「オリジナル商品を正直に販売する」
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 「成田ゆめ牧場」、ご存知ですか。おそらく関東では有名なのだろうと
 思います。今日はそこが開設しているネットショップに関する記事から。
 ※成田ゆめ牧場のサイト⇒ http://www.yumebokujo.com/

 ■独自に企画した商品が主婦を中心に人気を集めており、昨年12月には
 ネット通販の月間売上高が1800万円に達した。

 ■2001年4月にネット通販に本格参入した。

 ■サイトの集客の要となっているのがメールマガジンで、約21万人の会
 員に毎週2回程度配信している。

 ■聞間(ききま)陽子店長と、雑誌編集者から転職した竹内謙礼・企画
 広報課長が中心となってメルマガを執筆・編集している。

 ■最近、サイトで人気が高まっているのが、牛乳やヨーグルトなどの乳
 製品を配合したオリジナルの化粧品類だ。

           とのこと。それで、↓↓↓

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  ナルホド、ナルホド … ピンと来た!(^o^)
  ⇒ マーケティングのヒント ⇒ 自分で早速やってみよう!


 ●ネットショップのメルマガは、読者数数万人以上というのはめずらし
 くありません。ですから「約21万人」に送付しているといっても、その
 数そのものは驚くようなことでもないと思います。読者数を増やすのに
 は懸賞を用いているのでしょう。

 ●問題は、そのメルマガが読者の商品購入につながるような、質の高い
 ものかどうかですね。バックナンバーを読んでみると…。

 ●かなりショックを受けてしまいました。その高い戦略性とライティン
 グ技能に。同じようにメルマガを書いているものとして、上には上がい
 るなぁ、と。

 ●聞間さん(ずい分めずらしいお名前ですね)は、「楽天市場ショップ
 ・オブ・ザ・イヤー2年連続ベスト店長賞」を受賞したそうです。選ば
 れたのは、メルマガによるところが大きいのではないかと思います。

 ●メルマガの目的、ターゲット、ターゲットを意識したライティング、
 そして自然と商品を買いたくなるような構成。雑誌編集者から転職した
 という課長の竹内さんの指導もすぐれているのでしょうね。

 ●しかし、いくらメルマガがいいと言っても、まだネットショップ開設
 から3年足らずで、しかも経営母体は牧場です。普通の企業がやっても
 なかなかうまくいかないのに、どうして牧場が…。

 ●そう思ってサイト(楽天の方です)をよく見てみると、この牧場の会
 社概要にこうありました。

 成田ゆめ牧場の絶対に守り続ける3つのポリシー
 ・酪農にこだわる
  創業は明治20年。100年以上の歴史を持つ牧場だから、とことん酪農
  にはこだわります!
 ・電気仕掛けの大きなアトラクションを置かない
  ジェットコースターや観覧車は牧場に必要ありません。必要なのは
  「自然」と「遊び心」です。
 ・アニメショーをやらない
  キャラクターのショーよりも、もっともっと楽しい体験を用意して
  おります

 ●これで、謎が解けた気がしました。経営戦略がしっかりしている会社
 は、「何をして何をしないか」を明確にしています。トップがこのこと
 を理解しているということは、それが組織の隅々に行き渡っているはず。

 ●戦略が明確だと、戦術(具体策)もそれに添ったものを現場で採用で
 きます。おそらくネットショップを開設するに当たっても、事前に全体
 の基本戦略との整合性をはかりつつ、ショップの目的、方針を明確にし、
 具体策を練ったことでしょう。

 ●その中で、メルマガの活用や、プロを採用する案も浮上し、雑誌編集
 者だった竹内さんがスカウトされたのかもしれません。食品や化粧品な
 どの商品のラインナップや生産個数、方法等も、戦略方針に基づいたも
 のでしょう。

 ●「成田ゆめ牧場」のサイトと楽天のショップから、この会社の経営が
 非常に戦略的に、かつ緻密に行われている印象を受けました。しかも牧
 場ですからのんびり楽しんでやっている感じですね。

 ●自社は「何をして何をしないか」明確ですか。それがはっきりしてい
 れば、社内が戦略的に統一され、一本筋の入った会社になります。儲か
 ることなら何にでも手を出すという姿勢では、結局は儲からない会社に
 なってしまいます。気をつけましょう。
 
 ――――――――――――― 今日はここまで (^o^) ―――――――

 ■■■ちょっと一言

 聞間さんのメルマガを読んで、遠い昔、中学生の頃、卒業文集の表紙を
 先生に依頼されたときのことを思い出しました。

 私は性格そのままに、明朝体の、しかも定規で測ったような5センチ四
 方くらいの文字で、「卒業文集」と書いた表紙を作ったのです。

 たぶん先生はそれを見て、「ダメだこりゃ」と思ったのでしょうね。私
 には言わずに別の女子生徒にも頼んだみたいでした。その女子が書いた
 表紙は「卒業文集」の文字はおどるように楽しく、しかもかわいい絵入
 り。「すまん濱本、悪いけどこっちにするから」と。

 くやしかったですが、その女子生徒が書いた表紙を見て、自分のセンス
 の無さを認めざるをえませんでした。□(四角)が、○(丸)にやられ
 た感じ。聞間さんのメルマガは○ですね。特にショップ運営者には、も
 のすごく参考になると思いますよ。(^_^)

 

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