売れ筋ブランド次々に育てる、パル

日経MJを読み解く!

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 〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓 2004年1月27日 〓〓〓〓〓〓 

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 ◆◆◆ 日経MJに見るマーケティングの戦略・戦術 306号 ◆◆◆

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     〜〜〜【マーケティング 今日のポイント】〜〜〜
          人はそれぞれ得手、不得手がある。
      得手同士を組み合わせれば行き詰まりは無い。

     〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 ━━━━━━━━━━━━ 2004年1月27日付日経MJ1面 ━━━━━

 ■関西のアパレル企業、パルは、「2004年2月期決算も増収増益で、連
 結売上高は前年度より26%増え246億円に達する見通し」。同社では、
 現在ブランドが30あるとのこと。「買い手と同じ視線にたった若手の感
 性と、ベテラン社員の管理能力の二人三脚」が、「多くのブランドを軌
 道に乗せている機動力の秘密」だという記事を読みました。

             それで、↓↓↓

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  ナルホド、ナルホド … ピンと来た!(^o^)
  ⇒ マーケティングのヒント ⇒ 自分で早速やってみよう!


 ●パルについては、以前にも、「拝啓社長殿」というユニークな制度で
 数々の売れ筋ブランドを生み出している企業だという記事が掲載された
 ことがあり、弊誌でも取り上げました。
 こちらです⇒ http://www.bushidoman.com/47haikei.htm

 ●成長を支えているのは、社員の力を引き出す仕組みですね。高度成長
 期は「機関車型」、つまり社長が先頭車両で後ろの車両を引っぱればよ
 かったのですが、今は「新幹線型」、全車両に動力が必要な時代です。

 ●このような例えは口でいくらでも言えるのですが、実際に成功してい
 る企業はかなり少ないでしょう。

 ●1人の人間だけでも、かなりの知恵を生み出せます。機関車型の企業
 は、社長の知恵をフル稼働させていたわけです。それでやっていけたの
 は、消費者のニーズが似たり寄ったりだったからですね。

 ●現代のように生活必需品が行き渡ったあとは、それぞれが欲しいもの
 はバラバラになっていきます。それに対応するには、社長の知恵だけで
 は足りません。全社員が社長のように知恵を活用する必要があります。

 ●社長はそのまとめ役となるわけです。また、社員も個々に得手、不得
 手がありますから、それぞれに得意なことをやらせて、組み合わせる必
 要があります。その方が効率的ですね。

 ●パルでは、主に「感性」の部分を若者が担っているようです。記事で
 は23歳の女性が1つのブランドの感性に関わる部分の総責任者になって
 いる事例が紹介されています。

 ●しかし、マネジメントはまず無理でしょう。そこで、実務はベテラン
 社員である52歳の男性が取り仕切っています。何か奇妙な取り合わせで
 すが…。

 ●若旦那に番頭がついているような感じです。それぞれのブランドごと
 に番頭がいれば、トップの社長もいちいち細かいところまで口を出す必
 要もありません。

 ●若者相手の商売は、同じ若者の中ですぐれた感性をもったものを中心
 にしてやっていくにこしたことはありません。ただしそれは、商品開発
 や接客の面においての話です。

 ●数々のベンチャー企業が倒産して、経済界のベテラン社長が「カネに
 甘すぎる」と批判していた記事を雑誌で読んだことがありますが、逆に
 感性の部分は、そのベテラン社長は「古すぎる」のでは。

 ●個々の社員がアイデアを泉のように出したくなる仕組み、よいアイデ
 アにはスポットライトをあて、伸ばす仕組みを作りましょう。そこさえ
 枯れないようにしておけば、今の日本にはマネジメントのできる人はた
 くさんいるので心配はありません。
 
 ――――――――――――― 今日はここまで (^o^) ―――――――

 ■■■ちょっと一言

 パルでは、若い社員がずい分活躍していますが、多くの若者は、「いっ
 たい自分が何に向いているのかわからない」と悩んでいるのではないで
 しょうか。わからないまま、中年になっていく人も少なくないかもしれ
 ません。

 1月17日付けの日経MJ10面「注目チャート」欄で、『13歳のハロー
 ワーク』という本が紹介されていましたので買ってみました。

 著者は小説家の村上龍さんです。「はじめに」の部分に、「わたしは1
 日に12時間原稿を書いて、それを何ヵ月も、何年も続けても平気です。
 それは、小説を書くことが、わたしにぴったりの仕事だからです」とあ
 ります。村上さんの願いは、そのように自分に向いた仕事を若い人に見
 つけて欲しいということなんですね。

 今、この本は、私の高校生の息子の机の上にあります。自分から「見せ
 てくれ」と言ってきたので、少しは将来のことを考えているようです。
 お子さんのいらっしゃる人や、なかなかやりたいことが見つからない人
 にお勧めの本です。「何も好きなことがないとがっかりした子のための
 特別編」など、さすが小説家とうならされる部分もありますよ。(#^.^#)

 『13歳のハローワーク』(幻冬舎)
 

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