接客力アップで売上2ケタ増、スギ薬局

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 ◆◆◆ 日経MJに見るマーケティングの戦略・戦術 302号 ◆◆◆

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     〜〜〜【マーケティング 今日のポイント】〜〜〜
       客単価アップを掛け声だけでやるのは危険。
       コンサルティングセールスは訓練が必要だ。
     
     〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 ━━━━━━━━━━━ 2004年1月20日付日経MJ1面より引用 ━━━
 
 ■中部を地盤とするドラッグストア7位のスギ薬局が、既存店売上高2
 ケタ増のハイペースで急成長している。冷夏・暖冬という今期のマイナ
 ス要因をはねのけたのは、薬剤師らによる徹底したカウンセリング販売。
 顧客心理を巧みに読み、自社推奨品を手に取ってもらう。

 ■「自分から話をしてはだめ。お客さんの説明を聞いて」。名古屋市の
 スギ薬局伏見店の2階にある薬事研修センター。毎日のように薬剤師が
 詰めかけ、調剤技術や接客術を学ぶ。

 ■同センターには日々、店頭での接客事例が報告される。新製品をどう
 説明したら売れたか、ついで買いで薦める商品は何かなど、成功体験を
 すぐにカリキュラムに反映して共有する仕組みだ。

 ■センター開設は2001年10月。それまで2年がかりで自社社員の講師を
 育成し研修プログラムも自前で作った。講師の名は秘中の秘。引き抜き
 によるノウハウ流出を恐れているためで、それほどこの教育システムを
 重視しているわけだ。

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  ナルホド、ナルホド … ピンと来た!(^o^)
  ⇒ マーケティングのヒント ⇒ 自分で早速やってみよう!


 ●スギ薬局がやっているのは、実はごく一般的なことで、ちょっと勉強
 熱心な小売業の方なら知っているでしょう。しかし、きっとこう言いま
 す。「理屈はわかるが、できないんですよねぇ」と。

 ●売り上げは客数と客単価を掛け合わせたものですが、今の時代、客単
 価を上げるのは難しく、下手にやると顧客離れを招きます。ですから、
 まずは客数の方からアプローチすることをお勧めします。

 ●例えば、DM送付→開封→認知→興味→来店→購入の各段階を顧客が
 高確率で上るように、マーケティングプロセスを設計するやり方です。
 設計をきちんとすれば、実施する人による差がそれほど出にくいのです。

 ●しかし、下手な経営者は、自らはそのようなプロセス設計をせずにい
 ながら、「もっとうまく売れ。プラスワン作戦で、とにかくもう1品勧
 めろ」とやってしまいがちです。販売員は強引に押し売りをやってしま
 います。

 ●なぜそうなるかと言うと、経営者自身が「コンサルティングセールス」
 というものをよくわかっていないからですね。これは、そう簡単に身に
 つくものではありません。

 ●日常、そのような思考回路を使っていないことが一番の原因ですが、
 その次に、経営者も販売員も「とにかく売り上げをあげなければ」と思
 って気があせるので、落ち着いてお客の話を聞いていられないのです。

 ●おそらく、この「売らねばならない」という部分をはずしてあげれば、
 身につくのは早いでしょう。そして、「自分は病院の医者だと思いなさ
 い。相手の症状をよく聞き、その原因を探り当て、問題解決案を提案し
 てあげるのですよ」と教えれば、徐々にできるようになっていきます。

 ●スギ薬局では「アニマリンL」という商品を徹底して売ったようです
 が、普通のお店の販売員は最初から「アニマリンLはいいですよ。ぜひ
 試してみてください」などとやってしまいます。スギ薬局ではどのよう
 な研修を実施して、販売員を教育したのでしょうか。以下、推測です。

 ●まずは固定客との人間関係ができていることが大切です。自然にお客
 と会話ができることですね。そして「今年はこんな風邪がはやるらしい
 ですよ。注意してくださいね。」とネタを振ります。もちろん最終的に
 「アニマリンL」を売るためです。

 ●お客はたいてい自分のことを話したがります。「話を聞いてもらえる」
 ことが心地よいのです。お客がいろいろと話し始めたら、「いつもどん
 な症状になるのですか?」「何か気をつけていることはありますか?」
 などとたまに質問をはさみつつ、よく相づちを打ちながら聞きます。

 ●その際、お客に感情移入をすることが大切です。お客の困った経験を
 自分の経験として感じながら聞くのです。当然、お客がつらそうな顔を
 したら、こちらも同じような表情になるでしょう。

 ●お客が十分話しきっていないのに、「それには『アニマリンL』がピ
 ッタリ!」などと言ってはいけません。(^_^;) 仮に購入に結びついた
 としても「売りつけられた」感じが残るでしょう。次からは他店に行っ
 てしまいます。

 ●十分話を聞いたうえで、お客の症状への対処法や予防するために重要
 なことを薬剤師という専門家の観点から話します。そして、その後に初
 めて「うちのアニマリンLは、かなり予防効果が高いですよ」と商品を
 紹介します。販売でなく紹介ですね。

 ●2〜3点、そのアニマリンLと同じような商品を並べ、「中でもお薦
 めは、この『アニマリンL』です。」と言った方が説得力が出ます。こ
 のような手順で展開すれば、かなりの確率で売れるでしょう。

 ●実際の研修内容はわかりませんが、スギ薬局は、接客で売る訓練を自
 社社員を講師として徹底的にやったからこそ成果が出たのです。これが
 できて初めて、客単価アップという戦略目標を掲げることができます。

 ●コンサルティングセールスをするときは、販売員でも「先生」です。
 先生が販売してはいけません。あくまでも、相手をよくするための提案
 を、「売ろう」という意識抜きで行うことが成功のポイントです。
 
 ――――――――――――― 今日はここまで (^o^) ―――――――

 ■■■ちょっと一言

 コンサルティングに必要な2大項目は、「感情移入」と「論理的思考力」
 です。どちらが欠けてもコンサルティングはできません。これらを身に
 つけるには、販売の場面だけでなく普段からこの2つを心がけておく必
 要があります。

 ところで、正月明けから取り組んだダイエットですが、ちょうど2週間
 で無事3kg減の目標を達成できました! パチパチパチ…\(~o~)/

 メルマガで宣言すると、どうしてもやらざるをえないという意識も働い
 ていいようです。メルマガを発行している方はお試しください。ただ、
 途中で「書かなきゃよかった…」と少し後悔したりするかも。(^_^;)

 私の場合、ただ食べる量を減らすだけで、あまり健康的とは言えないの
 ですが、先日(1月18日)、テレビの『発掘!あるある大事典』で呼吸
 法の訓練が紹介され、毎日15分やれば、個人差はあるものの10日で1〜
 2kgやせられると言ってました。これは集中力アップにもよさそうなの
 で、少し続けてみようと思います。関心のある方はこちらをどうぞ。↓

 『発掘!あるある大事典』⇒ http://www.ktv.co.jp/ARUARU/ 
 
 さて、あとはリバウンドしないように気をつけよう。(#^.^#)

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